AI面接サービスおすすめ会社18選!料金・機能・導入支援の体制で比較

更新日:2026/08/03
AI面接サービスおすすめ18選を、料金・機能・サポート体制・セキュリティ・導入実績の5つの観点で比較します。AI面接サービスの種類や料金体系、選ぶ際のチェックポイント、導入を成功させる進め方もまとめて解説します。
一次面接のどこまでをAIに任せるのか、応募者へ何を説明し、評価結果を誰が確認するのかまで決めたうえで、自社の選考フローに合うサービスを選ぶための判断材料を紹介します。
主要なAI面接サービスの比較一覧表
以下にて主要なAI面接サービスを一覧にまとめました。
AIが候補者と対話するサービスと、人が行った面接を分析・評価するサービスが含まれるため、自社が置き換えたい工程と照らし合わせて比較してください。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
この記事でわかること |
|---|
AI面接サービスは、AIが面接を進めるのか、人の面接を記録・分析するのかによって、社内に残る作業が変わる |
料金は1面接ごとの従量課金と月額固定にわかれ、年間の受検見込み件数でどちらが合うかが決まる |
比較では、質問・評価項目の設定、ATSとの連携、応募者の受検環境、データの管理条件を確かめる |
導入後も、AIの評価結果を人が確認し、応募者へ利用目的を説明する運用が欠かせない |
目的に合わせて、次の章から読み進めてください。
費用を抑えて試したい方 →「料金・費用で選ぶAI面接サービス4選」
深掘り質問や評価の仕組みを重視する方 →「機能の充実度・必要機能で選ぶAI面接サービス5選」
設定や運用を相談しながら導入したい方 →「サポート体制・導入支援で選ぶAI面接サービス4選」
応募者データの扱いを重視する方 →「セキュリティ・信頼性で選ぶAI面接サービス3選」
活用事例を参考にしたい方 →「導入実績で選ぶAI面接サービス3選」
AI面接サービスとは?
AI面接サービスとは、採用選考の面接工程にAIを組み込み、応募者への質問、回答の記録、文字起こし・要約、評価の補助などを行う法人向けサービスです。応募者はスマートフォンやPCから指定された期間内に受検でき、企業側は面接官の日程を押さえなくても一次選考を進められます。
本記事で紹介するサービスには、AIが応募者と対話して面接を進めるもののほか、人が行った面接の記録を分析するものや、面接とあわせて能力・気質を測るものも含まれます。比較を始める前に、置き換えたい工程が「面接の実施」なのか「記録・評価の作業」なのかを決めておくと、候補を絞りやすくなります。
AI面接サービスを導入する主な目的は次のとおりです。
応募から一次面接までの待ち時間を短くする
面接官が一次面接に割いている時間を減らす
同じ職種の応募者に、同じ質問と評価項目で面接を行う
回答の記録を残し、次の選考の面接官へ引き継ぐ
AIの評価結果を選考のどの段階で使い、誰が合否を判断するのかといった仕組みや、導入時に想定しておきたいリスクは、AI面接とは?選考の仕組みと人の役割、導入時のリスクを解説で詳しく紹介しています。
AI面接サービスを導入するメリット
AI面接サービスを使うと、一次面接にかかる人手と時間の制約を小さくできる場合があります。比較を始める前に、自社がどの効果を最も求めているかを決めておくと、重視する機能が定まります。
メリット | 効果が出やすい場面 |
|---|---|
応募者が受検できる時間帯が広がる | 在職中で平日の日中に面接を受けにくい応募者が多い中途採用や、夜間・休日に応募が集まるアルバイト採用 |
面接官の拘束時間を減らせる | 現場の管理職が一次面接を兼務しており、繁忙期に面接枠を確保しにくい企業 |
全員に同じ質問をそろえやすい | 複数の拠点や面接官が一次面接を担当し、評価の観点に差が出ている企業 |
回答の記録を次の面接に引き継げる | 二次面接の面接官が、一次面接で聞いた内容を踏まえて質問を組み立てたい場合 |
一方で、AIの評価結果をそのまま合否に使えるわけではなく、確認や説明の作業は社内に残ります。メリットと手間の両方を見込んだうえで、どの工程に導入するかを決めましょう。
AI面接サービスの種類(タイプ)
AI面接サービスは、AIが選考のどの作業を担うかによって、大きく5つのタイプに分けられます。自社が減らしたい作業がどのタイプに当てはまるかを先に整理しておくと、比較する候補を絞り込めます。
タイプ | AIが担う範囲 | 特徴 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
対話型(アバター・音声) | 質問、追加質問、回答の記録、評価の補助 | AIが回答に応じて質問を深掘りしながら面接を進め、応募者は都合のよい時間に受検できる | 応募数が多く、一次面接の実施件数そのものを減らしたい企業 |
録画回答分析型 | 録画回答の文字起こし・分析 | 決まった質問に録画で回答してもらい、採用担当者が後からAIの分析結果と映像を確認する | 質問をそろえたうえで、評価者が空き時間に確認したい企業 |
面接分析・評価支援型 | 人が行った面接の文字起こし、要約、評価の補助 | 面接官は人のまま、記録作成や面接内容の振り返りをAIで支える | 応募者との対話は人が担い、評価のばらつきや面接官の育成を改善したい企業 |
アセスメント併用型 | 能力・気質などの測定と分析 | 面接とは別の検査や評価データで、面接だけでは見えにくい特性を補う | 選考だけでなく、入社後の配置や育成にもデータを使いたい企業 |
採用管理一体型 | 面接の案内、実施、結果の登録 | 面接URLの案内から結果の保存までを、選考管理やATSと一続きで扱える | 候補者情報の転記や二重管理を減らしたい企業 |
同じ「AI面接」という名称でも、AIが応募者と話すのか、人の面接を後から分析するのかによって、社内に残る作業は大きく変わります。一次面接を置き換えたいなら対話型、面接官の人数は変えずに評価のばらつきを抑えたいなら面接分析・評価支援型が候補になり、両方を組み合わせる構成も考えられます。
AI面接サービスの主な機能
AI面接サービスの機能は、面接の案内から評価の確認までの流れに沿って並べると比べやすくなります。サービスによって搭載している機能の範囲が異なるため、デモやトライアルで次の項目を確かめましょう。
機能 | できること | 確認したいこと |
|---|---|---|
受検案内・リマインド | 応募者へ面接URLを送り、受検期限の前に通知する | 案内文を自社向けに編集できるか、未受検者への再送を自動化できるか |
AIによる質問・深掘り | 設定した質問を出し、回答に応じて追加の質問を行う | 追加質問が出る条件を確認・調整できるか |
録画・録音、文字起こし | 回答を映像・音声・テキストで残す | 元の映像と文字起こしを同じ画面で見比べられるか |
要約・評価レポート | 回答の要点や評価項目ごとの結果をまとめる | 評価の根拠となった発言まで戻って確認できるか |
質問・評価項目の設定 | 職種ごとに質問や評価の観点を登録する | 自社で編集できるか、提供会社に設計を依頼する形か |
ATS・採用管理との連携 | 応募者情報の取り込みや、結果の書き戻しを行う | 自社のATSに対応しているか、連携できる項目は何か |
権限・データ管理 | 閲覧できる担当者を制限し、保存期間を過ぎたデータを削除する | 担当者ごとに閲覧範囲を設定できるか、削除の記録を残せるか |
【早見表】AI面接サービスおすすめ18選の比較
本記事で紹介するAI面接サービスを、紹介している章、公式サイトに掲載されている料金、主な機能・支援内容で一覧にしました。2つの章で紹介しているサービス(MiAI)は1行にまとめています。料金を公開しているサービスは一部で、多くは要問い合わせです。気になるサービスは、各章の紹介で支援内容や特徴を確認してください。
サービス名 | 本記事での分類 | 料金 | 主な機能・支援内容 |
|---|---|---|---|
SHaiN | 料金・費用 | 1,000円〜5,000円/件 | 24時間365日、候補者が都合のよい時間にAI面接を受検可能 |
AI RECOMEN | 料金・費用 | 700円〜/1面接 | 初期費用0円、1面接700円を公式サイトで案内 |
Our AI面接 | 料金・費用 | 月額7.5万円〜 | 月額固定で面接件数を制限せず利用できるプラン |
MiAI | 料金・費用/導入実績 | 1,000円〜/1面接 | 質問・評価項目を自社の採用基準やカルチャーに合わせて設定 |
AI面接官 | 機能の充実度・必要機能 | 要問い合わせ | エントリーシートの内容を踏まえてAIが質問を深掘り |
PeopleX AI面接 | 機能の充実度・必要機能 | 要問い合わせ | AI面接官が候補者と対話し、24時間の受検に対応 |
HireVue | 機能の充実度・必要機能 | 要問い合わせ | AI Interviewerによる24時間対応の音声面接 |
タレスカ | 機能の充実度・必要機能 | 要問い合わせ | AIアバターとのロールプレイで営業・接客などの実践力を評価 |
GROW360+ | 機能の充実度・必要機能 | 要問い合わせ | 気質、コンピテンシー、スキルなどを多面的に測定 |
DuDo AI面接 | サポート体制・導入支援 | 要問い合わせ | 自社社員に近い外見・話し方のAIアバターを設計可能 |
面談支援AIサービス | サポート体制・導入支援 | 要問い合わせ | 熟練者の評価観点を学習し、面談時の質問・評価を支援 |
JAPAN AI HR | サポート体制・導入支援 | 要問い合わせ | 面接URLの案内からAI対話、文字起こし、評価レポートまで自動化 |
Zキャリア AI面接官 | サポート体制・導入支援 | 要問い合わせ | スマートフォンから24時間365日受検可能 |
AI面接プラス | セキュリティ・信頼性 | 要問い合わせ | AI面接、書類選考、面接管理を1つのシステムで提供 |
HRmax | セキュリティ・信頼性 | 要問い合わせ | 多数の面接データを基に、回答の深掘りと評価を支援 |
Track AI Interview | セキュリティ・信頼性 | 要問い合わせ | 職種・企業に合わせた質問と評価項目を個別設計 |
harutaka IA | 導入実績 | 要問い合わせ | 人が実施したWeb面接を文字起こし・分析し、評価を支援 |
harutaka AI面接 | 導入実績 | 要問い合わせ | 候補者との対話を通じて回答を深掘りするAI面接 |
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
※HRmaxは、本サイト「BIZNAVI」の運営会社である株式会社DYMのグループ会社(株式会社DYM HumanReality)が、H&I株式会社と共同開発したサービスです。
AI面接サービスの料金相場・料金体系
AI面接サービスの料金は、面接1件ごとに支払うのか、月額で一定期間使うのかによって、応募数が増えたときの総額の増え方が変わります。主な料金体系は次のとおりです。
従量課金(1面接・1件ごと):受検件数に応じて増える。応募が少ない時期は費用を抑えやすい
月額固定:件数にかかわらず一定額。応募が多いほど1件あたりの費用は下がるが、年間契約が前提のこともある
初期費用:アカウントの発行、質問・評価項目の設計、ATSとの連携設定などで発生することがある
オプション費用:企業専用の質問・評価モデルの作成、アバターのカスタマイズ、運用支援などを追加すると発生することがある
本記事で紹介したサービスの公式サイト掲載料金(2026年9月時点)では、従量課金のサービスが1面接あたり700円〜5,000円程度、月額固定のサービスが月額7.5万円〜(契約期間1年)でした。紹介したサービスの多くは料金を公開せず要問い合わせとしており、料金を掲載しているサービスもいずれも税込・税抜の記載がありません。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
表示料金には、初期費用や質問設計の支援費、ATSとの連携費用が含まれていない場合があります。対象職種の年間の受検見込み件数を出し、従量課金と月額固定のどちらが合うかを同じ件数で試算したうえで、見積もりを比べましょう。
無料・低予算でAI面接を試したい場合
本記事で紹介したサービスでは、初期費用0円を案内しているサービスや、トライアルに対応しているサービスがあります(2026年9月時点、公式サイトより)。従量課金のサービスであれば、対象を1職種に絞り、受検件数を限って費用を抑えながら試す方法も考えられます。
トライアルや少ない件数での試行では、次の点を確かめておくと、本導入の判断材料になります。
応募者が案内から受検完了まで迷わず操作できるか
評価レポートの内容が、自社の面接官の評価とどの程度一致するか
トライアルで使える機能が本契約と同じか、利用できる件数や期間に上限があるか
トライアル中に登録した応募者のデータを、終了後にどう扱うか
試行の件数が少ないと、評価の傾向を判断しにくいことがあります。試行期間と対象件数を先に決め、終了時に人の評価と比べる項目をそろえておきましょう。
AI面接サービスを選ぶ際の5つのチェックポイント
AI面接は、選考のどの工程に導入するかによって必要な機能が変わります。
候補サービスを比較する前に、採用人数、現行フロー、評価項目、候補者体験、情報管理の要件を整理してください。
AI面接を導入する目的を明確にする
応募者対応の24時間化、一次面接の工数削減、評価のばらつき抑制、地方・海外候補者との接点拡大など、導入目的を明確にします。
大量応募のスクリーニングと、少人数採用の見極めでは必要な料金体系やレポートの粒度が異なります。削減したい時間と、改善したい採用指標を数値で設定しましょう。目的が複数ある場合は、まず対象職種や拠点を限定し、最も効果を測りやすい工程から導入すると検証しやすくなります。
目的を決めるときは、次の項目を導入前の数値として書き出しておきます。
月ごとの応募数と、一次面接の実施件数
応募から一次面接までにかかっている日数
一次面接1件あたりに面接官がかけている時間(準備・記録を含む)
一次面接の通過率と、選考途中の辞退率
よくある失敗は、「採用を効率化したい」という目的のまま導入し、効果を判断する基準がないまま契約更新の時期を迎えるケースです。導入前の数値を残しておけば、トライアル後に継続するかどうかを同じ指標で判断できます。
質問・評価項目を自社向けに設計できるか確認する
汎用的な質問だけでは、自社の職務要件やカルチャーへの適合を十分に判断できません。質問文、深掘り方法、評価項目、配点、合格基準を編集できるかを確認してください。
評価モデルの根拠や、AIの判定を人がどのように確認できるかも重要です。既存の活躍社員や面接評価シートを基に設計できるサービスであれば、現場との認識差を抑えやすくなります。
デモやトライアルでは、次の項目を設定できるかを確かめます。
質問文を職種ごとに作り分けられるか
追加質問(深掘り)の条件を設定・制限できるか
評価項目と配点、合格ラインを自社で変更できるか
スコアから、根拠となった回答箇所をたどれるか
表情や背景など、評価に使わない情報を対象から外せるか
失敗しやすいのは、提供会社が用意した標準の質問と評価項目をそのまま使い、現場の面接官が重視している観点とずれてしまうケースです。既存の面接評価シートをデモに持ち込み、同じ観点で評価を設定できるかを確認しておきましょう。
ATS・採用管理システムとの連携を確認する
面接URLの発行、候補者への案内、受検状況の確認、結果の保存を手作業で行うと、工数削減効果が限定されます。
利用中のATSとの連携方法、APIの有無、CSV出力、結果の書き戻し、SSOなどを確認し、現行フローに無理なく組み込めるかを評価しましょう。連携できない場合は、候補者情報を二重管理する時間と個人情報の取り扱いリスクも含めて判断してください。
連携については、次の点を確認します。
利用中のATSと標準で連携しているか、APIやCSVでつなぐのか
面接の案内をATSから送れるか
評価結果・要約・録画のうち、どれをATSへ戻せるか
連携の設定費用や追加料金がかかるか
「ATS連携に対応」と書かれていても、ATSへ結果を書き戻せるのか、候補者を登録できるだけなのかで、担当者の手間は変わります。連携仕様の資料を取り寄せ、自社の担当者が行う操作を一つずつ洗い出しておくと、導入後の想定違いを防げます。
候補者の操作性・受検環境を確認する
スマートフォン対応、アプリ不要、推奨ブラウザ、通信環境、受検可能時間、録り直しの可否などは、完了率に影響します。
説明画面や練習機能、問い合わせ窓口があるかも確認してください。デモやトライアルでは、採用担当者だけでなく社員に候補者役を依頼し、わかりにくい操作がないか検証すると有効です。若年層や海外候補者など対象者が異なる場合は、実際の端末と通信環境に近い条件で試すことが重要です。
受検環境は、次の項目を応募者の立場で確かめます。
受検の開始から完了までにかかる時間
スマートフォンの縦画面で無理なく操作できるか
通信が切れた場合に、どこから再開できるか
練習用の質問を用意できるか
受検案内の文面を自社で編集できるか
受検期限を短く設定しすぎたり、案内文がわかりにくかったりすると、受検されないまま辞退につながることがあります。トライアルでは受検完了率を測り、途中で止まった応募者がどの画面で離脱したかを確認しておきましょう。
セキュリティ・導入支援を確認する
応募書類、映像、音声、評価結果は重要な個人情報です。保存場所、保管期間、第三者提供などの条件を確認しましょう。
導入時の質問設計、運用マニュアル、候補者への説明文まで支援を受けられると、立ち上げが安定します。情報システム部門や法務部門が確認する項目を早期に整理し、選定の終盤で審査が止まらないようにしましょう。
セキュリティ・データ管理では、次の項目を確認します。
映像・音声・文字起こしの保存場所(国内か国外か)と保存期間
選考の終了後や契約の終了時にデータを削除できるか、削除したことを確認できるか
応募者のデータをAIモデルの学習に使うかどうか
閲覧できる範囲を担当者ごとに設定できるか
再委託の有無と条件
提供会社が応募者の個人データを取り扱う場合、その取扱いは個人データの取扱いの委託にあたり、委託する企業には委託先を監督する義務(個人情報保護法第25条)があります。比較の段階では、上の項目を候補ごとに回答してもらい、書面で残しておきましょう。
参考:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」
本記事で紹介するAI面接サービスの選定基準
本記事で紹介するサービスは、当社が独自の基準で選定したものです。公式サイトで機能や提供条件を確認できるサービスを対象に、2026年9月時点の公開情報にもとづいて選定しています。料金を公開していないサービスは、料金欄を「要問い合わせ」としています。
紹介にあたっては、「料金・費用」「機能の充実度・必要機能」「サポート体制・導入支援」「セキュリティ・信頼性」「導入実績」の5つの観点で分類しています。AIが応募者と対話するサービスのほか、人が行った面接を分析するサービスや、能力・気質を測定するサービスも含めているため、各紹介でAIが担う範囲を確認しながら読み進めてください。
料金・費用で選ぶAI面接サービス4選

応募数が多い企業では、どの費用形態が適するかを確認する必要があります。ここでは、料金・費用で選びやすい4つのサービスを紹介します。
SHaiN(株式会社タレントアンドアセスメント)

引用:「SHaiN」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:24時間365日、候補者が都合のよい時間にAI面接を受検可能/構造化面接の考え方を用い、同じ基準で質問・評価
料金:1,000円〜5,000円/件
実績・特徴:構造化AI面接と件数課金を軸に、AI対話・構造化質問・評価レポートを支援
株式会社タレントアンドアセスメントが提供するSHaiNは、標準化された質問と評価を通じて、一次面接のばらつきを抑えたい企業に適しています。
面接件数に応じた試算がしやすい点は、他社と比較する際に確認しておきたい部分です。月ごとの応募数を見ながら従量課金で導入したい企業にも向いています。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
AI RECOMEN(株式会社アイエンター)

引用:「AI RECOMEN」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:初期費用0円、1面接700円を公式サイトで案内/アプリ不要でパソコン、スマートフォン、タブレットから受検可能
料金:700円〜/1面接
実績・特徴:低価格な従量課金を軸に、AI対話・受検管理・評価を支援
株式会社アイエンターが提供するAI RECOMENは、初期投資を抑えてAI面接を試しやすいサービスです。1面接700円という公開料金が明確で、採用数が少ない企業や一部職種でのトライアルにも向いています。
低コストで小規模導入や効果検証を始めたい企業に適した選択肢といえます。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
Our AI面接(JetB株式会社)

引用:「Our AI面接」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:月額固定で面接件数を制限せず利用できるプラン/AIアバターによる24時間365日の面接とレポート作成
料金:月額7.5万円〜
実績・特徴:月額固定で面接件数を制限せず利用できる(契約期間1年)
JetB株式会社が提供するOur AI面接は、応募数が多いほど1件あたりの費用を抑えやすく、繁忙期に面接件数が変動する企業にも適しています。
契約期間は1年とされているため、年間の応募見込みで費用対効果を確認してください。大量採用や通年採用で月額固定を活用したい企業では、同サービスの支援内容を活かしやすいでしょう。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
MiAI(プロップス株式会社)

引用:「MiAI」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:質問・評価項目を自社の採用基準やカルチャーに合わせて設定
料金:1,000円〜/1面接
実績・特徴:公開従量料金とカスタマイズを軸に、AI対話・録画・文字起こし・評価を支援
プロップス株式会社が提供するMiAIは、従量課金で始めやすく、自社固有の評価軸を面接へ反映できる点を強みとしています。主な導入対象として想定されるのは、職種ごとに評価基準を変えながら従量課金で運用したい企業です。
録画、文字起こし、評価レポートを確認でき、候補者はアプリを入れずに受検できます。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
機能の充実度・必要機能で選ぶAI面接サービス5選

機能を比較する際は、AIとの対話、質問の深掘り、評価レポート、実務能力の測定、ATS連携など、自社の選考工程に必要な要素を切り分けます。
ここでは、特徴的な機能を持つ5つのサービスを紹介します。
AI面接官(株式会社VARIETAS)

引用:「AI面接官」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:エントリーシートの内容を踏まえてAIが質問を深掘り/複数の観点から回答を分析し、一次面接の判断を支援
料金:要問い合わせ
実績・特徴:書類連動の深掘り質問を軸に、AI対話・書類分析・多面的評価を支援
株式会社VARIETASのAI面接官は、応募書類の内容と対話を組み合わせて候補者の経験を掘り下げる設計です。定型質問だけで終わらず、回答の背景を確認しやすいため、書類選考と一次面接を一体で効率化したい企業に向きます。
最終判断は人が回答記録と評価根拠を確認する運用が適切ですが、書類と一次面接の情報をまとめて見極めたい企業にとって、検討価値の高い選択肢です。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
PeopleX AI面接(株式会社PeopleX)

引用:「PeopleX AI面接」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:AI面接官が候補者と対話し、24時間の受検に対応/録画、文字起こし、評価レポートを採用担当者が確認可能
料金:要問い合わせ
実績・特徴:対話型AIと面接記録を軸に、AI対話・録画・文字起こし・評価を支援
株式会社PeopleXが提供するPeopleX AI面接は、自然な対話を意識した候補者体験と、採用担当者が後から確認できる記録機能を備えています。
同社は人事領域の複数サービスを展開しており、候補者体験や入社後支援まで含む人材戦略を相談しやすい点も導入判断に役立ちます。応募者対応を24時間化し、面接記録を選考に活用したい企業に向いています。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
HireVue(HireVue, Inc.)

引用:「HireVue」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:AI Interviewerによる24時間対応の音声面接/産業・組織心理学に基づく評価設計とATS連携をグローバルに提供
料金:要問い合わせ
実績・特徴:HireVueは、世界各国で大規模採用を行う企業向けに、AI面接、録画面接、アセスメント、スケジューリングなどを統合
HireVueは、複数の国や地域で同じ基準の選考を行いたい企業に向いています。
公式サイトでは、蓄積した大規模な面接データに基づく検証と多数のATS連携を案内しており、グローバル運用を重視する企業で比較候補に入れやすいサービスです。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
タレスカ(株式会社Preferred Networks)

引用:「タレスカ」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:AIアバターとのロールプレイで営業・接客などの実践力を評価/会話内容を複数の評価軸で分析し、採用や育成に活用
料金:要問い合わせ
実績・特徴:タレスカAI面接は、AIアバターによる対話型面接、候補者への深掘り質問、採用要件に応じた評価・スコアリングなどに対応し、面接工数の削減と評価の標準化を支援。
株式会社Preferred Networksのタレスカは、2026年6月に「タレントスカウター」から名称を変えたサービスです。AIアバターとの対話で、書類だけでは見えにくいコミュニケーション能力などを評価できるため、面接の評価をそろえたい企業や、採用後の育成にも使いたい企業に向いています。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
GROW360+(Institution for a Global Society株式会社)

引用:「GROW360+」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:気質、コンピテンシー、スキルなどを多面的に測定/評価者の甘辛などを補正する独自の360度評価技術
料金:要問い合わせ
実績・特徴:バイアス補正型の能力測定を軸に、気質・能力測定・360度評価・分析を支援
Institution for a Global Society株式会社のGROW360+は人材・能力測定サービスです。一般的なAI面接のように候補者と対話する製品ではありませんが、バイアスを補正した360度評価とデータ分析により、面接だけでは見えにくい能力を補完できます。
面接以外の客観的な能力データを選考・配置に加えたい企業では、同サービスの支援内容を活かしやすくなるでしょう。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
サポート体制・導入支援で選ぶAI面接サービス4選

初めてAI面接を導入する企業では、質問設計、評価モデル、候補者案内、システム連携まで伴走してもらえるかが重要です。
ここでは、導入設計や個別調整に特徴がある4つのサービスを紹介します。
DuDo AI面接(DuDo株式会社)

引用:「DuDo AI面接」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:自社社員に近い外見・話し方のAIアバターを設計可能/履歴書・エントリーシートを踏まえた深掘り質問と受検記録を提供
料金:要問い合わせ
実績・特徴:企業専用アバターと深掘りを軸に、AI対話・書類連動・履歴・カスタマイズを支援
DuDo株式会社が提供する「DuDo AI面接」は、企業らしさを反映したアバターや質問を設計できる点が特徴です。主な導入対象として想定されるのは、採用ブランドを反映したAI面接を個別設計したい企業です。候補者は回答を見直して再受検でき、企業側は受検履歴を確認できます。
導入時には、再受検を認める回数や評価への扱いを明確にし、候補者へ公平なルールを案内してください。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
面談支援AIサービス(株式会社日立ソリューションズ)

引用:「面談支援AIサービス」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:熟練者の評価観点を学習し、面談時の質問・評価を支援/言語情報と非言語情報を分析し、ノーコードで設定可能
料金:要問い合わせ
実績・特徴:熟練面接官の評価観点をAIで再現し、面談分析・質問支援・評価をノーコードで実現
株式会社日立ソリューションズの面談支援AIサービスは、AIが面接を完全代行するのではなく、企業の熟練面談者が持つ観点をモデル化し、面談の標準化を支援します。公式サイトでは、オンラインのセルフ面談とAIの評価予測で面談が必要なスタッフを絞り込み、面談者の工数を減らせると案内しています。
自社データを用いた設計や試行を伴うため、導入支援の範囲を確認しましょう。既存の面談ノウハウを形式知化し、人の面談品質をそろえたい企業にとって、検討価値の高い選択肢となるでしょう。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
JAPAN AI HR(JAPAN AI株式会社)

引用:「JAPAN AI HR」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:面接URLの案内からAI対話、文字起こし、評価レポートまで自動化/ATSへの結果書き戻しや企業別の評価設計を相談可能
料金:要問い合わせ
実績・特徴:面接工程の自動化とATS連携を軸に、案内・AI対話・記録・評価・ATSを支援
JAPAN AI株式会社のJAPAN AI HRは、採用実務の一連の流れをAIで効率化する構成です。24時間の受検、深掘り質問、録画・文字起こし、レポート、ATS連携までを1つの運用として設計しやすい点も見逃せません。
同サービスは、AI面接と採用管理の連携を含めて導入したい企業に向いています。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
Zキャリア AI面接官(株式会社ROXX)

引用:「Zキャリア AI面接官」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:スマートフォンから24時間365日受検可能/企業ごとの質問・評価基準に合わせた深掘りとレポート
料金:要問い合わせ
実績・特徴:採用支援の知見とスマホ受検を軸に、AI対話・深掘り・評価レポートを支援
株式会社ROXXが提供するZキャリア AI面接官は、採用現場の初期選考を効率化しながら、候補者の回答を構造化して確認できるサービスです。特に、スマートフォン中心の候補者層へ一次面接を提供したい企業に適しているでしょう。
採用支援事業の知見を持つ企業が提供しており、質問設計や運用フローを相談しやすい点は、他社と比較する際に確認しておきたい部分です。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
セキュリティ・信頼性で選ぶAI面接サービス3選

AI面接では、映像・音声・応募書類を扱うため、情報管理と評価の説明可能性が重要です。
ここでは、データや評価根拠の管理、企業向けの設計に特徴がある3つのサービスを紹介します。
AI面接プラス(株式会社リンクウェイ)

引用:「AI面接プラス」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:AI面接、書類選考、面接管理を1つのシステムで提供/企業ごとの質問設定とトライアルに対応
料金:要問い合わせ
実績・特徴:面接・書類・管理の一体化を軸に、AI面接・書類選考・管理・カスタム質問を支援
株式会社リンクウェイが提供するAI面接プラスは、応募者の受検から評価・管理までをまとめ、採用担当者が記録を確認しやすいです。トライアルを用意しています。候補者の操作性や社内の確認フローを本導入前に検証できるので、一度検討してみるとよいでしょう。
データ管理については、応募者の個人情報は主に米国のサーバーで保管し、AIモデルの学習には使わないことをプライバシーポリシーで定めています。契約終了時には、法令で保存が求められる情報を除いてデータを廃棄・削除すると利用規約に記載されています。面接と書類・選考管理を1つの画面へ集約したい企業であれば、優先的に比較したい候補です。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
HRmax(株式会社DYM HumanReality)

引用:「HRmax」公式サイト(2026年10月9日時点)
※HRmaxは、本サイト「BIZNAVI」の運営会社である株式会社DYMのグループ会社(株式会社DYM HumanReality)が、H&I株式会社と共同開発したサービスです。
おすすめポイント
主な機能・支援内容:多数の面接データを基に、回答の深掘りと評価を支援/表面的な回答だけでなく、価値観や行動特性まで捉える評価設計
料金:要問い合わせ
実績・特徴:公式サイトで8,000社以上の面接データと500万件以上の蓄積データを掲げ、5W2Hによる深掘りや不正対策を特徴とする
DYM HumanRealityとH&I株式会社が共同開発したHRmaxは、公式サイトで8,000社以上の面接データと500万件以上の蓄積データを掲げ、5W2Hによる深掘りや不正対策を特徴としています。
評価の根拠を回答記録から確認しながら利用できるかをデモで確認し、職種別の妥当性を検証してみるとよいでしょう。回答の深掘りと不正対策を重視して大量選考をする企業では、同サービスの支援内容を活かしやすくなります。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
Track AI Interview(株式会社ギブリー)

引用:「Track AI Interview」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:職種・企業に合わせた質問と評価項目を個別設計/定量スコアと定性コメントを含むレポートを提供
料金:要問い合わせ
実績・特徴:候補者画面のUI刷新も発表されており、操作性に注力
株式会社ギブリーのTrack AI Interviewは、IT人材領域で培った評価設計の知見を生かし、企業・職種ごとに質問や評価を調整できます。面接結果を数値だけでなくコメントとともに確認でき、選考根拠を残しやすい点は、他社と比較する際に確認しておきたい部分です。データは日本国内の専用ネットワークに保存され、AIへの入力データは即時削除されると公式サイトで案内しています。提供会社のギブリーは、ISO/IEC 27001とプライバシーマークを取得しています。
主な導入対象として想定されるのは、職種別の評価設計と説明可能なレポートを重視する企業です。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
導入実績で選ぶAI面接サービス3選

導入実績を見る際は、社数だけでなく、自社と近い採用規模、職種、選考工程での利用事例を確認しましょう。
ここでは、採用現場への導入や面接データ活用に関する実績・事例を確認しやすい3つのサービスを紹介します。
MiAI(プロップス株式会社)

引用:「MiAI」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:新卒採用を含む大量応募の一次面接を24時間化/企業別の質問・評価軸と録画・文字起こし・レポートを提供
料金:1,000円〜/1面接
実績・特徴:導入事例では、面接工数だけでなく候補者の有効応募数を紹介
MiAIは、会社説明会後の候補者を時間帯に左右されず案内でき、同一基準で一次情報を集められます。導入事例では、応募から面談までの期間が短くなった例や、面談まで進んだ登録者が以前の1.5倍になった例が紹介されています。
新卒採用や多拠点採用で一次面接件数が多い企業にとって、検討価値の高い選択肢と言えるでしょう。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
harutaka IA(株式会社ZENKIGEN)

引用:「harutaka IA」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:人が実施したWeb面接を文字起こし・分析し、評価を支援/構造化面接の定着や面接官へのフィードバックに活用
料金:要問い合わせ
実績・特徴:AIによる面接分析を軸に、文字起こし・分析・評価を支援
株式会社ZENKIGENのharutaka IAは、AIが候補者へ面接するサービスではなく、人が行った面接を分析する面接アセスメントです。会話データを基に、面接官の質問や候補者の回答を振り返れるため、選考の標準化と面接官育成を同時に進められます。
既存の面接を維持しながらAIを取り入れたい企業に適しており、人による面接を残し、評価品質と面接官育成を改善したい企業に向いています。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
harutaka AI面接(株式会社ZENKIGEN)

引用:「harutaka AI面接」公式サイト(2026年10月9日時点)
おすすめポイント
主な機能・支援内容:候補者との対話を通じて回答を深掘りするAI面接/応募者データをAIモデルの再学習に利用しない
料金:要問い合わせ
実績・特徴:長年、動画面接プラットフォームharutakaを提供しており、AI面接でも採用現場の運用知見を活用
「harutaka AI面接」を提供する株式会社ZENKIGENは、長年動画面接プラットフォームharutakaを展開しており、AI面接でも採用現場の運用知見を活用しています。
候補者が自分の経験を伝えやすい対話設計と、個人情報をモデルの再学習に利用しない方針を明示している点は、他社と比較する際に確認しておきたい部分です。
特に、動画面接の運用実績と候補者体験、データ利用方針を重視する企業に適しているでしょう。
※数値や情報は各社の表示によるものです(2026年9月時点、公式サイトより)
AI面接サービスの導入を成功させる5つのポイント

AI面接は導入するだけで採用品質が上がるものではありません。評価ルール、候補者への説明、人による確認、定期的な検証を組み合わせることが重要です。
AIに任せる工程と人が判断する工程を分ける
AI面接は、日程調整の削減、共通質問の実施、回答の記録、一次評価の補助に適しています。一方、採用可否の最終判断、待遇説明、候補者の疑問解消、相互理解は人が担う必要があります。
AIの結果をどの選考工程で参照し、誰が最終判断するかを明文化しておきましょう。候補者にもAIの役割を説明し、問い合わせや再確認を人が受け付ける窓口を残しておく必要があります。
進め方としては、現在の選考フローを工程ごとに書き出し、各工程に「AI」「人」「AIの結果を人が確認」のいずれかを割り当てます。たとえば一次面接はAIが担い、二次面接で人が志望度の確認と労働条件の説明を行う、といった形で表にしておくと、面接官への共有や応募者向けの案内にもそのまま使えます。
評価基準と合否判断のルールを明文化する
職種ごとの必須能力、歓迎能力、行動事例、懸念事項を整理し、評価項目と配点に落とし込みます。AIのスコアだけでなく、根拠となる回答や記録を人が確認できる運用にしてください。導入前後で通過率や入社後評価を比較し、基準が厳しすぎないか、見落としがないかを検証します。
評価項目は、最初から多く設定するより、職種ごとに必須とする能力に絞って始めるほうが、人の評価との差を検証しやすくなります。合格ラインはトライアルの結果を見て決め直す前提にしておきましょう。
基準をつくる際は、現場の面接官と一緒に、過去の面接で評価が高かった回答と低かった回答の例を持ち寄り、評価項目ごとに「どのような回答なら何点か」を文章にします。例があることで、AIの設定内容を現場が確認しやすくなり、トライアル後の見直しも進めやすくなります。
候補者への説明・同意取得の方法を整える
受検前に、AI面接を使う目的、取得する情報、評価への利用方法、保存期間、問い合わせ先をわかりやすく説明します。
選考の透明性を高めることで、候補者の不安や離脱を抑えられます。必要に応じて代替の面接方法を用意し、特定の受検環境を利用できない候補者への配慮も行いましょう。プライバシーポリシーへのリンクだけで済ませず、取得するデータと利用目的を選考案内の中で簡潔に示しましょう。
説明文をつくる際は、法令上のルールも確認しておきます。個人情報保護法では、個人情報の利用目的をできる限り特定し、取得したときは、あらかじめ公表している場合を除いて利用目的を本人に通知または公表することが求められています。応募者向けの説明には、録画や評価結果の使い道と、閲覧する担当者の範囲まで書いておきましょう。
映像を扱うAI面接では、採用選考で収集すべきでない情報が評価に使われない設定になっているかも、説明文を作る前に確かめておく必要があります。職業安定法上のルールはAI面接とは?選考の仕組みと人の役割、導入時のリスクを解説で紹介しています。
参考:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」、厚生労働省職業安定局「募集・求人業務取扱要領」(令和7年6月)
小規模なトライアルで精度と工数を検証する
最初から全職種へ展開せず、応募数が多く評価基準を定義しやすい職種で試します。受検完了率、担当者の確認時間、人の評価との一致度、候補者アンケート、システム連携の工数を測定するとよいでしょう。
数値と現場の意見を基に質問や運用を調整してから対象を広げます。従来の面接結果と比較できるよう、一定期間は既存フローと並行して検証する方法も有効です。
トライアルの期間、対象、判定の基準は開始前に決めておきます。「対象は1職種、期間は1か月、AIと人の評価が食い違った応募者は全件見直す」のように条件を決めておくと、終了時に継続・拡大・中止のどれを選ぶかを迷わず判断できます。
差別・バイアス・個人情報のリスクを管理する
評価結果に属性や受検環境による偏りがないか、定期的に確認します。顔の表情や声などを評価に用いる場合は、その妥当性と説明可能性を特に慎重に検討してください。
法務・情報システム・採用部門が共同で、利用規程、アクセス権、データの保存・削除のルールを整備しましょう。
点検では、職種別・選考段階別に通過率を集計し、受検した端末や時間帯などの条件によって結果に偏りが出ていないかを確認します。偏りが見つかった場合は、質問文や評価項目のどこが原因かを人が確かめ、原因となった項目を評価から外すか修正してから運用を続けます。点検の結果と対応内容は記録に残し、次の見直しの材料にしましょう。
AI面接サービスに関するよくある質問
AI面接の導入時に多い疑問をまとめました。製品ごとに機能や評価方法が異なるため、最終的にはデモ、利用規約、セキュリティ資料で確認してください。
録画面接・Web面接とは何が違う?
Web面接は、人と候補者がオンラインでリアルタイムに会話します。録画面接は、あらかじめ設定された質問に候補者が回答し、担当者が後から確認する方式です。
AI面接は、回答内容に応じて質問を深掘りしたり、記録を要約・評価したりする機能を持つ点が主な違いです。自社が削減したいのが日程調整なのか、面接官の稼働なのかによって、選ぶべき方式は変わります。
AIだけで合否を決めてもよい?
採用判断には職務要件、候補者の状況、説明可能性、公平性など複数の要素が関わります。AIのスコアのみで自動的に不合格とするのではなく、人が回答内容と評価根拠を確認し、最終判断をする運用が適切です。特に導入初期は、人の面接結果との比較検証が欠かせません。
導入時には、AI評価を補助情報として扱うことを採用規程や社内マニュアルにも明記しておくと安心です。
候補者の抵抗感を減らすには?
AI面接の目的と利用方法を事前に説明し、推奨環境、やり直しの可否、問い合わせ先を明示します。練習画面やサンプル質問を案内し、企業側からのメッセージも添えると、機械的な印象を和らげられます。
受検後の選考フローと結果連絡の時期も伝えてください。受検前に所要時間や質問形式を示し、通信トラブル時の再受検方法もわかりやすく案内するようにしましょう。
AI面接サービスは中小企業でも導入できる?
導入できます。1面接ごとの従量課金や、初期費用のかからない料金を案内しているサービスもあり、応募数が少ない企業でも件数に応じた費用で試せます。一方、月額固定や年間契約が前提のサービスは、応募数が少ないと1件あたりの費用が高くなるため、年間の受検見込み件数から試算して選びましょう。
新卒採用と中途採用で使い方は変わる?
変わります。新卒採用は応募が短い期間に集中しやすいため、説明会の後の一次面接をAIで受け付け、日程調整の手間を減らす使い方が合います。中途採用は経験や職務内容の確認が中心になるため、応募書類を踏まえて質問を深掘りできるか、職種ごとに質問を作り分けられるかを重視しましょう。
替え玉受検や回答の読み上げなどの不正は防げる?
本人確認や不正への対策機能はサービスによって異なり、機能だけで不正を完全に防げるわけではありません。受検時の本人確認の方法や、不自然な回答を検知する機能の有無をデモで確認したうえで、次の選考で人が本人と対話し、AI面接の回答内容と食い違いがないかを確かめる運用を組み合わせましょう。
アルバイト・パートの採用にも使える?
使えます。応募の多いアルバイト・パートの採用では、応募直後にスマートフォンで一次面接を受けてもらうことで、面接日の調整を待つ間の辞退を防ぐ手段になり得ます。店舗ごとに面接担当者が異なる場合は、全店舗で同じ質問を使い、合否の判断や勤務条件のすり合わせは店舗側の面接で行うといった分担を決めておきましょう。
まとめ
AI面接サービスを選ぶ際は、料金や目新しい機能だけでなく、導入目的、自社向けの質問・評価設計、ATS連携などを総合的に比較する必要があります。
まずは対象職種とAIに任せる工程を決め、複数サービスのデモやトライアルで受検完了率、評価の納得感、削減工数を確認するようにしましょう。候補サービスが絞れたら、公式サイトの資料請求やサービス詳細ページから、最新の料金、機能、データ管理条件を確認してみてください。
AI面接の仕組みや、評価結果を人が確認する体制づくりについてさらに詳しく知りたい場合は、AI面接とは?選考の仕組みと人の役割、導入時のリスクを解説もあわせてご覧ください。本記事で紹介した以外のサービスも含めて比べたい場合は、BIZNAVIのAI面接サービス一覧から、自社の条件に合う候補を探してみてください。

BIZNAVI編集部
株式会社DYMが運営する、法人向けサービスの比較・検索メディア「BIZNAVI byDYM」の編集部。 勤怠管理・会計・生産管理などの業務システムやSaaSに加え、営業代行・Web制作・記事作成代行・SNS運用代行といった業務支援サービスまで、幅広い領域の法人向けサービスを調査・比較し、導入検討に役立つ情報を発信している。 各サービスの機能や料金、提供形態、導入実績などの公開情報をもとに、目的や条件に応じて比較しやすい形で整理することを重視してコンテンツを制作。企業が抱える業務課題や実際の活用シーンを踏まえ、自社に合ったサービス選びと、検討から意思決定までをスムーズに進めるための情報提供を行っている。















