SEO対策の費用はいくら?施策別の相場と料金体系、予算の決め方

SEO対策の費用はいくら?施策別の相場と料金体系、予算の決め方

更新日:2026/10/27

SEO対策の費用は、社内で進めるなら無料ツールの範囲で0円から、外部に頼むならコンサルティングで月額10万〜50万円程度が目安です。本記事では、施策別の費用の早見表と料金体系、運用体制別の月額予算、見積もりの比べ方を解説します。

費用対効果を高める進め方や外注を検討するタイミングにも触れるので、社内稟議や相見積もりの準備に役立ててください。

SEO対策の費用相場はいくら?

SEO対策の費用はいくら?施策別の相場と料金体系、予算の決め方-1

SEO対策を外部に依頼する費用は、コンサルティングで月額10万〜50万円程度(大規模サイトや実装まで含む総合支援は月額50万〜100万円以上)、記事制作で1記事3万〜20万円程度が目安です。

施策

主な作業

支払いの単位

費用の目安

別料金になりやすい作業

コンサルティング

戦略の立案、改善提案、定例での報告

月額

月額10万〜50万円程度(大規模サイトや実装まで含む総合支援は月額50万〜100万円以上)

記事の執筆、サイトの改修作業

内部対策

サイト構造・タイトル・内部リンクの調査と修正指示

単発または月額

調査と指示書は1回5万円〜、継続支援は月額5万〜50万円程度

指示どおりにサイトを直す実装

外部対策

取材・寄稿・PRなど、自然な被リンクにつながる施策

月額または単発

施策と範囲に応じた個別見積もり

記事広告の掲載費

キーワード設計

検索語の調査、狙う語の優先順位づけ

単発

語数と納品物による(1回30万〜50万円程度の例)

記事の構成案の作成

記事制作

構成案の作成、執筆、編集

記事単価・文字単価

1記事3万〜20万円程度

入稿、画像の作成、専門家の監修

SEOツール

検索順位の計測、競合の分析

月額

無料〜月額10万円程度

利用者の追加、上位プランへの変更

サイト設計・リニューアル時のSEO

サイト構造・URLの設計、旧サイトからの移行設計とリダイレクト

プロジェクト単位

サイト設計は50万〜100万円以上、リニューアル時のSEOは50万円〜数百万円(規模と移行の範囲による)

デザインや機能の開発(制作費)、公開後の運用

※2026年10月13日時点で公開されている事業者サイトの解説・料金例をもとに作成した目安の表です。税区分の記載がない掲載元を含むため、税込・税別を区別していません

同じ「SEO対策」でも、依頼先が引き受けるのは戦略の助言だけなのか、記事の執筆やサイトの改修までなのかで、金額は大きく変わります。見積もりを並べる前に、表の施策を「外部に任せるもの」と「社内で担うもの」に振り分けておきましょう。

コンサルティングは定例の回数や対象ページの数、記事制作は文字数と調査の深さで単価が上下します。表の金額は目安の幅と考え、依頼する範囲によってはこの幅を外れることを前提にしてください。

また、依頼先の規模によって、相場は動きます。SEO会社の解説記事では、依頼先の規模ごとにコンサルティングの月額の目安を挙げています(2026年10月13日時点)。依頼先が大手企業なら30万〜100万円、中小企業なら10万〜50万円、個人・フリーランスなら5万〜20万円で、早見表の目安(月額10万円〜)を下回る例もあります。

記事制作の文字単価もプランで変わります。料金表を公開している記事制作会社の場合、社内で作った構成をもとに書いてもらうプランが4.5円から、難しい検索語向けに調査を深めるプランが10円からと、2倍以上の開きがあります(記事制作会社1社の例。税別、2026年10月13日時点、公式サイトより)。記事制作を頼む前に、構成を社内で作るのか、調査から任せるのかを決めれば、各社の単価を同じ条件で比べられるでしょう。

表のサイト設計・リニューアル時のSEOは、サイト構造や移行の設計にかかる費用の目安で、サイトの制作費は別にかかります。制作会社の見積もりに検索を考えた設計が含まれるか、旧サイトからの移行対策が別料金かで総額が変わります。デザインや機能の開発といった制作費の内訳は、ホームページ作成の費用の記事で詳しく解説しています。

※出典:株式会社デジタルアイデンティティ「SEO対策の費用相場はいくら?サービスや料金体系別に特徴を解説」(2026年1月6日更新、2026年10月13日確認)

※出典:シュワット株式会社「記事作成代行の料金プラン・費用一覧|格安記事作成代行ウルトラ」(2026年10月13日確認)

SEO対策の主な料金体系

SEO対策の料金体系は、月額固定型、成果報酬型、スポット型の3つが基本です。

料金体系

支払いが発生する条件

予算の組みやすさ

向いている依頼

月額固定型

契約期間中、毎月一定の額を払う

毎月の額が一定で組みやすい

継続的な改善と記事の追加

成果報酬型

契約で決めた順位や成果を達成した日・月に成果分を払う。初期費用が別にかかる契約もある

成果しだいで月ごとの額が動く

狙う語が少なく、成果の定義が明確な依頼

スポット型

依頼した作業ごとに契約した額を払う。前払いの例もある

1回ごとの額で組める

サイト診断、キーワード設計、リニューアル時の対策

予算の管理のしやすさは、支払いの上限を決められるかどうかで変わります。月額固定型とスポット型は契約時点で総額を見通しやすい一方、成果報酬型は成果が多く出た月ほど支払いが増えるため、月ごとの上限額を契約に盛り込む必要があります。

月額固定型:毎月の費用で継続的な改善を依頼する

毎月一定の額で分析や改善提案、記事の追加などを継続して依頼する形です。

月額固定型は、成果が出るまで時間のかかるSEOと相性のよい料金体系です。毎月の支払額が一定で予算を確保しやすいため、改善を途切れさせずに続けられます。月額に含まれる作業の量は契約ごとに違うため、定例の回数や記事の本数をそろえてから金額を比べてください。

成果報酬型:順位などの成果に応じて費用がかかる

狙った検索語が、契約で決めた順位に入った日や月に、成果分の料金がかかります。SEO会社の解説記事によると、1語あたり1万〜20万円程度が多く、月末時点の順位に応じて月額で課金する例が挙げられています(2026年10月13日時点)。別のSEO会社の解説記事では、目標の順位に入った日数に応じて、1語あたり日額で費用を計算する例も紹介されています。

成果が出なければ成果分の支払いは発生しない半面、成果の定義が順位だけだと、問い合わせにつながらない語で費用がかさむことがあります。語ごとに課金する契約では、複数の語で同時に成果が出た月に請求額が大きく増えます。なお、成果報酬は成果が出たときに支払う仕組みで、順位を保証するものではありません。Googleも、Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できないとしています。

※参考:Google 検索セントラル「SEO 業者の利用を検討する」

※出典:株式会社メディアリーチ「【2026年】SEO対策の費用相場・料金早見表・10秒でわかるSEO料金見積ツール」、株式会社仁頼「成果報酬型SEOは本当にお得?月額固定型との比較で見えるリスク」(メディアリーチは2026年3月10日更新、仁頼は2026年7月21日更新。いずれも2026年10月13日確認)

スポット型:診断や改修を1回単位の費用で依頼する

スポットは、サイトの診断、キーワード設計、リニューアル時の移行対策のように、作業の終わりがはっきりしている依頼で使われます。SEO会社の解説記事では、スポットの費用は1回10万〜50万円程度が目安とされており(2026年10月13日時点)、対象ページの数と調査の深さで金額が上下します。

スポットの目安(1回10万〜50万円程度)より安い例では、内部対策に絞って改善箇所を調べ、修正指示書を出す作業を5万円(税別)から引き受ける会社があります(記事制作会社1社の例。2026年10月13日時点、公式サイトより)。指示書を受け取ったあとの修正は社内の担当者かWeb制作会社が担うので、実装の費用は別に見込んでおきましょう。

※出典:株式会社メディアリーチ「【2026年】SEO対策の費用相場・料金早見表・10秒でわかるSEO料金見積ツール」、シュワット株式会社「記事作成代行の料金プラン・費用一覧|格安記事作成代行ウルトラ」(メディアリーチは2026年3月10日更新。いずれも2026年10月13日確認)

運用体制別に見るSEO対策の月額費用シミュレーション

SEO対策の費用はいくら?施策別の相場と料金体系、予算の決め方-2

SEOの月額予算は、社内でどこまで担うかによって、無料ツールだけの0円から月額数十万円まで変わります。SEO記事を毎月4本追加する計画を6か月続けた場合で比べると、外注費とツール費の合計は、内製中心で5,400円、一部外注で約63万円、全体外注で約243万円です。

運用体制

外注費(月額・税別)

ツール費(月額・税別)

社内の作業時間(月)

6か月の外注費とツール費(単純合計)

内製中心

0円

900円

40時間

5,400円

一部外注(記事制作を依頼)

104,000円

900円

20時間

629,400円

全体外注(コンサルティングと記事制作を依頼)

404,000円

900円

10時間

2,429,400円

※記事制作会社1社の公開料金で、記事(文字単価6.5円・税別で4,000字×4本)とコンサルティング(オプションの月額30万円〜・税別)を試算しました。文字単価型の料金では、この試算の1記事2万6,000円のように、早見表の目安(1記事3万円〜)を下回る例もあります

※ツール費は、Googleの順位を測れるクラウド型ツール1製品の最安プラン(月額900円・税別、税込990円)で試算しました

※合計は、税別の外注費とツール費の単純合計で、社内の人件費は含みません。社内の作業時間は仮の値で、検索順位や成果を約束するものではありません

執筆や改修などの作業を外部に移すほど、社内の作業時間は減ります。予算を比べるときは、体制ごとの外注費の差額と、浮いた時間を担当者がほかの業務に回せる価値を並べて判断しましょう。

※出典:シュワット株式会社「記事作成代行の料金プラン・費用一覧|格安記事作成代行ウルトラ」、株式会社IIP「Nobilistaのご利用・料金プラン」(いずれも2026年10月13日確認)

内製中心:ツール費と担当者の工数を見込む

内製中心の体制では、ツールの利用料と担当者の工数を予算に見込みます。Search Consoleは無料で使えるため、ツール代がかかるのは、順位の計測や競合の分析に有料ツールを加える場合です。

外部への支払いが少ない代わりに、担当者の人件費がかかります。たとえば、記事の企画から執筆、公開後の分析までを1人で担うと、毎月4本の記事を追加するだけで、作業時間は数十時間に及びます。担当者の時給に作業時間を掛けた額を、社内の費用として予算表に書いておきましょう。

内製中心が向いているのは、狙う語の数が少なく、社内に記事を書ける人がいる場合です。担当者がほかの業務と兼務していて記事の追加が止まりがちなら、執筆だけを外部に任せる一部外注に切り替えたほうが費用対効果は上がりやすくなります。

一部外注:不足する業務の費用を加える

社内で手が回らない業務だけを外部に依頼する一部外注では、内製の費用にその業務の外注費を加えて予算を組みます。執筆を任せるなら、費用は文字単価か記事単価で決まり、調査の深さや監修の有無で上下します。

執筆だけを任せても、狙う語や記事の方針を決める作業は社内に残り、担当者の時間はゼロになりません。依頼する業務と社内に残す業務の境目を決め、社内に残す作業の担当者を割り当てておくと、外注費が想定外に増えにくくなります。

外部に任せやすいのは、記事の執筆や内部対策の調査のように、作業の範囲と納品物を決めやすい業務です。見積もりの段階で、記事1本あたりの文字数や修正の回数など、作業量の上限をそろえましょう。

全体外注:継続支援と社内対応の費用を見込む

全体外注の予算は、戦略の立案から記事の追加、効果の分析までを任せる継続支援の費用に、社内対応の人件費を加えて見込みます。

通常、コンサルティングと記事制作の両方を任せるため、試算の外注費は3つの体制でもっとも大きくなります。その分、SEOの担当者を置けない企業や、短期間で記事を増やしたい企業には、人手をそろえる手間を省けるのがメリットです。

すべてを任せても、提案の承認・サイト修正の社内調整・事実関係の確認といった自社の仕事は残ります。定例への出席や原稿の確認にかかる時間も、人件費に換算して予算に計上してください。

SEO対策の見積もりで確認するポイントと注意点

SEO対策の費用はいくら?施策別の相場と料金体系、予算の決め方-3

SEO対策の見積もりは、金額だけで比べず、成果の定義、料金に含まれる作業量、契約期間、追加料金の4点をそろえてから比べましょう。

確認する項目

見積書の該当箇所

総額が変わる条件

成果の定義

成果報酬の条件、報告する指標

順位だけを成果にすると、問い合わせにつながらない語にも費用がかかる

作業量

記事の本数、定例の回数、対象ページ数、無料で直せる範囲

契約した本数や回数を超える依頼は、別料金になることがある

契約期間

最低契約期間、更新の条件

途中で解約した場合に、残りの期間分を払う契約がある

追加料金

修正、入稿、監修、画像の料金

本体の料金に含まれない作業を追加で頼むと、その分総額が増える

表の「総額が変わる条件」は、見積書の金額だけでは分からないことがあります。見積書を受け取ったら、各項目の記載があるかを依頼先の担当者に聞き、なければ書き足してもらいましょう。

成果の定義

成果報酬なら、何を達成したら料金がかかるのかを最初に確かめます。順位、検索からの訪問数、問い合わせ数のどれを成果とするかで、同じ金額の意味が変わります。

月額固定の契約では、毎月の報告で追う指標を見積もりの段階で決めておけば、払う目的が契約後にぼやけません。

料金に含まれる作業量

見積書に「SEO対策一式」とだけあれば、記事の本数、修正の回数、レポートの頻度を数字で書いてもらいましょう。記事制作の料金を公開している会社には、要望とのずれや誤字の修正は無料、要望にない追加や大幅な修正は内容に応じて別料金とする線引きを設けている例があります。

契約期間

SEOは成果が出るまで時間がかかるため、3か月や6か月の最低契約期間を設ける会社があります。最低契約期間分の総額と、途中で解約したときに払う額を計算しておきましょう。

更新が自動か、更新前に見積もりを出し直すかは、翌年度の予算に関わります。稟議の資料には、初年度の総額と2年目以降の月額を分けて書いておきましょう。

追加料金

修正、入稿、画像、専門家の監修が料金に含まれるかは、会社ごとに違います。見積書に載っていない作業は、一式の料金に含まれるかを先に聞き、含まれない作業だけ発注前に料金を出してもらいましょう。

相見積もりでは、複数の会社に同じ依頼条件を渡し、月額・最低契約期間・含まれる作業を1枚の表に並べます。条件がそろえば、金額の差が作業量と単価のどちらから来ているかが分かります。

順位の保証をうたう見積もりに注意する

見積もりや提案書に「1位を保証」「必ず上位表示」とある場合は注意が必要です。Googleは、Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できないとしており、掲載順位を保証すると主張する業者や、Googleとの「特別な関係」を強調する業者に注意するよう呼びかけています。

被リンクの本数を売りにする見積もりも、リンクをどう獲得するのかを契約前に確かめましょう。Googleのスパムに関するポリシーでは、ランキングを上げることを目的としたリンクの売買をリンクスパムの例に挙げています。依頼先の見極め方は、SEOの外注を解説した記事で紹介しています。

※参考:Google 検索セントラル「SEO 業者の利用を検討する」

※参考:Google 検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」

SEO対策の費用対効果を高めるには?

SEO対策の費用はいくら?施策別の相場と料金体系、予算の決め方-4

検索から増えた問い合わせが生んだ利益と、かけた費用を比べれば、SEOに払った費用を回収できたかが分かります。次の3つを押さえると、費用対効果を高めやすくなります。

・問い合わせや商談のように、売上に近い数字で目標を決める

・成果に近いページの改善から予算を使う

・同じ指標と条件で効果を測り続ける

検索順位は、途中経過の指標として扱いましょう。

集客後の成果から目標を決める

目標は「1か月に問い合わせを何件増やすか」のように、売上に近い数字で決めます。問い合わせから商談に進む事業では、検索から訪れた人が問い合わせや資料請求に進んで初めて売上につながるためです。

問い合わせ1件の価値は、成約率と受注額、粗利率から逆算できます。たとえば成約率が20%、平均の受注額が100万円、粗利率が50%なら、問い合わせ1件あたりに見込める粗利は10万円です。外注費が月額40万円なら、検索経由の問い合わせが毎月4件増えれば外注費と釣り合います。ツール費や社内の人件費を加えて比べれば、予算の妥当性を説明しやすくなります。

成果に近いページから改善する

予算が限られているなら、問い合わせに近いところから手を付けます。

・料金ページ、事例ページ、比較ページ:問い合わせの前に読まれているかをデータで調べ、改善の候補にする

・既存ページの手直し:新しい記事を1本書くより、作業が少なく済む場合がある

・問い合わせまでの流れ:料金表の分かりやすさ、事例の具体性、問い合わせボタンの位置が代表的な改善点

まずは料金ページや事例ページの、検索結果に出るタイトルや説明文を書き換え、次にページを読んだ人が問い合わせまで進む流れに予算を回しましょう。足りない話題を新しい記事で補うかどうかは、既存ページを直す場合と手間や効果を比べて決めます。

同じ条件で継続的に効果を測る

施策の効果は、同じ指標を、条件をそろえた期間どうしで比べて測ります。Googleは、変更が検索結果に反映されるまでに数時間から数か月かかることがあるとして、数週間待ってから影響を確かめるよう案内しています。

条件をそろえるため、記録は毎月同じ日に取り、次の2つを残しておくのが基本です。

・Search Consoleの表示回数とクリック数(前年の同じ月とも比べ、季節による増減と区別する)

・Google アナリティクス 4(GA4)に問い合わせ完了の計測を設定して集計した、検索から訪れた人の問い合わせ数

2つを同じ期間で並べ、成約や粗利、かけた費用と合わせて比べれば、費用に見合う成果が出たかを稟議の資料で説明できます。

※参考:Google 検索セントラル「SEO スターター ガイド」

SEO対策を外注するタイミング

SEO対策の外注を検討するのは、社内の人手や知識だけでは進められない作業が出てきたときです。外注で補えることを、場面ごとに並べました。

場面

外注で補えること

新しいサイトを立ち上げる

公開前から検索を考えたサイト構造を設計できる

サイトのリニューアルや大規模な改修をする

URLの変更による検索流入の落ち込みを抑える

分析はできているのに改善の実行が止まっている

実行まで含む支援なら、記事の追加やページの改修を進める人手を確保できる

何から手を付けるべきか判断できない

診断で優先順位を決められる

Googleは、サイトの再構築や新しいサイトの開設を計画しているときを、SEO業者の利用を始めるよい機会に挙げています。依頼する前に、成果が出るまでの数か月分の費用を負担できるか、外注先との定例や原稿の確認に、社内で対応する余力があるかを見積もっておきましょう。

SEOの外注は、成果が出るまでの期間の費用を投資と割り切れる場合に向いています。数か月以内に問い合わせを増やすことが目的なら、審査を経れば短期間で配信を始められる検索広告などの手段とも比べてください。

外注するかどうかの判断と依頼先の選び方については、SEO外注の記事で詳しく解説しています。

依頼先の候補を比べたいときは、費用の目安や得意領域をまとめたSEO会社の比較記事も参考にしてください。

※参考:Google 検索セントラル「SEO 業者の利用を検討する」

まとめ:SEOの予算は施策と体制をそろえて比較しよう

SEO対策の費用は、コンサルティングで月額10万〜50万円程度(大規模サイトや実装まで含む総合支援は月額50万〜100万円以上)、記事制作で1記事3万〜20万円程度が目安です。外部に任せる施策の範囲と、月額固定型・成果報酬型・スポット型のどの料金体系で契約するかによって、金額に差が生まれます。

予算づくりは、社内で担う業務と外部に任せる業務を決めるところから始めましょう。外注費とツール費に社内の人件費を加えれば、運用体制ごとの月額を組めます。成果の定義・作業量・契約期間・追加料金の4点をそろえて見積もりを比べれば、金額の差が何から来ているかが分かります。

予算の額と見積もりを比べる条件が固まったら、複数の依頼先に同じ条件で見積もりを依頼してみましょう。依頼先の候補は、SEO会社の比較記事や、BIZNAVIのSEOのサービス一覧から探してみてください。

SEO対策の費用に関するよくある質問

SEO対策の費用について、よくある質問にお答えします。

Googleに料金を払えば検索順位は上がる?

上がりません。Googleは、広告などの金銭的な関係を理由に掲載順位を引き上げることはなく、検索結果への掲載に料金はかからないとしています。検索広告の費用は広告の掲載に払うものなので、SEO対策とは別の予算で管理しましょう。

※参考:Google「Google のアプローチ - Google 検索の仕組み」

AIで記事を作ればSEO費用は不要になる?

不要にはなりません。AIで下書きを作れば執筆の時間は減らせますが、事実の確認、自社ならではの情報の追加、編集、サイトへの反映といった作業は残ります。

Googleは、生成AIで作ったコンテンツにも正確性や品質を求めており、価値を加えずに大量のページを作るとスパムに関するポリシーに違反するおそれがあるとしています。AIを使うなら、浮いた時間や外注費を確認・編集の工程に回しましょう。

※参考:Google 検索セントラル「ウェブサイトで生成 AI によるコンテンツを使用するための Google 検索のガイダンス」

海外向けのSEOも同じ予算でできる?

同じ予算で収まるとは限りません。新しい言語で展開するなら、検索語の調査、翻訳や現地の言葉での執筆、言語ごとのページの設定といった作業費が加わるためです。Googleは、言語ごとに別のURLを用意し、hreflangで言語の違いを伝える方法を案内しています。見積もりは対象の国と言語ごとに分けて出してもらい、現地での調査や翻訳の監修をどこまで含むかを確かめましょう。

※参考:Google 検索セントラル「多地域、多言語のサイトの管理」

月額10万円以下でもSEO対策を依頼できる?

依頼する範囲を絞れば、月額10万円以下でも依頼できる場合があります。たとえば、記事1本単位の記事制作や、内部対策の調査と修正指示書の作成だけを頼む単発の依頼です。一方、戦略の立案から定例での報告までを任せる継続的なコンサルティングは、月額10万〜50万円程度が目安です。安さだけで選ぶと、作業量が少ない、リンクの獲得方法が分からないといった契約になることがあるため、成果の定義・作業量・契約期間・追加料金の4点をそろえて見積もりを比べましょう。

成果報酬型は月額固定型より安い?

安くなるとは限りません。成果が出なかった月の支払いは抑えられますが、複数の語で同時に成果が出た月は、月額固定型より請求額が大きくなることがあります。初期費用の有無と月ごとの上限額を確かめ、6か月など同じ期間の総額で比べましょう。

BIZNAVI編集部
執筆者

BIZNAVI編集部

株式会社DYMが運営する、法人向けサービスの比較・検索メディア「BIZNAVI byDYM」の編集部。 勤怠管理・会計・生産管理などの業務システムやSaaSに加え、営業代行・Web制作・記事作成代行・SNS運用代行といった業務支援サービスまで、幅広い領域の法人向けサービスを調査・比較し、導入検討に役立つ情報を発信している。 各サービスの機能や料金、提供形態、導入実績などの公開情報をもとに、目的や条件に応じて比較しやすい形で整理することを重視してコンテンツを制作。企業が抱える業務課題や実際の活用シーンを踏まえ、自社に合ったサービス選びと、検討から意思決定までをスムーズに進めるための情報提供を行っている。

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