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ネイティブ広告とは?仕組みや特徴、種類や活用の方法・コツを解説

公開日:2024.05.30  更新日:2024.06.14

ネイティブ広告は、Webコンテンツの一部として自然に表示されるため、ユーザーに認知してもらいやすいという利点があります。広告を考える際には、積極的にネイティブ広告の出稿を検討したいでしょう。ただし、初めてネイティブ広告を出稿する際には、広告自体について十分に理解することが重要です。ネイティブ広告にはさまざまな種類があり、効果的な活用方法も異なります。この記事ではネイティブ広告の特徴や種類について解説しつつ、出稿時のポイントを詳しく紹介していきます。

<この記事で紹介する3つのポイント>

  1. ネイティブ広告の概要と特徴
  2. ネイティブ広告の種類と活用方法
  3. SNSやWebメディアでのネイティブ広告活用術

ネイティブ広告の概要と特徴

ネイティブ広告は、訪れたユーザーの負担にならず、自然な形で認知される広告です。ここでは、概要や特徴を紹介します。

ネイティブ広告とは?

ネイティブ広告とは、自然な形でコンテンツと融合している広告です。ユーザーから見た場合、違和感のない形で広告が表示されるため、ユーザーのストレスを減らすことができます。また、スムーズにコンバージョンにつなげることも可能となるでしょう。

従来のインターネット広告では、別枠に広告枠が設けられていました。そのため、ユーザーに対して広告の訴求が強すぎるという課題が出ている状況です。ユーザーは、リマーケティング広告やバナー広告のように、いかにも広告であることを前面に出されると、逆に興味や関心がなくなってしまう傾向があります。

このような課題を対策するために需要が出てきたのが、ネイティブ広告です。Webサイトのデザイン性を損なわない形で表示されるため、自然な形で受け入れることが可能となります。

ネイティブ広告のメリットとデメリット

自然な形で広告宣伝を行えるのがネイティブ広告です。次のようなメリットが考えられます。

メリット説明
潜在層へのアプローチが可能コンテンツに沿った形で広告表示できるため、潜在層にアプローチすることが可能です。 例えば、育児関連のWebサイトにベビー用品の広告を出したり、ガジェット関連のWebサイトにパソコン周辺機器の広告を出したりするような形となります。 ネイティブ広告は、精度の高いターゲティングが可能です。
広告をユーザーに拡散してもらえるコンテンツに溶け込むため、ユーザーの満足度も高まると言えます。ユーザーの満足度が高まれば、SNSなどで広告を拡散してもらえる可能性もあるでしょう。 SNSなどで拡散された場合、広告費以上の効果が期待できます。
ユーザーに違和感を与えずに宣伝できるネイティブ広告は、ユーザーが違和感を持たず広告内容を受け入れることを可能にします。そのためスムーズにコンバージョンまでつなげることができるでしょう。 Webサイトに沿った形になっており、ユーザーのニーズに合った形の広告内容となるためです。

ただし、ネイティブ広告には以下のようなデメリットもあります。

デメリット説明
効果を得るまでには時間が必要潜在層へのアピールが可能ですが、潜在層の行動には時間がかかる可能性があります。そのため広告の効果が出るまでには、時間が必要です。
コンテンツの作成に手間がかかる広告を作成する場合、自然に溶け込む形にするため、時間がかかります。 また表示テキストや画像サイズなどの検討も必要となるため、手間もかかると言えるでしょう。

広告フォーマットでのネイティブ広告の違い

コンテンツに掲載する記事広告は、広告フォーマットを指しています。一方ネイティブ広告というのは、広告フォーマットではなく、概念的なものです。

つまり、Webコンテンツに自然に溶け込んで、違和感なく閲覧してもらうことを目的とした広告の考え方となります。そのため、Webサイトに合わせたフォーマットで掲載される形です。

ネイティブ広告の種類と活用方法

ネイティブ広告には、ソーシャルメディア広告、ビデオ広告、記事広告など、多くの形があります。利用する場合は、どの形態が最適なのか検討が必要です。ネイティブ広告の種類と活用方法について紹介します。

代表的な6つのネイティブ広告フォーマット

ネイティブ広告には、以下のように代表的な6つの種類が存在しています。

ネイティブ広告の種類説明
インフィード型Webサイトやアプリのコンテンツ間に設置される広告です。ニュースアプリやキュレーションメディア、SNSなどで利用されています。 バナーやテキストだけでなく、動画なども設定することが可能です。
ペイドサーチ型検索エンジンの検索結果に並んで設置される広告になります。ペイドサーチ型は、リスティング広告のことです。
レコメンドウィジェット型Webサイトの記事の下に、関連記事やおすすめ記事などのような形で設置される広告です。自然に溶け込んで表示されます。
プロモートリスティング型Webサイト内の検索結果と一緒に設置される広告です。例えば、食べログ、ぐるなび、楽天、AmazonなどのWebサイト内で検索した際の結果に表示されます。 上位に表示されるため、ユーザーの目に留まりやすいです。
ネイティブ要素のあるインアド型(IABスタンダード)ディスプレイ広告の中に表示する広告です。ネット広告業界団体IABの基準をクリアしている広告枠で、配信することが可能です。
カスタム型(その他)上記以外のネイティブ広告を指します。例えば、プロモーション広告や企業のLINEスタンプなどです。

ニーズに合わせたネイティブ広告の選び方

ネイティブ広告を選ぶ際は、ユーザーのニーズに合わせる必要があります。以下は、ネイティブ広告を選ぶ際にチェックする4つのポイントについての紹介です。

サービスや商品との親和性

サービスや商品の種類によって、効果のあるネイティブ広告が異なります。例えば、誰でも理解しやすく低単価のサービスや商品の場合は、認知度を向上させるサイドバー広告が効果的でしょう。一方、内容が難しく高単価のものであれば、記事の最後に設置する広告が良いと言えます。

取り扱うサービスや商品との親和性を考慮し選ぶことが大切です。

達成したい目的に合っているか

目的によって、最適なネイティブ広告の種類が異なります。例えば、販売促進が目的の場合は、記事広告やインフィード広告が効果的です。ユーザーの認知度を向上させることが目的の場合は、サイドバー広告が良いでしょう。

達成したい目的に沿った形で選ぶ必要があります。

広告媒体の種類

広告媒体には次の3つがあります。

  • 純広告型ネイティブ広告の媒体
  • 運用型ネイティブ広告の媒体
  • ネットワーク型ネイティブ広告の媒体

これらの媒体は、それぞれ配信できるユーザー層や運用コストなどが異なります。自社の目的に合った媒体を選ぶことが重要です。

広告の費用

ネイティブ広告にかかる費用も重要です。費用は無限に使用できるものではありません。予算内に収める必要があります。

例えば、記事広告の場合はおよそ50万円以上の費用となり、インフィード広告の場合はおよそ3万円程度です。

ネイティブ広告を選択する場合は、最低料金を確認しておくのが良いでしょう。

SNSやWebメディアでのネイティブ広告活用術

ネイティブ広告を活用する場合、いくつかのポイントがあります。以下は、ネイティブ広告の活用術についての紹介です。

ターゲットを決める

自社のサービスや商品のターゲット層となるユーザーが、使用するWebサイトやSNSで広告配信することが重要です。ターゲット層がWebサイトやSNSを使用していない場合、広告を出しても効果がありません。

そのため、自社のサービスや商品のターゲット層を明確にしておく必要があります。またターゲット層が明確になった後は、具体的なモデル像(ペルソナ)を作成するのが良いでしょう。

コンテンツの作成

販売したいサービスや商品に一致した、コンテンツを作成します。ユーザーの関心や興味に沿ったコンテンツ内容です。例えば、販売したいサービスや商品が美容関連の場合は、美容に関する課題や悩みの対策方法を紹介したコンテンツが良いでしょう。

作成したコンテンツ内に、ネイティブ広告を設置する方法です。

プラットフォームを決める

作成したコンテンツを、広く配信するためのプラットフォーム選定が重要です。プラットフォームは、ターゲット層が使用するものを選ぶ必要があるでしょう。例えば、20代女性がターゲットの場合は、ピンタレストやインスタグラムなどのSNSが良いと言えます。

効果を測定する

広告は、設置すれば終わりではありません。効果を測定することが重要です。例えばコンテンツの閲覧時間、クリック数、コメント数、シェア数などの指標を確認します。結果が出ていない場合は、改善が必要です。

ネイティブ広告出稿のポイント

ネイティブ広告で効果を出すためには、いくつかのポイントがあります。以下は、ネイティブ広告出稿のポイントの紹介です。

効果的なコンテンツ作成のコツ

ユーザーのニーズに応えて、ネイティブ広告の効果を出すためには、効果的なコンテンツを作成します。効果的なコンテンツを作成するには、次に示したコツを意識しましょう。

コンテンツ作成のコツ説明
魅力的な見出しユーザーの目を引く見出しが重要です。例えば自社のサービスがピアノレッスンの場合、単に「ピアノのレッスン」だけではユーザーの目を引くことはできません。「4週間でピアノが上達する方法」など、具体的な見出しが有効です。
具体的な事例の紹介コンテンツの中には具体的な事例を交えて、サービスや商品の効果を訴求することが大切です。 例えば自社のサービスがフィットネスに関連したものであった場合、「運動することは健康に良い」という内容では、説得力がありません。「1週間に3回のジョギングを継続することで体力がつき、健康な体を維持できます」のような具体的な例が良いでしょう。
読みやすい文章ユーザーが読みやすい文章を心がけることも重要です。そのため専門用語をできる限り少なくし、一般の人でもわかるような内容で表現する必要があります。

ユーザーに適切なターゲティングを行う方法

ネイティブ広告の効果を得るためには、適切なターゲティングが重要です。自社のサービスや商品を購入する可能性のあるターゲットを正確に設定することが、効果につながります。以下は、ターゲティングの手法の紹介です。

ターゲティングの手法説明
モデル像の分析自社のサービスや商品を必要としているモデル像(ペルソナ)を設定することが有効です。ペルソナを設定し、具体的なユーザー像を詳細に決めます。趣味、職業、年齢、性別、地域、利用デバイス、利用Webサイトなどを明確にしておく方法です。
行動ターゲティングユーザーが過去にどのようなWebサイトを訪れたのか、何を検索したのかなどを分析し、広告を表示する方法です。過去に訪れたWebサイトや検索履歴などから、関連性の高い広告を割り出します。
コンテキストターゲティングユーザーが閲覧している現在のコンテンツに関連した広告を表示する方法です。ユーザーの関心に基づいた内容で広告配信を行います。
リターゲティングユーザーが一度訪れたWebサイトに再度訪問してもらうため、関連する内容の広告を表示する方法です。SNSや他のWebサイト上で表示することで、関心を強めてもらうことを期待しています。
ルックアライクオーディエンスターゲティング既存のユーザーと同じ特性を持ったユーザーに対して、アプローチする方法です。既存のユーザーを分析し、新たなユーザーを発掘してアプローチします。

広告配信の効果分析と改善手法

ネイティブ広告の効果を分析することが重要です。出稿している広告が効果的かどうかを確認することで、改善点が明確になってきます。効果を分析する際は、次に示すポイントが重要です

効果分析のポイント説明
各施策で計測ネイティブ広告を複数出稿している場合、それぞれの施策別に計測することが重要です。改善すべき施策が明確になり、改善点を明確にすることができます。
広告の種類で計測広告の種類別に計測することも重要です。どの種類の広告で効果が出ていないのか、明確にすることができます。改善対象を決めることができるためです。
その他の広告も計測ネイティブ広告以外の、記事広告やリスティング広告などの分析も重要です。ネイティブ広告によって、他の広告の効果も改善する可能性があります。 その他の広告の効果も含めて、改善策を決定するのが良いでしょう。
クリックしたユーザーの属性効果的なクリックが発生しているかどうか、無駄なクリックが発生していないかどうかを分析することが大切です。 そのため、クリックしたユーザーの属性を確認することが必要となります。
読んだ後の行動を分析Webサイトの記事をユーザーが読んだ後、どのような行動をしているか分析する必要があります。ユーザーの行動として「コンバージョン」「関連サービスの検索」「SNSでシェア」などが発生している場合は、効果が出ていると言えるでしょう。

ネイティブ広告出稿を成功させるには?

ネイティブ広告を成功させた事例と失敗した事例を紹介します。成功事例を知ることで、成功の要因を理解することができるでしょう。また失敗事例を知ることで、改善対策を知ることができます。

成功事例とその要因

ネイティブ広告の種類ごとに、成功事例とその要因をまとめています。

ネイティブ広告の種類説明
インフィード型ある化粧品メーカーでは、スマートフォンやタブレットなど、ユーザーのデバイスに合わせたインフィード広告をYahoo!で展開し、インプレッション数、クリック単価の向上を実現しています。 ユーザーの使用するデバイスの多様化を考慮したことが、成功の要因と言えるでしょう。 参考記事:MarketingBank「ネイティブ広告に成功した企業事例6選を種類別に紹介!広告の特徴や運用のコツも解説-インフィード型
記事広告型ある写真加工サービスを展開している企業では、記事広告に注力して広告展開を実施したところ、コンバージョン率が約130%増加しています。 取り組む前は、インプレッション数が多いのに対して、クリック率が少ない状況でした。この結果を踏まえて、記事広告に注力したことが成功の要因と言えるでしょう。 参考記事:MarketingBank「ネイティブ広告に成功した企業事例6選を種類別に紹介!広告の特徴や運用のコツも解説-記事広告型
レコメンドウィジェット型あるヘルスケア食品メーカーでは、レコメンドウィジェット型のネイティブ広告を採用し、Yahoo!サイト内でレコメンドとして表示しました。その結果、クリック率が向上し、コンバージョン率も約50%増加しています。 自社製品の認知度を拡大する取り組みが、効果的だったと言えるでしょう。 参考記事:MarketingBank「ネイティブ広告に成功した企業事例6選を種類別に紹介!広告の特徴や運用のコツも解説-レコメンドウィジェット型
リスティング型ある家電メーカーでは、Amazonのスポンサープロダクト広告を運用し、ROASを20倍以上に伸ばしています。ROASとは、広告費用に対して獲得できた利益の割合を示す指標です。 ユーザーの興味や関心を引き付けるコピーなどにより、効果が得られた事例になります。 参考記事:MarketingBank「ネイティブ広告に成功した企業事例6選を種類別に紹介!広告の特徴や運用のコツも解説-プロモーとリスティング型
ペイドサーチ型ある会計サービスを展開している企業では、顕在ユーザーに的を絞ったペイドサーチ型の広告を採用し、ユーザーの獲得に成功しています。 キーワードに多様性を持たせることと、表示タイトルとキーワードの整合性を意識させた取り組みの結果です。 参考記事:MarketingBank「ネイティブ広告に成功した企業事例6選を種類別に紹介!広告の特徴や運用のコツも解説-ペイドサーチ型
カスタム広告ある飲食メーカーでは、カスタム広告を採用して売上を向上させました。 商品の購入でLINEスタンプがもらえるキャンペーンを行うことで、直接的なコンバージョンが達成できています。 参考記事:MarketingBank「ネイティブ広告に成功した企業事例6選を種類別に紹介!広告の特徴や運用のコツも解説-カスタム広告

ネイティブ広告失敗事例と改善策

Web広告は成功する場合もありますが、間違った方向で使用すると失敗します。以下は、Web広告の失敗事例を集めたものです。ネイティブ広告を展開する場合にも役立つ情報となります。

失敗事例説明
ターゲットを誤認した世界的な自動車メーカーのBMWは、アラブ首長国連邦の国家を間違った形で使用した広告を作成しました。ユーザーの感情を喚起する目的でしたが、逆効果となっています。 改善策としては、この広告は取り下げて、適切な広告内容に置き換えました。 参考記事:有限会社エキストラ「広告の失敗事例とその改善策-失敗事例1: ターゲットの誤認 – BMW
メッセージが不明瞭アメリカのビールメーカーであるクアーズは、スペインでキャンペーンを実施する際、スラングの翻訳ミスをした広告を展開してしまいました。 その結果、意図していないメッセージを伝えてしまう結果となっています。 改善策としては、ターゲットの言語や文化、市場に合わせた広告メッセージを作成し直しました。 参考記事:有限会社エキストラ「広告の失敗事例とその改善策-失敗事例2: メッセージの不明瞭さ – Coors」
予算配分が不適切イタリアのラグジュアリーブランドであるドルチェ&ガッバーナは、中国で不適切な内容の広告を展開し、多大な反発を受けました。 改善策としては、ターゲット市場の価値観や文化などの調査に費用をかけ、十分に理解したのちに広告コンテンツを製作する方法を実施しています。 参考記事:有限会社エキストラ「広告の失敗事例とその改善策-失敗事例3: 予算の不適切な配分 – Dolce & Gabbana
広告のデザインや配置に問題アメリカの総合メーカーであるナイキは、広告デザインのミスで、ある特定の宗教のシンボルに似た広告を出稿してしまい、反発を受けています。 改善策としては、宗教や文化を考慮したデザインの広告を作成し直すことで対策しています。 参考記事:有限会社エキストラ「広告の失敗事例とその改善策-失敗事例4: 広告の配置やデザインの問題 – Nike

まとめ

ネイティブ広告は、インターネット広告の一形態として非常に効果的です。自然なページへの統合により、ユーザーがコンテンツを閲覧する際にストレスを感じることがなく、そのメリットは大きいです。広告が目立ちすぎるとマイナスの印象を与えかねないため、不信感を抱かれにくい点も魅力的です。

しかし自然な統合が容易であっても、画像の選択や表示位置、広告の内容などを誤ると、ネガティブな印象を与える可能性があります。そのため「ステマだ」といった批判をされることも考えられます。注意すべきポイントには十分な注意を払い、効果的にネイティブ広告を活用することが重要でしょう。

株式会社DYMでは、ネイティブ広告だけでなく、リスティング広告やSNS広告にも特化しております。広告運用に困っている企業は、ぜひお気軽にご相談ください。

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【筆者・監修者企業】

株式会社DYM

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「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンのもと、WEB事業、人材事業、医療事業を中心に多角的に事業を展開し、世界で一番社会貢献のできる会社を目指しています。時代の変化に合わせた新規事業を生み出しながら世界中を変革できる「世界を代表するメガベンチャー」を目指し、日々奮闘しています。

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