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健康診断の検便で何がわかる?採便方法やよくある疑問を解説

公開日:2024.11.21  更新日:2025.02.17

健康診断で行う検便は便潜血反応検査のことで、健康診断では大腸がん検診といわれています。大腸がん検診は一般的に40歳以上を対象としているため、健康診断で初めて検便を受ける方のなかは、どのように便を採取し提出するのか分からない方も少なくありません。特に、便秘や下痢でお悩みの方は不安を感じているのではないでしょうか。本記事では、便潜血反応検査の目的から、採取方法、注意点まで詳しく解説します。

<この記事で紹介する3つのポイント>

  • 便潜血反応検査の目的と検査結果から分かる病気の種類
  • 健康診断で行う便潜血反応検査の流れ
  • 便潜血反応検査を行う際の注意点とよくある質問

健康診断で行う検便(便潜血反応検査)とは

便を用いた検査には、複数の種類がありますが、健康診断で行うのは便潜血反応検査です。便潜血検査は、便に血液の反応があるかを調べ、出血が起こっているかどうかを確認します。

便潜血反応検査は、体への負担が少なく、比較的低コストで検査を受けられるのがメリットです。便潜血反応検査には、化学法と免疫法の2種類があり、健康診断では通常「免疫法」を採用しています。

便潜血反応検査の目的

潰瘍、ポリープ、大腸がんなどを発症すると、便をする際に組織と便が擦れると出血する場合があります。便潜血検査は、その微量な出血を検出するための検査です。排便時の出血は目視できませんが、便潜血反応検査を行えば、便に含まれる目では確認できない微量の出血も発見できます。

便潜血反応検査を定期的に行うことは、病気の早期発見に役立ちます。便潜血反応検査は、大腸がん検査ともいわれていて、毎年便潜血反応検査を行うことで大腸がんによる死亡率を大幅に低下できることも分かっています。ただし、便潜血反応検査の結果だけで大腸がんと確定診断することはできません。

健康診断で行う検便の種類

便を採取する期間は、検便の種類によって異なります。健康診断で行う検便の種類は、一般的に1日法、2日法のいずれかです。一般的には、2日法のほうが1日法よりも検査の精度が高く、大腸がんの可能性を発見しやすいと言われています。

1日法

1日分の便を1回だけ採取する方法で、採取する時間帯は問いません。1日法は便の採取が1回で済むのがメリットですが、採取した便に必ずしも血液が付着しているとは限らないため、検出率が低下します。

そのため、大腸がんを発症していても陰性となりえる点に注意が必要です。

2日法

2日間に分け、2回分の便を採取する方法で、健康診断で採用されるのは通常この2日法です。1日法と同様に、採取する時間帯の指定はありません。

早期の大腸がんでは常に出血が起きるわけではないため、2回便を採取することで検査の精度が高まります。2回のうち1回のみ陽性反応が出ても、大腸がんもしくは他の病気が疑われます。

健康診断の検便で検査する項目

健康診断の検便で検査する項目は、便中ヘモグロビンと便中トランスフェリンの二つです。便中ヘモグロビンと便中トランスフェリンを測定して、血液の出血の有無を判定します。

しかし、このヘモグロビンは活性を失いやすい性質があり、偽陰性が出ることも少なくありません。そのため、検便では腸内で安定性の高い便中トランスフェリンも測定し、検便の精度を高めています。

便中ヘモグロビン

ヘモグロビンは、赤血球内に存在する鉄を含むたんぱく質です。炎症、潰瘍、悪性腫瘍などが原因で下部消化管から出血がある場合、便中に赤血球成分であるヘモグロビンが検出されます。

ヘモグロビンは特有の抗原を持っているため、免疫法であれば食事の影響を受けずに便中の出血を検出することが可能です。また、微量の出血でもヘモグロビンの検出が可能であるため、大腸がんのスクリーニング検査としても広く実施されています。

なお、ヘモグロビンは腸内で活性を失いやすいため、検便の結果から上部消化管の出血を発見するのには向いていません。

便中トランスフェリン

トランスフェリンは、血液中で鉄の運搬に関与するたんぱく質です。腸内細菌にさらされても変性しにくく、ヘモグロビンに比べて腸内での安定性が高いことが特徴です。

便中ヘモグロビンだけでなく、この便中トランスフェリンを同時に測定することで、偽陰性になるリスクを低減できます。

陽性の場合に疑われる病気

健康診断では、検便は主に大腸がん検診を目的に行われていますが、健康診断の検便で陽性反応が出た場合、疑われる病気は大腸がんだけではありません。

検便の陽性反応で疑われる主な病気としては、大腸がん以外に、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、痔などがあります。病気によって、診察を受ける医療機関および治療方法が異なるため、それぞれの病気の違いを理解しておくことも重要です。

大腸がん

大腸がんは、大腸(結腸および直腸)に発生するがんで、良性のポリープである腺腫ががん化して発生する場合と、正常な粘膜から直接発生する場合があります。早期段階では自覚症状がほとんどなく、進行すると症状が現れるのが一般的です。代表的な症状は、血便、下血、貧血、腹痛、嘔吐などです。

大腸は、大きく結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)、直腸(直腸S状部、上部直腸、下部直腸)に分けられ、日本人では特にS状結腸と直腸にがんが発生しやすいとされています。

大腸の粘膜に発生したがんは、次第に大腸の壁に深く侵入し、最終的には大腸の壁を越えて腹腔内に広がり、腹膜播種を引き起こすことがあります。また、大腸の壁内を流れるリンパ液によってリンパ節へ転移したり、血流に乗って肝臓や肺などの他の臓器に遠隔転移したりする可能性もあります。

大腸ポリープ

大腸の内壁は粘膜で覆われており、この粘膜層の浅い部分がイボのように隆起してできたものが大腸ポリープです。大腸ポリープが生じても、初期段階では目立った自覚症状がありません。ただし、大腸ポリープが大きくなると便に血液が混じったり、便に粘液のようなものが付着したりすることがあります。

ポリープは大きく非腫瘍性ポリープと腫瘍性ポリープに分けられます。

  • 非腫瘍性ポリープ
    炎症や加齢、細胞の過剰増殖が原因で発生し、基本的にがんになる心配は少ないため、治療の必要はありません。ただし、出血がある場合は切除が行われることもあります。
  • 腫瘍性ポリープ
    腫瘍性ポリープは、悪性の「がん」と良性の「腺腫性ポリープ」に分けられます。腺腫性ポリープは良性ですが、時間とともに悪性化する可能性があり、特に10mm以上のものはがんリスクが高いといわれています。ただし、全ての大腸がんが腺腫性ポリープから発生するわけではなく、最初からがんとして発生する場合もあります。

ほとんどの大腸ポリープは、大腸内視鏡検査の際にその場で切除することが可能です。切除することで、大腸ポリープががんに進行するリスクを減らせるため、定期的な検査で早期発見することが重要です。

潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜にびらんや潰瘍が生じる疾患でで、クローン病とともに炎症性腸疾患に分類されており、厚生労働省により難病として指定されています。主な症状は、下痢、血便(粘血便)、腹痛などです。

潰瘍性大腸炎の発症原因は解明されていませんが、自己免疫異常、腸内細菌叢の乱れ、食生活の欧米化などが影響していると考えられています。また、家族性の発症が確認されていることから、遺伝的要因も否定できません。

発症年齢のボリュームゾーンは、男性が20代前半、女性が20代後半で、比較的若い人に多く見られる疾患です。適切な治療を行えば症状をコントロールでき、以前に近い形で日常生活を送れます。

痔は肛門の病気全般を指す用語で、いぼ痔(痔核)、きれ痔(裂肛)、痔ろうが代表的です。なかでも、いぼ痔ときれ痔は排便時に出血を伴うことが多く、検便で陰性になる可能性があります。初めは出血量が少なくても、次第に便に血が付着するようになり、少量の血が常に出るようになるのが特徴です。

痔の主な原因は外部からの刺激で、具体的な原因としては便秘や下痢、排便時のいきみ、長時間の座位などが挙げられます。例えば、便秘で便が硬くなって排便時に肛門に圧力がかかり、肛門が切れてきれ痔を引き起こすケースや、肛門の静脈叢と呼ばれる血管の集まりがうっ血していぼ痔を発症するケースなどです。

外的な刺激による切れ痔は自然治療が可能ですが、いぼ痔は薬による治療が必要で、痛みや不快感がある場合は切除手術が推奨されます。

陽性の場合は消化器内科へ相談

初期の大腸がんは目立った症状がほとんど現れず、ある程度進行してから、出血や便通の異常、体重減少といった症状が見られます。そのため、健康診断の検便で陽性反応が出ても、「便が硬くて、たまたま肛門が切れただけ」「昔から痔があるのでそれが原因でがんではない」などと考えて、そのまま放置してしまうのは危険です。

大腸がんは、早期発見・早期治療で完治する可能性が高い病気ですが、放置すると大腸がんが進行し死亡率も高くなります。2日法で1回でも陽性反応が出た場合は精密検査を受けることが推奨されます。陽性反応が出たら、まずは速やかに病院の消化器内科に相談しましょう。

また、肛門から遠い部分に大腸がんができると、進行するまで陽性反応が出にくいこともあります。残念ながら、健康診断の検便が陰性でも大腸がんを既に発症しているケースもあるため、便検査が陰性でも油断せず、少しでも体調に異変を感じたら医師に相談することが重要です。

大腸内視鏡検査

健康診断の検便で陽性になり消化器内科に相談すると、ほとんどの場合大腸内視鏡検査を勧められるでしょう。

大腸内視鏡検査は、太さ11〜13mm程度の細長い内視鏡(カメラ)を肛門から挿入し、大腸全体を観察する精密な検査方法です。状況に応じて、大腸だけでなく小腸の一部まで観察することもあります。

大腸内視鏡検査の最大のメリットは、直腸や大腸内の病変を直接観察できる点です。バリウム検査では、病気の疑いがあっても、空気の泡や残った便との区別ができないことがあります。また、検便で血液が含まれているか判定できでも、その陽性反応がなんの病気によるものかは判断できません。

大腸内視鏡検査で直接腸を観察すれば、より正確に病変を判断できるようになります。大腸内視鏡検査は、大腸がんの他、大腸ポリープ、大腸憩室症、炎症性腸疾患など大腸や直腸の疾患を詳細に調べるのに適した検査方法です。

健康診断で提出する検便のやり方

健康診断の検便は配布された検便キットを使って、便を自宅で採取します。検便キットは事前もしくは健康診断当日に医療機関で受け取るか、自宅に郵送されます。では、自宅で便を採取し、提出するまでの流れを見てみましょう。

1.容器を準備する

1日法の検便キットには液体が入った細い容器が1つ、2日法の場合は2つ入っています。便を採取する前に、これらの容器に付いているラベルへ、氏名、性別、年齢を記入し、便を採取した後は、採取日・時を書きます。

容器のなかの液体は保存液のため、液体を捨てたり飲んだり、水を足したりしないでください。また、検便用の容器は使用期限があるため、1年以上前に受け取った検便キットや、保存液が変色したり液量が減少していたりするものは使わず、必ず新しい容器を使用します。

2.便を採取する

まずは検便キットを使って便を採取する方法を説明します。

中指、薬指、親指で容器を持ち、親指を使ってキャップを静かにずらし、保存液がこぼれないようにもう一方の手でゆっくりキャップを引き抜きます。キャップの先端はスティックになっており、勢いよく引き抜くと、保存液が飛び散るおそれがあるため注意が必要です。

そのスティックを便の表面を2~3回突き刺すか、スティックの先端を便の表面で回転させながらこすりつけ、スティックの溝に便が埋まるように採取します。採取した便は量が少なすぎても、多すぎても正しい検査結果が得られません。検便の適量は添付の説明書きを読むか、医療機関で確認しておきましょう。

便が取れたら、スティックを容器に差し込み、パチンと音がするまでしっかりと閉めれば採取完了です。一度キャップを閉めたら、再度キャップを開けたり、スティックで液体を混ぜたりせずに保管します。

直接採取する方法

便器内にトイレットペーパーを敷いてその上に排便し、ペーパー上の便をスティックの先端で採取する方法です。

このとき便がトイレの水に濡れたり、洋式トイレの場合は便が濡れてずり落ちたりする可能性があります。トイレットペーパーは長めに取り何重にも折って、水が溜まっていない便器の手前側に敷くのがコツです。

洋式トイレの場合は、便の重みでずり落ちる可能性があるため、通常とは反対に座ったり、浅く座ったりすると採取しやすくなります。

自動洗浄タイプのトイレやトイレの形状により採取が難しい場合は、便器は使わず新聞紙を敷いて排便をする、排便の途中に手とトイレットペーパーを使って便を直接取るなどの方法も有効です。

検便用シート等を利用する

各社が販売している検便用シートを使用すれば、便がずり落ちて水没する心配がなくなり、使用後はそのままトイレに流せます。検便用シートは通販サイトで購入することが可能です。

  • 検便用シートの使い方
    裏面にある両面テープの剥離紙を剥がします。便座を上げて、便器のふちに検便用シートを貼って形を整えます。採便をしたらそのままトイレに流します。
    検便用シートをわざわざ購入しなくても、家庭にある新聞紙やラップで代用できます。それぞれの使い方は、以下のとおりです。
  • 新聞紙
    新聞紙1枚を帯状に細長く折りたたみ、便器の左右に少したるませて引っ掛け、便座を下ろして固定します。その上に折りたたんだトイレットペーパーを置き、その上に排便します。
  • ラップ
    ラップを便座にV字状に貼り、溜まり水の開口部を覆います。その上に折りたたんだトイレットペーパーを置いて採便します。

いずれの方法でも、採便後は便とトイレットペーパーのみをそのまま流し、新聞紙とラップはゴミ袋に入れて捨てます。

3.提出まで保管

提出するまで容器は、直射日光を避けて25℃以下の場所や玄関先などの冷暗所に保存します。

採便容器内には保存液が入っているため、採便後1週間くらいは保存できますが、気温が高い季節や、毎日排便がなく提出までに数日かかる場合は、保冷剤を入れた箱などに採便容器を入れて冷蔵保存をする方法があります。

健康診断で行う検便の注意点

健康診断の検便を行う際にやり方を間違えてしまうと、正しい結果が得られない可能性があります。大腸がんを発症している場合は、早期治療を始めるチャンスを逃してしまうため、検便の仕方は正しく理解しておくことが重要です。

特に、注意しておきたい点は、できるだけ新しい便を採取すること、生理中は検便を避けること、便器内の水に便が触れないようにすることの3点です。

できるだけ新しい便を採取する

便の採取は、健康診断の前日と当日に行うのが最適とされています。その理由は、便が古くなると、実際には出血があっても検出できない可能性が高くなるからです。

ただし、便秘や下痢になりやすいなどの理由でどうしても難しい場合は、数日前から採取し便を採取することも可能です。その際は、採取した便は冷蔵庫で保管しておくことが推奨されます。

生理中の便は検査できない

便潜血反応検査は非常に感度が高く、ごくわずかな血液でも陽性になる可能性があります。そのため、生理中は月経血が混入する恐れがあるため、検便検査を行えません。生理が終わってから、2〜3日してから採取した便であれば検査が可能です。

便の保管できる期間は医療機関によってことなるため、生理になってしまった場合は、医療機関にその旨を伝え、提出する日を調整できるかを確認してください。女性で検便を受ける際は、あらかじめ生理になる日を避けて健康診断の日程を決めることをおすすめします。

便器内の水に便を触れさせない

便器内の水や洗浄液などが便に付着すると、便に潜血があっても消えてしまい、陰性と判定されてしまう可能性があります。検便の際は、便がトイレの水や洗浄液に触れないように十分注意してください。

特に水面積が大きいタイプは、トイレットペーパーを置くスペースが少なく水に触れやすい傾向にあります。その際は、検便用シートや新聞紙などを使う、便器ではなく新聞紙に直接排便するなど、水に浸からないための工夫が必要です。

健康診断の検便でよくある疑問

検便に関する疑問とその疑問に対する回答を確認しておくことも、健康診断の正しい検便方法を理解するのに役立ちます。ここでは、そのなかでもよくある質問を6つ抜粋してご紹介いたします。

何日前から便を採取できる?

便の採取は、2日法の場合、健康診断の前日と当日に行うのが理想的です。しかし、医療機関のなかには、毎日便が出ない場合は、3~4日前の便を採取することを認めているところもあります。

検便の提出に関するルールは医療機関によって異なるため、便秘や下痢になりやすい体質の方は、事前に健康診断を行う医療機関に問い合わせておくと安心です。

下痢や便秘の場合はどうすればいい?

便に混じった血液を検出する潜血反応検査において、便の量が十分でないと検査ができないことがあります。しかし、便の状態によって検査ができないことはありません。下痢や便秘で、便が軟便だったり硬かったりしても、検査に必要な量が採取できれば基本的に検査は可能です。

下痢で軟便の場合はスティックでかき混ぜて採取し、コロコロ便の場合は表面に少量の水をつけて柔らかくしてスティックに付着させて便を採取します。なお、免疫法の便潜血反応検査の場合、便秘を解消するために下剤を使用した後の便であっても、検査に影響しないため採取しても問題ありません。

どうしても便が出ない場合はどうすればいい?

採便ができなかった場合は、検査はできないためその旨を医療機関に報告します。

なお、2日法の便潜血反応検査で1日しか便を採取できなかった場合は、医療機関によっては1回分のみでも検査ができることもあります。また、2日法の場合、異なる日の便を採取するほうが望ましいとされていますが、どうしても便が出ない場合は同じ日に2回採取した便を提出することも可能です。

ただし、いずれの場合も、医療施設に報告し検査が可能であるか確認してください。

検便前に食事や服薬の制限はある?

検便には、免疫法と化学法の2種類があります。日本で開発され主流となっている免疫法は、検便前の食事や服薬に制限はありません。

ただし、抗生物質(抗菌剤)を服用している場合、検査結果に影響を及ぼす可能性があります。抗生物質を服用していた場合は、服用を終えてから48時間以上空けてから採便することが望ましいとされています。

一方の化学法は主に欧米で採用されている検査方法です。化学法は、肉や野菜に含まれる成分にも反応することがあるため、検査前に食事制限が必要になります。

バリウム検査(胃透視検査)後の便でも検査できる?

バリウム検査ではバリウム(造影剤)を飲むため、検査後に便にバリウムが混じることがあります。そのため、バリウム検査を受けた場合は、白い便が出なくなってから採便しましょう。

バリウム検査とは、バリウムを飲んで発泡剤で胃を膨らませ、X線(レントゲン)を連続的に照射しながら撮影する検査です。胃透視検査、胃部X線検査、上部消化管X線検査ともいわれ、食道、胃、十二指腸の病変をチェックするために行われます。

まとめ

健康診断で行う検便(便潜血反応検査)は、大腸がんの早期発見を目的とした重要な検査です。検査結果が陽性だからといって必ずしも大腸がんとは限りませんが、陽性反応が出たら速やかに消化器内科でさらなる精密検査が推奨されます。

検便はやり方が分かれば簡単に行える検査ですが、水に使ったり、生理中の便を採取したりすると正しい検査結果が得られません。初めて検便を受ける方は、便を採取する前に再度本記事の注意点をご確認ください。

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