Page Top

難関企業で多く導入されている適性検査「TG-WEB」。SPIや玉手箱とは出題傾向が大きく異なり、初見では対応が難しい難問も多いため、多くの就活生を悩ませる「鬼門」となっています。特に「従来型」と「新型」という2つの形式が存在し、それぞれ対策が異なる点が厄介です。
この記事では、TG-WEBの基礎知識やタイプの見分け方はもちろん、具体的な例題や効率的な練習方法までを網羅的に解説します。特徴を正しく理解し、万全の対策で選考突破を目指しましょう。
<この記事で紹介する3つのポイント>
目次

TG-WEBは、他の適性検査と比較しても難易度が高く、事前の対策なしでは高得点を取ることが難しいことから「初見殺し」とも呼ばれるWEBテストです。ここでは、TG-WEBの基本的な概要や、SPI・玉手箱との違い、そしてなぜ多くの人気企業がこのテストを採用選考に導入し、どのような目的で学生を評価しているのかについて、その全体像を解説します。
TG-WEBは、株式会社ヒューマネージが開発・提供している適性検査で、多くの人気企業が採用選考に導入しています。このテストは、単なる知識の有無を問うだけでなく、受検者の「成果を生み出すための基礎能力(コンピテンシー)」や「性格特性」を多角的に測定することを目的としています。特に、応募者が殺到する人気企業において、効率的に人材を見極めるための重要なツールとして位置づけられています。
SPIや玉手箱といった他の代表的なWEBテストと比較して、TG-WEBは「難易度が高い」と評されることが一般的です。SPIが基礎的な学力や処理速度を重視するのに対し、TG-WEBは論理的思考力や推論能力といった「地頭の良さ」を深く問う問題が多く出題されます。初見では解法が思いつかないような独特な問題が含まれるため、「初見殺し」の異名を持ち、事前の対策なしでは高得点を取ることが極めて困難なテストです。
企業があえて難易度の高いTG-WEBを導入する背景には、単なる学力測定以上の明確な意図があります。膨大なエントリー数の中から効率的に候補者を絞り込むスクリーニング機能に加え、自社が求める人物像との合致度や、入社後のストレス耐性までを見極めるための判断材料として活用されています。ここでは、企業が重視する3つの導入目的について詳しく見ていきます。
総合商社やコンサルティングファーム、大手メーカーなど、何万ものエントリーが集まる企業では、全員と面接を行うことは物理的に不可能です。そのため、選考の初期段階で一定の基準に満たない応募者を絞り込む「足切り」の手段としてTG-WEBが利用されます。難易度の高いテストを課すことで、基礎能力が高く、かつ対策という努力を惜しまない学生を効率的に抽出する狙いがあります。
履歴書やエントリーシートの文字情報だけでは、応募者の本来の知的能力や思考プロセスまでは見抜けません。TG-WEB、特に従来型の問題は、複雑な情報を整理し論理的に答えを導き出す力が求められます。企業はこれらのスコアを通じて、実務で必要となる問題解決能力や論理的思考力を持っているかを客観的な数値として判断し、自社が求める人物像とのマッチング精度を高めています。
TG-WEBの性格適性検査(G9やW8など)は、単なる性格診断にとどまらず、ストレス耐性や組織内での行動特性、仕事への意欲などを詳細に測定します。これにより企業は、採用の合否判断だけでなく、入社後にその学生がどの部署で能力を発揮できるかという「適性配置」の参考データとしても活用しています。ミスマッチによる早期離職を防ぐための重要な指標となります。
TG-WEBには、自宅で受ける「WEBテスティング」や専用会場での「テストセンター」など、大きく分けて4つの受検形式が存在します。形式によって電卓の使用可否や監視の有無が異なるため、自分が受ける形式を正しく把握し、適切な準備をすることが重要です。ここでは、各形式の具体的な特徴と、受検時に注意すべきポイントについて解説します。

就職活動において最も一般的なのが、自宅や大学のパソコンを使って受検する「WEBテスティング(自宅受検型)」です。インターネット環境があれば24時間好きなタイミングで受検できる利便性があります。この形式の最大の特徴は、電卓の使用が許可されている場合が多い点です。計算問題などでは電卓を駆使することで、解答スピードを大幅に上げることが可能になります。
自宅受検では、使い慣れた自分のパソコンやデスク、そして電卓を使用して試験に臨むことができます。テストセンターのような独特の緊張感がないため、比較的リラックスした状態で実力を発揮しやすい環境と言えます。ただし、画面上の計算機ではなく、使い慣れた物理的な電卓を手元に用意し、スムーズに入力できるように練習しておくことが高得点への鍵です。
自宅受検のリスクとして、通信トラブルが挙げられます。試験中にネットが切れてしまうと、再受検ができないケースもあるため、安定した通信環境の確保が必須です。また、家族の声やスマホの通知音などで集中力が途切れないよう、静かな環境を整える必要があります。カフェなどの公共の場は避け、自宅や大学の個室など、誰にも邪魔されない空間で受検するようにしましょう。
企業が指定した専用の会場に出向き、備え付けのパソコンで受検する形式です。ヒューマネージ社のテストセンターで実施されますが、C-GAB(玉手箱のテストセンター版)と混同されやすいため注意が必要です。この形式では不正防止の観点から私物の持ち込みが厳しく制限されており、電卓の使用も禁止されています。筆算での計算スピードが求められる厳しい環境です。
テストセンターでは、会場で配布されるメモ用紙と筆記用具のみを使用して計算を行う必要があります。自宅受検のように電卓や参考書を使うことは一切できません。普段から電卓に頼りすぎていると、簡単な計算でも時間がかかってしまい、スコアを落とす原因になります。日頃から手計算で素早く解答を導き出すトレーニングを積んでおくことが不可欠です。
テストセンターでは、入室時に顔写真付きの身分証明書による本人確認が行われます。また、試験監督が常駐しているため、替え玉受検やカンニングといった不正行為は物理的に不可能です。企業側からすれば、最も公平性が高く、受検者の実力を正確に測れる形式であるため、最終選考に近い段階や厳格な選考を行う企業で採用される傾向があります。
企業が自社の会議室や特定の試験会場を用意し、そこで紙のマークシートを使って回答する形式です。会社説明会や選考会とセットで実施されるケースが多く見られます。この方式でも基本的に電卓の使用は不可となっており、問題用紙の余白を使って筆算を行う必要があります。WEB形式とは異なり、ページをめくって全体を見渡せるため、解く順序の戦略が立てやすいという特徴があります。

近年導入が増えているのが、AI監視型WEBテスト「TG-WEB eye」です。自宅で受検できますが、Webカメラを通じてAIが受検中の様子を常に監視しています。視線の不自然な動きや、画面から顔が外れる動作、複数人の映り込みなどを検知し、不正行為の可能性を企業に報告する仕組みです。利便性と公平性を兼ね備えた次世代の受検形式と言えます。
受検中は常にカメラが作動しており、AIがリアルタイムでモニタリングを行っています。カンニングペーパーを見たり、スマートフォンを操作したりするような怪しい挙動はすぐに検知されます。「自宅だからバレないだろう」という安易な考えは通用しません。不正が疑われると選考即中止や不合格になるリスクがあるため、テストセンター同様の緊張感を持って臨む必要があります。
TG-WEB eyeの導入により、企業は会場を用意するコストを削減しつつ、テストセンター並みの公平性を担保できるようになりました。学生にとっても、移動の手間なく自宅で公正なテストを受けられるメリットがあります。AI監視があるとはいえ、正当に受検していれば何も恐れることはありません。カメラを意識しすぎず、目の前の問題に集中することが大切です。
TG-WEBには、難解な問題が出題される「従来型」と、スピード勝負の「新型」という2つのタイプが存在し、対策方法が全く異なります。自分が受けるテストがどちらのタイプなのかを事前に見極めることは、高得点を取るための必須条件です。ここでは、それぞれのタイプが持つ問題の傾向と、案内メールのURLや試験時間からタイプを判別する具体的な方法について解説します。
TG-WEBの「従来型(旧型)」は、なじみのない難問が出題されることで有名です。問題数は比較的少ないものの、一つひとつが複雑で時間を要する内容となっています。「公務員試験に近い」とも言われ、事前の学習なしでは解法が全く浮かばないような問題も含まれます。この形式では、解き方を知っているかどうかが得点に直結するため、対策の有無が合否を分けます。
従来型(計数)の標準的な構成は、18分間で9問を解くというものです。単純計算で1問あたり2分使えることになりますが、問題の難易度が高いため、決して時間は十分ではありません。じっくり考える思考力が試される一方で、解法パターンを瞬時に引き出し、効率よく処理していくスピードも同時に求められます。1問にハマると命取りになるため、時間配分が重要です。
従来型の計数問題では、円卓の座席順を当てる「推論」や、積み木を想像する「図形」、規則性を見つける「暗号」など、IQテストや公務員試験の判断推理に似た問題が出題されます。これらは学校の授業で習う数学とは全く異なるため、専用の対策本で「解法の定石」をインプットしておかないと、手も足も出ない可能性が高いです。
一方の「新型」は、問題の難易度自体は高くありませんが、圧倒的な「スピード」が求められるのが特徴です。従来型とは対照的に、大量の簡単な問題を短時間で処理する能力が試されます。事務処理能力や正確性を測る意図が強く、SPIの形式に近い側面もありますが、制限時間の厳しさは群を抜いています。一瞬の迷いがタイムロスにつながるため、反射的に解く訓練が必要です。

新型(計数)では、8分間で36問を解く必要があります。これは1問あたり約13秒しか使えない計算になります。問題文を読んでいる時間すら惜しいため、見た瞬間に解き始めるレベルの反応速度が必要です。「悩んでいる暇はない」と割り切り、即答できる問題を確実に拾っていく戦略が求められます。計算速度そのものを上げるトレーニングが有効です。
新型で出題されるのは、四則逆算(方程式の穴埋め)や簡単な図表の読み取り、同義語・対義語などです。落ち着いて解けば誰でも正解できるレベルの問題ばかりですが、これらをプレッシャーの中で高速かつ正確にこなす必要があります。ミスなく素早く作業をこなす「事務処理能力」の高さが評価の対象となるため、正確な計算力と語彙力が武器になります。
企業から送られてくる受検案内メールのURLを確認することで、そのテストがTG-WEBかどうかを判別できます。URLに「assessment.c-personal.com」または「assessment.e-gitest.com」が含まれていれば、TG-WEBである可能性が極めて高いです。この時点で他のWEBテスト(SPIや玉手箱)ではないと判断できるため、TG-WEB専用の対策に切り替えることができます。
TG-WEBであることが分かった後、「従来型」か「新型」かを見分けるには、試験開始画面に表示される「科目数」と「試験時間」を確認するのが確実です。例えば計数なら、「9問で18分」なら従来型、「36問で8分」なら新型と断定できます。出題数が極端に少ないか多いかで判断できるため、受検開始直前に心の準備と戦略の切り替えを行いましょう。
TG-WEBは「言語」「計数」「英語」「性格」の4科目で構成されていますが、その出題内容は新型と従来型で大きく異なります。言語では長文読解や語彙力が、計数では図形や推論能力が問われます。ここでは、各科目でどのような問題が出題されるのか、その具体的な内容と傾向をタイプ別に詳しく解説します。
言語問題は、論理的な文章読解力が試される科目です。新型・従来型ともに長文が出題されますが、そのアプローチは異なります。文章の要旨を的確につかむ力や、文脈に合わせて適切な語句を補う語彙力が必要とされます。単なる国語の問題と思わず、ビジネス文書を読み解く基礎能力が問われていると捉えましょう。
従来型の言語は12問を12分で解きます。内容は「空欄補充」「並べ替え」「長文読解」の3つがメインです。特に長文読解は、抽象度が高く専門的な内容の文章が出題されることが多く、難易度が高いです。筆者の主張と合致するものを選ぶ問題など、内容を深く理解していないと正解できないため、精読と速読のバランスが重要になります。
新型の言語は34問を7分で解くスピード勝負です。「同義語」「対義語」「ことわざ」などの知識問題が多くを占め、長文読解も含まれます。知っていれば一瞬で解ける問題が多いため、語彙力を強化しておくことがスコアアップの近道です。特にことわざや慣用句は、普段使わないものも出るため対策が必須です。
計数問題(非言語)は、TG-WEBの最難関パートです。数学的な計算力だけでなく、パズル的な思考力や空間把握能力が問われます。新型と従来型で全く性質が異なるため、志望企業がどちらを採用しているかによって対策の方向性が180度変わります。両方のパターンに対応できるよう準備しておくのが理想的です。

従来型では、「暗号」「展開図」「推論(嘘つき問題など)」「図形の軌跡」といった特殊な問題が出題されます。これらは解き方の「型」を知らないと、時間内に解くことはほぼ不可能です。例えば「展開図」なら、頭の中で組み立てるのではなく、頂点の位置関係から消去法で解くといったテクニックを習得しておく必要があります。
新型では、「四則逆算(方程式)」と「図表の読み取り」が出題されます。四則逆算は「□ + 5 = 12」のような計算式の空欄を埋める問題です。難易度は中学生レベルですが、圧倒的なスピードが求められます。図表問題も、表から必要な数値を素早く見つけ出し、概算で答えのアタリをつける処理能力が試されます。
TG-WEBの英語は、新型・従来型の区別がなく、一律で長文読解が出題されます。15分で2つの長文を読み、計10問に答える形式です。内容は「空欄補充」「言い換え」「内容一致」で構成されますが、英文のレベルが高く、TOEIC高得点者でも苦戦すると言われています。短時間で大量の英文を処理する速読力が不可欠です。
「空欄補充」では文法や前後の文脈から適切な単語を選び、「言い換え」では本文中の表現を別の言葉で説明している選択肢を選びます。単語の意味が分からなくても、品詞の役割(動詞、名詞など)や接続詞の関係性から正解を推測するテクニックが有効です。全文を完璧に訳そうとせず、設問に関わる箇所を重点的に読むことがポイントです。
1つの長文につき7分程度しか時間がないため、じっくり読んでいる余裕はありません。まずは設問に目を通し、問われている内容を把握してから本文をスキャンするように読む「パラグラフリーディング」などの技術が役立ちます。日頃から英語のニュース記事などを読み、大意を素早く掴む練習をしておくことで、本番でも焦らずに対応できる読解力が身につきます。
TG-WEBの性格検査は、A8、G9、W8、T4、CP、CAM、Visionの7種類があり、企業はこの中から必要なものを選択して実施します。最も一般的なのはコンピテンシーを測るA8ですが、ストレス耐性を測るG9や、組織適応力を測るCAMなども頻出です。企業がどの要素を重視しているかによって出題されるテストが異なります。
A8は、仕事で高い成果を出す人の行動特性(コンピテンシー)を測定します。前半で学生時代の経験を選び、後半で156問の質問に答えます。「行動力」や「チームワーク」など、ビジネスに必要な資質が備わっているかを判断されます。面接での質問材料にもなるため、回答内容と面接での発言に矛盾がないよう意識しましょう。
G9は、ストレスを感じやすい状況や、ストレスへの対処法を測定するテストです。前半でストレス状態を、後半で対処法を答えます。ストレス社会と言われる現代において、メンタルヘルスの不調を防ぐために重要視されています。自分を良く見せようとして「ストレスは全く感じない」といった極端な回答をすると、「虚偽」と判定される恐れがあるため注意が必要です。
W8は、「自尊」と「共感」の2軸から社会性を測定し、チーム内でのコミュニケーションスタイルを判定します。自分が組織の中でリーダーシップを取るタイプか、フォロワーとして支えるタイプかが見極められます。企業の風土や募集職種によって求められるタイプが異なるため、無理に演じず正直に答えるのがベストです。

TG-WEBの特徴的な問題を攻略するためには、実際の例題に触れて解き方のイメージを持つことが一番の近道です。計数問題の「推論」や「四則逆算」、言語問題の「同義語」、そして英語の「長文読解」など、頻出分野の例題を通じて、着眼点や効率的な解法のアプローチを解説します。
推論問題の代表格である「嘘つき問題」の例を見てみましょう。
【例題】
A、B、Cの3人のうち1人が1位で、1位の人だけが本当のことを言い、他の2人は嘘を言っています。「A:私は1位ではない」「B:Aは1位だ」「C:Bは1位ではない」
この場合、誰か1人を1位と仮定して矛盾がないかを確認します。例えばAを1位とすると、Aの発言は真実でなければなりませんが「1位ではない」と言っているので矛盾します。このように仮説検証を繰り返すことで、論理的に正解を導き出せます。
新型の四則逆算は、以下のような計算式の空欄を埋める問題です。
【例題】
56 ÷ 8 = 12 – □ 左辺は7です。つまり「7 = 12 – □」となり、□は5となります。
問題自体は非常に単純ですが、これを数秒で解き続ける持久力とスピードが必要です。方程式の移行や分数の計算など、基礎的な算数のルールを瞬時に適用できるように復習しておきましょう。
新型言語で出る同義語・対義語の例です。
【例題】
「詳細」の対義語を選べ。(1.精巧 2.概要 3.内容 4.明細) 正解は「2.概要」です。「詳細(くわしいこと)」の反対は「概要(大まかな内容)」となります。
こうした語彙問題は、知っているかどうかが全てです。対策本に載っている頻出単語リストを暗記し、反射的に答えを選べるようにしておくことが重要です。
英語の長文読解では、本文の内容と合致する選択肢を選びます。攻略のコツは、本文を読み始める前に「選択肢のキーワード」をチェックすることです。選択肢に含まれる固有名詞や数字などを本文中から探し、その前後を集中的に読む「スキャニング」を行うことで、解答時間を大幅に短縮できます。また、接続詞(However, Thereforeなど)の後には筆者の主張が来やすいため、注目して読みましょう。
難関とされるTG-WEBですが、適切な対策を行えば確実にスコアを伸ばすことができます。闇雲に勉強するのではなく、志望企業の傾向をリサーチし、自分に合った問題集を反復練習することが重要です。ここでは、模擬試験の活用やスピードアップのコツなど、限られた時間で最大限の成果を出すための効率的な対策ステップを紹介します。
対策の第一歩は、志望企業がTG-WEBを採用しているか、そして「新型」か「従来型」かを知ることです。就活口コミサイトの「ワンキャリア」や「みん就」、あるいは「就職四季報」などを活用して情報を集めましょう。過去数年の傾向が分かれば、対策すべき科目を絞り込むことができ、効率的に学習を進められます。ただし、年度によって形式が変わる可能性もあるため、油断は禁物です。
TG-WEB対策において、何冊もの本に手を出す必要はありません。解説が分かりやすいと感じる「良書」を1冊選び、それを完璧になるまで繰り返すことが最も効果的です。同じ問題を何度も解くことで、TG-WEB特有の解法パターンが脳に定着し、本番でも瞬時に解き方が浮かぶようになります。「習うより慣れろ」の精神で取り組みましょう。

問題集選びで最も重視すべきは「解説の分かりやすさ」です。特に従来型の計数問題は解法が複雑なため、なぜその答えになるのかというプロセスが理解できないと応用が利きません。途中式や思考の過程が省略されずに詳しく書かれている本を選ぶことで、独学でも着実に実力をつけることができます。
WEBテストの傾向は年々変化する可能性があります。古い問題集を使っていると、現在の出題形式と異なる問題に時間を割いてしまうリスクがあります。必ず最新年度版の問題集を購入し、直近のトレンドに沿った対策を行いましょう。また、TG-WEBに特化した本を選ぶことも、効率アップのポイントです。
机に向かえない移動時間やスキマ時間には、スマホで使える無料の練習問題サイトやアプリが役立ちます。本格的な勉強は問題集で行い、通学中の電車内などでアプリを使って語彙の確認や暗算のトレーニングを行う「併用」がおすすめです。短時間の積み重ねが、最終的なスコアアップにつながります。
対策がある程度進んだら、WEB上の模擬試験を受けて実力を試しましょう。本番同様の画面操作や制限時間を体験することで、自分に足りない部分が明確になります。特に「あと何分で何問解かなければならないか」というタイムマネジメントの感覚を養うには、模擬試験が最適です。結果に一喜一憂せず、復習に力を入れましょう。
TG-WEB攻略の最大の壁は「時間」です。普段の練習からストップウォッチを使い、本番よりも短い時間設定で解く訓練を行いましょう。「分からない問題は数秒で捨てて次に進む」という判断スピードも重要です。全問正解を目指すのではなく、時間内に解ける問題を確実に解き、スコアを最大化する戦略を身につけてください。
書店には多くのWEBテスト対策本が並んでいますが、TG-WEBに特化した良書を選ぶことが合格への近道です。解説がわかりやすく網羅性の高い「青本」や、実戦形式の模試が充実している問題集など、就活生から支持されているおすすめの対策本を厳選して紹介します。
TG-WEB対策の決定版とも言えるのが、「これが本当のWebテストだ!(2)」(講談社)です。通称「青本」と呼ばれ、多くの就活生に支持されています。従来型と新型の両方を網羅しており、何より解説が非常に丁寧で分かりやすいのが特徴です。イラストも豊富で、初めて対策する人でも挫折せずに進められます。まずはこの1冊から始めるのが鉄則です。
実戦形式での演習を重視したい人におすすめなのが、「スピード攻略Webテスト TG-WEB」(実務教育出版)です。本番に近い形式の模擬試験が収録されており、制限時間を意識したトレーニングに最適です。解説も充実しており、問題数も十分確保されているため、青本と並んで信頼できる1冊です。就活塾が監修している点も安心材料の一つです。
TG-WEBだけでなく、Web-CABなどの他のWEBテストもまとめて対策したい場合は、「Webテスト2」(就職試験情報研究会)が選択肢に入ります。複数の形式を一冊でカバーできるため、コスパや効率を重視する人に向いていますが、TG-WEB特化型に比べると問題数はやや劣る可能性があります。まずは特化本で基礎を固めることを推奨します。

いよいよ本番という時に慌てないためにも、当日のルールや注意点を事前に確認しておくことが大切です。特に、受検形式による電卓の使用可否や、誤答に関する採点仕様は、戦略に大きく影響します。また、絶対に行ってはいけない不正行為のリスクについても触れ、万全の状態で試験に臨むための心構えを解説します。
試験当日に最も注意すべき点は、電卓の使用ルールです。自宅受検(WEBテスティング)では電卓が使えますが、テストセンターや監視型(AI監視、マークシート)では使用禁止の場合がほとんどです。自分が受ける形式で電卓が使えるかどうかを事前に必ず確認し、使えない場合は筆算で素早く解く準備をしておかないと、当日パニックになる恐れがあります。
TG-WEBでは、誤答による減点(誤謬率の測定)は行われません。つまり、間違えてもペナルティはなく、空欄のままにするのが最も損だということです。時間が足りなくなったり、全く分からない問題があったりしても、必ずどれかの選択肢をマークしてください。運良く正解すれば得点になるため、最後まで諦めずに全問埋める姿勢が大切です。
ネット上には「解答集」が出回っていますが、絶対に使用してはいけません。著作権侵害などの違法行為に当たるだけでなく、入社後の再テストで実力不足が露呈し、内定取り消しや信用失墜につながるリスクがあります。また、替え玉受検もAI監視などで発覚する可能性が高く、一度不正がバレればその企業だけでなく関連企業への応募も不可能になります。リスクを冒さず、正当な努力で突破しましょう。
本記事では、難関とされるTG-WEBの特徴や形式ごとの対策法について解説しました。TG-WEBは「初見殺し」とも呼ばれますが、出題傾向を把握し、適切な問題集で反復練習を重ねれば確実に突破できるテストです。焦らず着実に準備を進め、自信を持って本番に臨み、志望企業の選考突破を目指しましょう。
もし「筆記試験だけでなく面接も不安」「プロのアドバイスが欲しい」とお悩みなら、ぜひ株式会社DYMの就職支援サービスをご活用ください。経験豊富なアドバイザーが、あなたの適性や強みを引き出し、優良企業のマッチングから内定獲得まで二人三脚で徹底サポートします。一人で悩まず、まずは一度お気軽にご相談ください。
「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンのもと、WEB事業、人材事業、医療事業を中心に多角的に事業を展開し、世界で一番社会貢献のできる会社を目指しています。時代の変化に合わせた新規事業を生み出しながら世界中を変革できる「世界を代表するメガベンチャー」を目指し、日々奮闘しています。