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株式会社クスリのアオキ様
採用決定者数が前年比 6.5倍に増加!
年間1,000名採用を実現に向けて、全国1,000店舗※の事業計画を支えるパートナーシップの裏側と採用戦略※2025年10月時点
1869年(明治2年)、薬種商として石川の地に創業して以来、150年以上にわたり地域の人々の健康と暮らしに寄り添い、揺るぎない信頼を築いてきた「株式会社クスリのアオキ」。現代においては、「健康・美・衛生」をトータルで支える地域の生活インフラとして、食品部門を強化した独自のドラッグストア戦略を展開。北信越を地盤としながら、その勢いは全国へと広がり、今や1,000店舗を超える驚異的なスピードで成長を続けている。
しかし、この輝かしい成長曲線の裏側で、同社は企業の生命線ともいえる「新卒採用」において、その成功を持続するための、より高度な課題に直面していました。
年間1,000名規模という、業界でも類を見ない高い採用目標。事業の急拡大に伴いこの採用目標は年々さらに増加の一途を辿っています。熾烈を極める採用市場で、いかにしてこの成功の規模を維持し、さらに拡大していくのか。そのためには、従来の採用手法に固執せず、常に時代に合わせた革新的なアプローチへとアップデートを繰り返すことが同社の未来の成長を確かなものにするための、喫緊の経営課題でありました
数々の困難を乗り越え、同社はいかにしてこの採用課題を克服し、持続的な成長への軌道を描いたのか。その採用戦略の全貌と、成功の裏側にあったパートナーシップの物語を、新卒採用責任者であるT様に詳しくお伺いしました。
(右) 株式会社クスリのアオキ 新卒採用責任者 T様(左) 株式会社DYM 人材事業部 新卒紹介課 Y氏
01 導入前の課題:
採用計画の難航が、事業成長の足枷に。打つ手も尽きた八方塞がりの状況
「採用は、出店の生命線です。」—そう語る株式会社クスリのアオキ様は、事業の急成長を支える人材の確保という大きな壁に直面していました。
特に深刻だったのは、事業計画と採用実績との間に生じた大きな乖離です。24卒採用では750名の目標に対し採用実績は600名と未達に終わりました。一方、26卒の採用目標は1,000名へと大幅に引き上げられました。「750名でも苦戦したのに、次は1,000名か、と。とにかくこの高い目標をどう達成するか、その一点に課題は集約されていました。」
同社はすでに採用イベントやナビサイト、既存の紹介会社約10社との連携など、考えうるあらゆる手段を尽くしていました。
それでもなお目標に届かない現実は、新規出店という会社の成長戦略そのものを脅かす、まさに八方塞がりの状況にありました。
《課題のまとめ》
- 年間1,000名という高い採用目標に対し、過去の実績が伴わず、達成が困難な状況にあった
- 採用の未達が出店計画の遅延に直結し、事業成長の機会損失を生むリスクを抱えていた
- 既存の採用チャネルを全て活用し尽くしており、次の一手が見出せずにいた

02 具体的な活用方法:
決め手は「熱意」と「紹介数」。全国展開の事業戦略に合致したパートナーシップへ
これらの課題を解決するため、DYMとのパートナーシップを強化。待ちの採用から、全国規模での人材を能動的に獲得する「攻め」の採用へと舵を切りました。
決め手となったのは、過去の取引実績を覆すほどの営業担当者の「熱意」と、他社を圧倒する「紹介数」にありました。
「営業担当の方がとにかく熱意に溢れる方で、『この人だったら本気で一緒に数字を追ってくれるパートナーになれる』と感じました。このパートナーシップ強化の結果、採用決定者数が初年度の8名から翌年には52名へと急増したのです。」
特に、北は東北から西は四国まで、全国に店舗展開を進める同社の事業戦略と、DYMが持つ全国各地の学生を数多く紹介できるという強みが完全に合致。特定の地域に偏ることなく、出店計画に合わせて広範囲の優秀な人材へアプローチすることが可能になりました。
《活用のポイント》
- 営業担当者の熱意と人柄を信頼し、強固なパートナーシップを再構築
- DYMの圧倒的な「紹介数」を活かし、採用数の絶対的な底上げを図る
- 全国への出店計画と、DYMの全国的な学生ネットワークを連携させ、戦略的な人材確保を実現

03 導入後の効果:
採用数が6.5倍に増加。事業計画を計画通りに遂行できる体制を構築
DYMとの連携強化により、採用活動は劇的に改善されました。
採用決定者数は、初年度の8名から翌年には52名へと約6.5倍に増加。26卒採用も10月時点で53名が決定するなど、安定的かつ大規模な採用チャネルを確立することに成功しました。
「最大の効果は、『事業計画を計画通りに達成できたこと』に尽きます。もしご紹介いただいた50名がいなければ、計画していた数十店舗の出店は遅れていたでしょう。それは売上目標の未達に繋がり、全てのステークホルダーの期待を裏切ることになっていました。」
採用計画が軌道に乗ったことで、企業の生命線である出店計画の確実な遂行が可能になりました。これにより、採用活動が事業成長を足元から支える確かな柱となり、企業全体の生産性向上に繋がっています。
《導入後の主な成果》
- 紹介経由の採用決定者数が、1年で8名 → 52名(約6.5倍)に増加 ※25年度卒 実績
- 採用計画に基づく人員の確保により、生命線である新規出店計画をスムーズに遂行
- 採用が事業成長に直結する体制が構築され、全社的な機会損失のリスクを回避

04 今後の展望:
日本中のお客様の生活を、もっと豊かにするために
業界トップクラスの成長を続ける同社は、今後も積極的な出店を計画しています。
「もっともっと日本中のお客様の生活を良くするために、これからも出店を頑張らなければなりません。そのためには、会社の成長を支える人材の採用が、今後ますます重要になります。」
採用活動は、同社の未来を創るための最重要ミッションです。
DYMには、これからも事業に不可欠なパートナーとして、共に企業の成長を目指していけることを期待している、とT様は語ります。
05 同様の課題を抱える企業様へ:
「採用」は、未来への投資。信頼できるパートナーとの出会いが鍵になる
最後に、同じように採用の課題を抱える企業へのメッセージを伺いました。
「少子化もあり、新卒採用が本当に難しい市況だと感じています。多くの企業が苦戦しているのではないでしょうか。」
T様は、このような厳しい環境だからこそ、採用活動を単なる業務ではなく「事業計画を実現するための戦略的投資」と捉えることが重要だと強調します。
「私たちの成功は、単にサービスを『利用した』のではなく、お互いのWin-Winを本気で考えてくれるパートナーと出会えたことが全てです。
採用が難しい時代だからこそ、事業計画を共に実現してくれる信頼できるパートナーを見つけることが、企業の成長に不可欠だと実感しています。」
