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就職活動において避けて通れないのが適性検査です。多くの企業が選考プロセスの一環として適性検査を実施しており、その結果は書類選考や面接と同様に重要な判断材料となります。適性検査にはSPI、玉手箱、TG-WEB、GAB、CABなど複数の種類があり、それぞれ出題傾向や難易度が大きく異なるため、事前に検査の種類を把握して適切な対策を行うことが選考通過のカギとなります。
本記事では、主要な適性検査の種類と特徴、Webテストの見分け方、具体的な出題内容と対策方法について詳しく解説します。適性検査に関するよくある疑問にも答えていくので、これから就職活動を始める方はぜひ参考にしてください。
<この記事で紹介する3つのポイント>
目次

適性検査は、就職活動において多くの企業が選考過程で実施する試験であり、応募者の能力や性格を客観的に測定するためのツールです。この検査は大きく分けて「能力検査」と「性格検査」の2つで構成されており、能力検査では言語能力や計算力などの基礎学力を測り、性格検査では応募者の人柄や価値観、行動特性を評価します。
適性検査は企業が数多くの応募者の中から自社に適した人材を効率的に選抜するために活用されており、書類選考と面接の間に位置する重要な選考ステップとなっています。近年ではWebテストやテストセンターなど、受験形式も多様化しており、企業ごとに異なる種類の適性検査を採用しているため、就活生は各検査の特徴を理解し適切な対策を講じることが求められます。
適性検査の受験形式は主に4つのタイプに分類され、それぞれ実施場所や受験環境が異なります。最も一般的なのは自宅のパソコンで受験するWebテスト形式で、企業から指定された期間内に自分の都合に合わせて受験できる点が特徴です。
テストセンターは専用の会場に出向いて受験する形式で、会場のパソコンを使用するため不正がしにくく、企業側が結果を信頼しやすいメリットがあります。ペーパーテストは従来型の紙と鉛筆を使った形式で、企業の会議室などで実施されることが多く、主に一次選考や説明会と同日に行われます。インハウスCBTは企業内に設置されたパソコンで受験する形式で、企業訪問時に実施されるケースが一般的です。
各受験形式の特徴を以下の表にまとめました。
| 実施場所 | 実施場所 | 特徴 |
|---|---|---|
| Webテスト | 自宅など | 指定された期間内に自宅のPCで受験する最も一般的な形式。 |
| テストセンター | 専用会場 | 企業が指定する会場のPCで受験する形式。替え玉受験を防げる。 |
| ペーパーテスト | 企業など | 企業の会議室などでマークシートを使って受験する形式。 |
| インハウスCBT | 企業など | 選考を受ける企業のPCで受験する形式。 |
それぞれの形式には監視体制や受験環境が異なるため、企業は目的に応じて最適な実施方法を選択しています。
企業が就職活動において適性検査を導入するのには、明確な理由があります。適性検査は面接だけでは判断しきれない応募者の客観的な情報を得るための重要なツールとして機能しています。
企業が適性検査を実施する主な目的は次の3点です。
このように適性検査は単なる足切りツールではなく、応募者をより深く理解するための材料として活用されているのです。

就職活動で実施される適性検査にはさまざまな種類があり、それぞれ出題傾向や難易度が異なります。主要な適性検査には、最も採用企業が多いSPIをはじめ、玉手箱、TG-WEB、GAB、CABなどがあり、企業や業界によって使い分けられています。各検査の特徴を事前に把握しておくことで、効率的な対策が可能になるでしょう。
以下の表では代表的な適性検査の特徴と実施形式を比較しました。
| 検査名 | 特徴 | 実施形式 |
|---|---|---|
| SPI | 最も利用企業が多く、知名度が高い標準的なテスト。 | テストセンター、Webテスト、ペーパーテスト |
| 玉手箱 | WebテストでSPIに次いで多く利用される。短時間で多くの問題を解く処理能力を測定するテスト。 | Webテスト、テストセンター |
| TG-WEB | 従来型は難易度が高いことで有名。高い難易度で論理的思考力を測る従来型と新型がある | Webテスト、テストセンター |
| GAB | 総合商社や専門商社、証券、総研などで多く利用される総合適性テスト。 | Webテスト、テストセンター |
| CAB | SEやプログラマーなどIT職の採用で多く利用される適性テスト | Webテスト、ペーパーテスト |
SPIは株式会社リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査で、日本で最も多くの企業に採用されています。SPIは言語分野と非言語分野の能力検査、そして性格検査で構成されており、基礎的な学力と応募者の人物像を総合的に評価する仕組みです。
言語分野では語彙力や読解力が問われ、非言語分野では数的処理や論理的思考力が測定されます。実施形式はテストセンター、Webテスト、ペーパーテストの3種類があり、企業によって採用する方式が異なります。
テストセンター形式では専用会場で受験し、問題の難易度が受験者の回答に応じて変化する仕組みが特徴的です。出題範囲は中学から高校レベルの基礎的な内容が中心ですが、制限時間内に正確に解答する訓練が必要です。
玉手箱は日本エス・エイチ・エル株式会社が開発した適性検査で、大手企業を中心に広く導入されています。玉手箱の最大の特徴は、1問あたりの制限時間が非常に短く設定されており、高速で正確な情報処理能力が求められる点です。
能力検査は計数、言語、英語の3分野で構成され、それぞれに複数の出題形式が用意されています。計数分野では四則逆算、図表読み取り、表推測などが出題され、言語分野では論理的読解や趣旨判定が問われます。同じ出題形式の問題が連続して出題されるため、問題パターンに慣れることで解答スピードを上げられるでしょう。
性格検査では企業が求める人物像との適合性が測定され、面接での質問材料としても活用されます。実施形式はWebテストのみとなっており、自宅などで受験可能です。
TG-WEBはヒューマネージ社が提供する適性検査で、他の検査と比較して高い難易度を持つことで知られています。TG-WEBには従来型と新型の2種類があり、従来型は論理的思考力を重視した独特な問題が特徴的で、新型は一般的な適性検査に近い出題形式となっています。
従来型の言語分野では長文読解や空欄補充が出題され、計数分野では推論や暗号、展開図といった特殊な問題が含まれます。新型では言語、計数ともに標準的な出題形式が採用されており、SPIに近い内容となっています。
実施形式はWebテストのみで、受験者は自宅などから受験します。外資系企業やコンサルティング業界など、論理的思考力を重視する企業での採用が多く見られます。
GABは日本エス・エイチ・エル株式会社が開発した総合適性テストで、総合商社や専門商社での採用実績が豊富です。GABは言語理解、計数理解、性格検査で構成され、知的能力と9つの性格特性を測定することで、営業職やマネジメント職への適性を判定します。
言語理解では長文を読んで論理的な正誤判断を行う問題が出題され、高度な読解力と情報処理能力が求められます。計数理解では図表やグラフから必要な情報を読み取り、四則演算で正解を導く問題が中心です。
性格検査では「バイタリティ」「人あたり」「チームワーク」といった9つの特性が測定され、企業が求める人物像との適合性が評価されます。実施形式はWebテストとペーパーテストの両方があり、企業によって選択されます。
CABは日本エス・エイチ・エル株式会社が提供する適性検査で、IT業界やシステムエンジニア職での採用に特化しています。CABはプログラマーやシステムエンジニアに求められる論理的思考力やコンピューターへの適性を測定する目的で設計されており、暗算、法則性、命令表、暗号といった独特な出題形式が特徴です。
暗算では四則演算を素早く正確に処理する能力が問われ、法則性では図形や数列の規則性を見抜く力が測定されます。命令表は指示に従った処理結果を予測する問題で、プログラミングの基礎的な考え方が反映されています。暗号では暗号文を解読する論理的思考力が試されます。
性格検査ではコンピューター職務への適性や9つの性格特性が評価され、技術職としての適性が総合的に判定される仕組みです。実施形式はWebテストとペーパーテストがあります。
主要な適性検査以外にも、企業によってはCUBICやeF-1Gといった適性検査が採用されることがあります。CUBICは個人の特性を詳細に分析する検査で、社会性や意欲、価値観といった多面的な要素から人物像を把握する目的で使用されています。能力検査では言語、数理、論理、図形、英語の5分野が出題され、総合的な知的能力が測定されます。性格検査では150問程度の質問に回答することで、性格傾向やストレス耐性、対人関係の特徴などが分析される仕組みです。
一方、eF-1Gはさまざまな業界で採用されている適性検査で、言語と非言語の能力検査に加えて、性格検査で応募者の行動特性を評価します。これらの検査は実施企業が限られているものの、事前に検査の種類を把握して対策しておくことが重要でしょう。

適性検査を受験する前に、どの種類の検査なのかを特定することは対策を進める上で非常に重要です。Webテストの種類は受検案内のURL、ログイン画面のデザインや文言、テストセンター会場の特徴などから判別することができます。企業から送られてくる受検案内メールには、検査の種類を特定する手がかりが複数含まれています。URLのドメイン部分を確認することで、SPIや玉手箱といった検査の種類をほぼ確実に識別可能です。
またログイン画面に表示される企業ロゴや文言からも判断できるでしょう。テストセンター形式の場合は、会場での受付方法や使用する機材によって見分けられます。これらの判別方法を知っておくことで、受験前に適切な対策を講じることができ、本番で焦らずに対応できるようになります。
企業から送られてくる受検案内メールに記載されたURLを確認することで、Webテストの種類を高い精度で特定できます。各適性検査の提供会社は独自のドメインを使用しているため、URLのドメイン部分を見れば検査の種類を判別することが可能です。
たとえばSPIのWebテスト形式であるWebテスティングでは「arorua.net」というドメインが使用されており、このドメインが含まれていればSPIであると判断できます。玉手箱の場合は「shl.ne.jp」や「shl.com」というドメインが使われており、日本エス・エイチ・エル社の検査であることが分かります。TG-WEBでは「assessment.c-personal.com」や「assessment.e-gitest.com」といったドメインが特徴的です。
受検案内メールが届いたら、すぐにURLのドメイン部分をチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。事前に検査の種類を把握できれば、その検査に特化した対策本や問題集を使って効率的に準備を進められます。
URLだけでは判別できない場合でも、ログイン画面のデザインや表示される文言から適性検査の種類を見分けることができます。各適性検査のログイン画面には、提供会社の特徴的なロゴやデザイン、独自の文言が表示されるため、これらを手がかりに検査を識別可能です。SPIのWebテスティングでは、リクルートマネジメントソリューションズのロゴや「Webテスティング」という名称が画面上部に表示されます。玉手箱のログイン画面には「日本エス・エイチ・エル株式会社」の表記があり、企業名とともに受検者IDの入力が求められる形式が一般的です。
TG-WEBでは「ヒューマネージ社」の名称が確認でき、ログイン方法も他の検査とは異なる場合があります。初めて受験する検査の場合は、ログイン画面のスクリーンショットを撮影しておき、後から検査の種類を確認できるようにしておくことをおすすめします。
テストセンター形式で受験する場合は、会場での受付方法や使用する設備から適性検査の種類を判断できます。テストセンターで実施される適性検査の多くはSPIですが、受付時の本人確認方法や会場の雰囲気、使用するパソコンの設定などに特徴があります。
SPIのテストセンターでは、受付時に本人確認書類の提示が求められ、顔写真付きの身分証明書が必要になります。会場には専用の受付システムが設置されており、予約時に発行される受験票番号を入力して受験手続きを進める流れです。テスト開始前には、電卓の貸し出しやメモ用紙の配布が行われることもあります。
またSPI以外にもテストセンター形式で実施される検査があり、たとえばGABやCABもペーパーテスト会場で受験することがあるでしょう。会場に到着したら、周囲の状況や案内スタッフの説明をよく聞いて、どの検査を受験するのかを確認しておくことが大切です。

適性検査の種類によって出題される問題の形式や難易度は大きく異なります。効果的な対策を行うためには、各適性検査がどのような内容で構成され、どのような問題が出題されるのかを具体的に理解しておく必要があります。代表的な適性検査であるSPI、玉手箱、TG-WEBは、いずれも能力検査と性格検査で構成されていますが、能力検査の出題分野や問題形式には明確な違いがあります。
SPIは言語と非言語の2分野で基礎学力を測定し、玉手箱は計数・言語・英語の3分野で高速処理能力を評価します。TG-WEBには従来型と新型があり、従来型では独特な論理問題が出題される一方、新型は標準的な形式となっています。
ここでは各検査の具体的な出題内容と問題例を紹介していきます。
SPIの能力検査は言語分野と非言語分野の2つで構成されており、基礎的な言語能力と数的処理能力を測定します。言語分野では語彙の意味理解、文章の並び替え、長文読解などが出題され、日本語の運用能力が幅広く問われる内容となっています。
語彙問題では二語の関係や同義語・反意語の選択が中心で、中学から高校レベルの知識が必要です。長文読解では文章の主旨把握や空欄補充が出題され、限られた時間内で正確に読み解く力が求められます。非言語分野では推論、場合の数、確率、速度算、集合といった数的処理問題が中心で、算数や数学の基礎知識を応用した出題が特徴的です。
性格検査では約300問の質問に回答し、行動的側面や意欲、情緒、社会関係といった複数の観点から性格特性が測定されます。回答時間に制限はありませんが、直感的に答えることが求められるでしょう。
玉手箱の能力検査は計数、言語、英語の3分野で構成され、各分野に複数の出題形式が用意されています。計数分野では四則逆算、図表読み取り、表の空欄推測の3形式があり、いずれも1問あたりの制限時間が極めて短く、瞬時の判断力と計算スピードが重視されます。
四則逆算では「□+12=20」のような式の空欄を埋める問題が50問出題され、9分間で解答しなければなりません。図表読み取りでは複雑なグラフや表から数値を読み取り、計算して正解を導く問題が29問、15分間で出題されます。
言語分野では論理的読解と趣旨判定の2形式があり、長文を読んで論理的に正誤を判断する能力が問われます。英語分野では長文読解が出題され、ビジネス英語の理解度が測定される形式です。
性格検査では「OPQ」という検査が用いられ、68の性格特性について測定が行われます。
TG-WEBには従来型と新型の2種類があり、それぞれ出題内容が大きく異なります。従来型は高難易度の独特な問題が特徴で、言語分野では長文読解や空欄補充、計数分野では推論、暗号、展開図といった論理的思考力を重視した問題が出題されます。従来型の推論問題では与えられた条件から論理的に結論を導く必要があり、慣れていないと時間内に解答することが困難です。
暗号問題では法則性を見抜いて暗号を解読する力が求められ、展開図では立体図形の理解が必要になります。一方、新型は標準的な適性検査に近い出題形式で、言語分野では同義語や対義語、ことわざの問題が中心となり、計数分野では四則演算や図表読み取りが出題されます。
性格検査では「VITAL」という検査が採用されており、性格特性や価値観が測定される仕組みです。受験する企業によって従来型か新型かが決まっているため、事前に確認しておくことが重要でしょう。

適性検査において性格検査は能力検査と同様に重要な評価要素となっており、企業が応募者の人物像を理解するための貴重な情報源です。性格検査では応募者の行動特性、価値観、ストレス耐性、対人関係の傾向などが測定され、企業が求める人物像との適合性が判断されます。多くの就活生は能力検査に注力しがちですが、性格検査の結果次第で選考が不通過になるケースも存在します。
企業は性格検査を通じて、応募者が組織文化に馴染めるか、配属予定の部署で活躍できる資質を持っているか、長期的に働き続けられるかといった観点から評価を行っています。性格検査には正解がないため対策が難しいと考えられがちですが、企業がどのような項目を重視しているのか、どのように回答すべきかを理解しておくことで、より適切な自己表現が可能になるでしょう。
性格検査の結果によって選考が不通過になることは実際にあり得ます。性格検査で落ちる主な理由は、企業が求める人物像と応募者の特性が大きく乖離している場合や、回答に極端な矛盾や虚偽の疑いがある場合です。
たとえば、チームワークを重視する企業に対して個人主義的な傾向が強く出てしまったり、ストレス耐性が著しく低いと判定されたりすると、企業は「入社後にミスマッチが起こる可能性が高い」と判断して選考を見送ることがあります。また性格検査には矛盾検出機能が組み込まれており、似た質問に対して一貫性のない回答をした場合、信頼性が低いと評価されて不利になるでしょう。
極端に良く見せようとして無理に回答を作ると、かえって不自然な結果となり、企業側に見抜かれてしまう可能性が高まります。性格検査は足切りツールではなく、企業との相性を見極めるための手段であることを理解しておく必要があります。
企業は性格検査を通じて、応募者のさまざまな側面を多角的に評価しています。主な評価項目には、行動的側面としての社交性や活動性、意欲的側面としての達成意欲や持続性、情緒的側面としての敏感性や自責性、対人関係における協調性やリーダーシップなどが含まれます。
行動的側面では、応募者が積極的に行動するタイプか慎重に判断するタイプか、社交的か内向的かといった特性が測定されます。意欲的側面では、目標達成への意欲の強さや困難に直面したときの粘り強さが評価の対象です。情緒的側面では、ストレスへの耐性や感情のコントロール能力、自己肯定感の高さなどが判断されます。対人関係の側面では、他者との協調性やコミュニケーション能力、リーダーシップを発揮できる資質があるかが見られるでしょう。
企業や職種によって重視する項目は異なり、営業職であれば社交性や達成意欲が、事務職であれば協調性や慎重性が重視される傾向にあります。
性格検査では自分を良く見せようとするのではなく、正直に回答することが最も重要です。正直に答えるべき理由は、虚偽の回答で選考を通過しても入社後にミスマッチが生じて自分自身が苦しむことになるためであり、また矛盾検出によって信頼性が低いと判定されるリスクがあるためです。
性格検査には同じような質問が形を変えて複数回出題される仕組みがあり、一貫性のない回答をすると検査結果の信頼性が疑われます。企業側も応募者が完璧な性格である必要はないと理解しており、むしろ正直な回答から見えてくる本質的な人物像を知りたいと考えています。
対策としては、自己分析を十分に行い、自分の長所と短所を客観的に把握しておくことが有効でしょう。直感的に回答することが求められる検査が多いため、深く考え込まずに最初に感じた答えを選ぶことも大切です。どうしても迷う質問があった場合は、志望する企業や職種で求められる資質を意識しながら、自分の本質からかけ離れない範囲で回答を選ぶとよいでしょう。

適性検査について就活生から寄せられる疑問や不安は数多くあります。対策を始める時期、対策本の必要性、結果の使い回しの可否、テストセンターでの服装など、実践的な疑問に答えることで、適性検査への準備をより具体的に進められるようになります。
適性検査は企業選考の重要な要素であるため、事前にしっかりと準備しておくことが選考通過率を高めることにつながるでしょう。しかし適性検査の種類や実施形式が多様化している現在、どのように対策を進めればよいのか迷う就活生も少なくありません。
ここでは就活生が特に知りたいと考える代表的な質問について、具体的な回答を示していきます。これらの情報を参考にすることで、適性検査に対する不安を軽減し、自信を持って本番に臨めるようになるはずです。
適性検査の対策は大学3年生の夏から秋にかけて開始するのが理想的です。本格的な選考が始まる大学3年生の3月までに、主要な適性検査の出題傾向を把握し、基礎的な問題を繰り返し解いて慣れておくことが重要です。
多くの企業ではエントリーシート提出後すぐに適性検査を課すため、選考が本格化してから対策を始めたのでは間に合わない可能性があります。特にSPIは最も多くの企業で採用されているため、優先的に対策を進めるとよいでしょう。
夏のインターンシップ選考でも適性検査が実施されることがあるため、インターンシップへの参加を検討している場合は、さらに早い段階から準備を始める必要があります。対策期間としては最低でも1〜2か月程度は確保したいところです。
早めに対策を開始することで、苦手分野を克服する時間的余裕が生まれ、本番で焦らずに実力を発揮できるようになるでしょう。
適性検査の対策本やアプリは、効率的に準備を進めるために非常に有効なツールです。対策本には各適性検査の出題傾向や頻出問題、解法のコツが詳しく解説されており、実際の試験形式に近い問題演習を通じて実践力を養うことができます。
書店には適性検査ごとに特化した対策本が数多く出版されており、SPIや玉手箱といった主要な検査については複数の出版社から対策本が販売されています。自分が受験する可能性の高い適性検査に対応した対策本を1〜2冊購入し、繰り返し解くことで確実に力をつけられるでしょう。
またスマートフォンで利用できる対策アプリも充実しており、通学時間や空き時間を活用して手軽に問題演習ができる点が魅力です。アプリには無料版と有料版があり、無料版でも基本的な問題に触れることは可能ですが、より多くの問題に取り組みたい場合は有料版の利用も検討するとよいでしょう。対策本とアプリを併用することで、さらに効果的な学習が実現できます。
適性検査の結果を他の企業に使い回せるかどうかは、検査の種類と実施形式によって異なります。SPIのテストセンター形式で受験した場合、一度受験した結果を他の企業の選考でも使い回すことが可能であり、何度も同じ検査を受験する手間を省けます。
テストセンターでは受験後に自分の結果を保存しておくことができ、次回以降の選考で企業にその結果を送信する選択肢が用意されています。ただし結果に満足できない場合は、再度受験して更新することも可能です。
一方、Webテスト形式の適性検査は企業ごとに受験する必要があり、結果の使い回しはできません。玉手箱やTG-WEBといったWebテストでは、企業から送られてくる受検案内に従って毎回新たに受験しなければなりません。また同じSPIでもWebテスティング形式の場合は結果の使い回しができないため、実施形式をしっかり確認しておくことが大切でしょう。
テストセンターで受験する際の服装は、基本的に自由であり特に指定はありません。多くの受験者は私服で受験しており、リラックスして試験に臨める服装を選ぶことが一般的です。テストセンターは企業の選考会場ではなく、あくまで試験を受けるための専用施設であるため、スーツを着用する必要はありません。
実際にテストセンターを訪れると、ジーンズにTシャツといったカジュアルな服装の受験者も多く見られます。ただし試験に集中できる服装を選ぶことが重要であり、あまりにもだらしない服装は避けた方がよいでしょう。
また冷暖房の効き具合は会場によって異なるため、体温調節がしやすい服装を心がけることもポイントです。テストセンター受験後に企業訪問や面接の予定がある場合は、スーツを着用しておくと移動がスムーズになります。服装よりも持ち物の確認が重要で、本人確認書類と受験票を忘れずに持参するようにしましょう。

就職活動において適性検査は選考の重要な要素であり、SPI、玉手箱、TG-WEB、GAB、CABなどさまざまな種類が存在します。各検査には独自の出題傾向や難易度があるため、受験する検査の種類を事前に特定し、それぞれに合わせた対策を行うことが選考通過のカギとなります。適性検査は能力検査と性格検査で構成されており、能力検査では基礎学力や論理的思考力が測定され、性格検査では応募者の人物像や企業との適合性が評価されます。Webテストの種類はURLやログイン画面から判別できるため、受検案内が届いたらすぐに確認しましょう。
対策は大学3年生の夏から秋にかけて開始し、対策本やアプリを活用して繰り返し問題演習を行うことが効果的です。性格検査では正直に回答することが最も重要であり、虚偽の回答は入社後のミスマッチにつながる可能性があります。テストセンターでの服装は自由ですが、本人確認書類を忘れずに持参することが必須です。適切な準備と対策を行うことで、自信を持って適性検査に臨み、選考通過率を高めることができるでしょう。
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「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンのもと、WEB事業、人材事業、医療事業を中心に多角的に事業を展開し、世界で一番社会貢献のできる会社を目指しています。時代の変化に合わせた新規事業を生み出しながら世界中を変革できる「世界を代表するメガベンチャー」を目指し、日々奮闘しています。