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「去年までは採用活動がうまくいっていたのに、応募が少なくなってきた」
「掲載型広告をメインに使っているけど、採用費が年々上がっているのでもっと良い採用手法に切り替えたい」
このようなお悩みを持つ企業や人事担当者の方は多いのではないでしょうか。
本記事では、「求人ボックス」という媒体を通して採用活動を行う手法について紹介すると共に、採用成功に必要な5つのポイントについても解説します。
求人ボックスについて気になっている方や、これまで掲載したことがない方はぜひ最後まで読んで、日々の採用活動に活かしてみてください。
<この記事で紹介する3つのポイント>
求人ボックスは、求人特化型の検索エンジンです。この章では、求人ボックスの概要、仕組み、料金体系について解説します。
求人ボックスとは、「価格.com」や「食べログ」などを運営する会社であるカカクコムが提供している、求人特化型の検索エンジンです。
入力した条件に適した求人情報を一括で収集できるサービスとなっており、リリース以降、ユーザー数は順調に伸びています。
独自のアルゴリズムで、仕事探しの意図に沿った順位をつけて求人情報が表示されるため、ユーザーのニーズを満たす仕事を素早く提示することができます。
働き手を探している企業にとっても、仕事を探している人にとっても、ニーズの高いマッチングを実現できることが特長の一つです。
求人ボックスはインターネット上に掲載されている求人情報を自動的に収集するシステムを持っています。このため、求人広告の掲載を依頼しなくとも、簡単に求人情報を求人ボックスに表示できます。
また、求人ボックス採用ボードを利用することで、求人情報を直接、求人ボックスに掲載することも可能です。
自社で採用サイトを持っていない場合でも、簡単に求人広告を出稿できます。
求人ボックスは無料で求人を掲載することができます。具体的には、初期費用、掲載費用、成果報酬が無料であるため、掲載から採用までを無料で行うことが可能なサービスです。
ただし、求人案内をよりユーザーの目に留まりやすくさせるための仕組みとして有料オプションプランも提供されています。
有料オプションを利用することで、検索結果の上位に求人案内が表示されるようになるなど、閲覧機会を増やすことができます。
有料オプションの料金体系はクリック課金型となっています。クリック課金型では、有料枠に掲載されている求人広告がクリックされたタイミングで料金が発生します。求人広告が求人ボックスに表示されただけでは料金は発生しません。
有料オプションでの掲載料金の仕組みは以下の通りです。
入札単価が高いほど求人広告が上位に表示されやすい傾向がありますが、入札単価のみで掲載順位が決定されるわけではないので注意が必要です。
シンプルプランでは、1日あたりの予算を設定するのみで有料オプションを利用できます。設定された予算に応じて、自動的に入札単価が決定されます。
アドバンスプランでは、以下の3つをご自身で設定する必要があります。
有料オプションによる配信期間の制限などはないため、予算と戦略に応じて柔軟に設定することが可能です。例えば、1日だけ有料オプションを利用することもできます。
また、月間の予算を設定でき、設定された利用額に達した場合には自動で有料配信を停止させる機能も備わっています。
求人ボックスはどの企業でも使うことができる求人サービスですが、求人ボックスに適性があるか、そうでないかはその企業の採用のスタンスに依ります。
この章では、求人ボックスへの広告掲載が向いている企業について解説します。
求人ボックスは広告掲載期間に期限がありません。つまり、求人広告を長く掲載することができます。
求人広告の掲載を行うだけで費用が発生してしまう形式の求人サイトの場合、長期間の掲載は多大な費用がかかってしまいます。
時期は問わず、会社にマッチした人材が見つかった場合にのみ採用したいという企業にとっては、とても魅力的なサービスです。
求人ボックスは求人広告の掲載から採用までを、全て無料で完結させることができます。
つまり、採用にかかるコストをなるべく抑えたいと考えている企業にとって適したサービスといえます。
また、広告をより目立たせるために有料のオプションを使いたい場合でも、求人ボックスなら採用コストを抑えることができます。
その理由は、クリック課金型であるためと、有料オプションの費用を自由に設定できるためです。クリック課金型は、広告が見られるだけでは費用は発生しないことがポイントです。
求人ボックスでは、独自の検索エンジンアルゴリズムを搭載しており、ユーザーのニーズに沿った仕事を的確に提示することが可能です。
そのため、採用難易度が高い募集でもニーズがあれば、ユーザーの目に留まらせることができます。適切なキーワードや魅力的な求人広告を作成しましょう。
より多くの人に見てもらいたい場合には、有料オプションを効果的に利用する方法も考えられます。
求人ボックスは常にアップデートが続けられており、より使いやすいサービスに進化しています。
この章では求人ボックスを使って求人を行うメリットについて3点解説します。
求人ボックスは月間訪問者数800万人以上を誇る求人サービスです。非常に多くの方が利用しているサービスであるため、必然と、広告をユーザーに見てもらう機会は多くなります。
業種は限定されますが、求人ボックスは食べログなどのシステムと連携することもできます。
カカクコム社が運営する別のシステムと連携することで、他のサービス経由で求人を閲覧する機会を作れることも求人ボックスを利用する魅力の一つといえるでしょう。
また、ユーザーのニーズに応じて、最適な広告が上位表示される仕組みとなっているので、企業と人材のミスマッチを減らせるメリットもあります。
求人ボックスは求人広告を無料で掲載することができます。また、一度掲載した求人広告はいつでも修正することが可能です。
他の求人サイトでは、求人情報を掲載するだけで費用が発生する方式を採用している場合もあります。その場合、採用できたかどうかに関わらず、必ず費用が発生してしまいます。
求人ボックスでは無料で求人情報を掲載できるため「とりあえず求人案内を掲載してみよう」といった戦略をとることもできます。
求人ボックスでは、求人票は同時に10,000件まで作成することができます。
これは、10,000人までしか採用できない、というわけではなく、異なる条件の仕事を10,000件まで掲載できることを意味しています。
例えば、複数店舗を運営している企業で、各店舗で求人をかけたいという場合でも、同時に作成できる求人票数に余裕があるため、安心して求人を出すことができます。
求人ボックスでは、原則1企業1アカウントでの運用とされていますが、事業所別でアカウントを運用したい場合には例外が認められることがあるため、求人票数に余裕がないといった自体はほぼほぼ発生しないと考えて良さそうです。
求人ボックスを利用することは採用活動に大きな恩恵をもたらしますが、一方で利用の際の注意点もあります。
この章では、求人ボックスを使う際の注意点について解説します。
求人ボックスでは求人広告を簡単に掲載することができますが、それを常に更新して、常に上位に表示させるためには適切な運用が必要です。
どの企業も上位表示を狙っているため、他社の求人広告に埋もれない程度に手をかける必要があります。
魅力的な広告にするためには、以下のようなことを実践しなくてはなりません。
求人票の入力は求人ボックスに依頼することはできないため、自社で行う必要があります。
また、入力された内容に更新があれば、常に最新情報に更新しなくてはなりません。過去の情報を記載したままだと、応募者との間でトラブルになる可能性があります。
さらに、求人情報を上位表示させるためには、有料オプションを効果的に利用することも考える必要があります。どのくらいの入札単価にするのか、どのくらいの期間をターゲットにしているのか。こういった戦略的な計らいを行うことで、ユーザーの目に触れる求人票となります。
自社で運用する手間をなるべく省くためには、代理店に運用を依頼することもできます。
求人ボックスに求人案内を掲載するためには、求人票を作成する必要があります。
求人票に情報を入力する際には、求人ボックス内で定められたルールに則って記載しなくてはなりません。求人票の情報が正しく記載できていない場合には、掲載できない状況を招くこととなります。
求人ボックスの求人票には、仕事内容や勤務地、給与条件などの基本情報の他に、事業内容や職場環境のPRなどを入力できる項目があります。
仕事を探す側の立場になって考えると、求人広告から得られる情報は多ければ多いほど良いので、求人票は充実させましょう。
求人ボックスの記載ルールに従って、魅力的な求人票を作成しましょう。
求人ボックスではユーザーから応募があった後、管理画面や採用ボードから応募者の情報確認や面接などの日程調整を行うことができます。
ただし、実際の面接対応やその後の入社までの段取りは求人ボックスのサービスとして提供されていないため、自社で対応しなくてはなりません。
オンライン面接の段取りや採用に必要な資料を作成するところまで依頼したいと考えている場合、求人ボックスだけではできないことに注意が必要です。
解決策としては、求人ボックスの利用+代理店に依頼することです。
求人ボックスで効率的に求人を行いつつ、その後の段取りを代理店に手配してもらうといった、ハイブリッドな方法で解決することができます。
この章では、求人ボックスで適性のある人材を獲得するためのポイントを5つご紹介します。
求人票の作成から運用までのPDCAサイクルを素早く回すことで、効率的な採用活動を行うことができます。求人ボックスにおける採用活動のPDCAサイクルの一例を示します。
求人広告を掲載したら終わり、ではなく、それからが求人ボックスでの採用活動のスタートです。
掲載した求人情報から多く応募があればその広告は魅力的であると判断できますが、逆に、全く応募が来なければ何が原因かを考える必要があります。
このサイクルを素早く回すことで、採用に近づくことができます。
求人票は基本的に、1原稿1職種1ターゲットを意識して作成しなくてはなりません。ターゲットを明確に定めることで、応募する側も応募しやすくなります。
例えば、システム開発職と経理職が同じ求人票で募集されている場合、システム開発職を希望する人は「経理業務はできないから応募しないでおこう…」となるのは容易に想像できます。
実際にはシステム開発職もしくは経理職の人が欲しい場合でも、受け手の捉えようによっては、混同させてしまうことにつながるため、避けるべきです。
また、1つの求人票は1つのターゲットに絞った方が、作成も簡単です。ターゲットが複数あると、どのような人を求めているのかわからなくなってしまい、誰にも刺さらない広告となってしまう恐れがあります。
ユーザーの心をガッチリとつかむ求人広告にするためにも、求人票は1原稿1職種1ターゲットを意識して作成しましょう。
求人ボックスでは、求人ページに写真を掲載することができます。写真はまず初めにユーザーの目に触れることになるため、オリジナリティのあるものを掲載することで、応募数が増える可能性が考えられます。
オリジナリティがある写真の例を以下に示します。
働き手は、新しい仕事に対して不安と期待を持っています。
自身がその会社に入社した後、どのような生活ができるかを想像させるような写真を掲載することで、応募数の増加が期待できます。
求人票の作成段階で掲載できる写真が少ない場合には、写真を収集することをおすすめします。また、求人票を掲載した後でも差し替えが可能ですので、臨機応変に対応しましょう。
求人ボックスの検索で効果を出すためには、求人票内に人気のキーワードを積極的に盛り込むことが重要です。
求人ボックスの検索エンジンは以下の観点で求人を評価します。
検索キーワードを上記の条件で分析して、ユーザーのニーズにマッチしたものを表示します。
働き手が興味を持ちそうなキーワードとしては以下のようなものがあります。
自社の環境でアピールできる項目があれば、それに関するキーワードを求人票内に盛り込むことで検索されやすい求人票を作成できます。
求人ボックスの運用を専門に行っている、DYMなどの代理店に運用を依頼することもおすすめです。
求人ボックスに関する知見と豊富な経験を元に、自社に最適な方法を提案してもらうことができます。
また、求人ボックスでは上位表示されるためのアルゴリズムは非公開となっていますが、DYMでは独自の解析方法で常にデータ計測を行って、効果検証を繰り返す仕組みがあります。
マーケターによるトレンドやキーワード分析、競合分析を行うため、自社で行うよりも圧倒的に成果が上がりやすいのは間違いありません。
また、求人票の作成も経験豊富なライターに依頼することができます。ターゲットを明確に設定した、ユーザーの心に刺さる求人広告の作成を代行してもらえます。
代理店に依頼する費用はかかりますが、トータルのコストは大幅に削減できます。
今回の記事では、企業の採用活動に悩んでいる方向けに求人ボックスの紹介をし、さらに以下のことを解説しました。
求人ボックスは無料で広告掲載から採用までを行える画期的な求人サービスです。求人ボックスを導入することで、採用にかかるコストを大幅に下げられるほか、ニーズにマッチした人材を獲得することができます。
ただし、求人ボックスで人材を獲得するためには適切な運用が必要不可欠です。
DYMでは、求人ボックスの運用を代行するサービスを提供しております。DYMに依頼することで、以下のようなメリットがあります。
採用活動で求人ボックスの利用を検討しているけれど、適切な運用ができるか不安という方はぜひ一度DYMまでお問い合わせください。専門のスタッフが丁寧にヒアリングさせていただきます。
「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンのもと、WEB事業、人材事業、医療事業を中心に多角的に事業を展開し、世界で一番社会貢献のできる会社を目指しています。時代の変化に合わせた新規事業を生み出しながら世界中を変革できる「世界を代表するメガベンチャー」を目指し、日々奮闘しています。
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