営業の志望動機を例文付きで紹介!未経験の場合や書き方のコツ | DYM

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営業の志望動機を例文付きで紹介!未経験の場合や書き方のコツ

公開日:2025.11.28  更新日:2025.11.28

営業職への転職を成功させる鍵は、採用担当者に「会ってみたい」と思わせる志望動機です。本記事では、販売職や事務職など未経験からの挑戦、経験者のキャリアアップといった状況別の志望動機例文を豊富に紹介します。自己分析や企業研究に基づいた「響く」志望動機の作り方を3ステップで具体的に解説。あなたの強みと熱意が伝わる、説得力のある志望動機作成をサポートします。

<この記事で紹介する3つのポイント>

  • 未経験・経験者など状況別の志望動機例文を紹介
  • 採用担当者に響く志望動機の作り方を3ステップ解説
  • 避けるべきNG例文と、履歴書や面接の疑問を解決

目次

なぜ今、営業職の志望動機が重要なのか?

現代のビジネス環境において、営業職の役割は単なる「モノ売り」から大きく変化しています。AIやオンラインツールの普及により、単純な情報提供や商品説明は自動化されつつある一方で、顧客一人ひとりの複雑な課題を深く理解し、最適な解決策を提案する「コンサルティング」の側面がより一層重要視されるようになりました。だからこそ、企業は応募者が「なぜ営業職なのか」「自社で何を成し遂げたいのか」という本質的な動機を厳しく見ています。自身の言葉で明確なビジョンを語れる人材こそが、変化の時代を生き抜く企業にとって不可欠な存在となるのです。

営業職とは?- 仕事内容と4つの基本プロセス

営業職は企業の収益を直接生み出す最前線の役割を担います。その仕事は、顧客との関係構築から商品・サービスの提供、そしてその後のフォローまで、多岐にわたるプロセスで構成されています。ここでは、営業活動の基本となる4つのプロセスを解説します。

プロセス1:アポイント獲得(接点創出)

営業活動の第一歩は、顧客との接点を作ること、すなわちアポイントの獲得から始まります。電話やメール、ウェブフォームからの問い合わせ対応、時には直接訪問するなど、さまざまな手段を用いて面会の約束を取り付けます。特に新規開拓営業においては、この段階で相手の興味を引き、信頼感を与えるコミュニケーション能力が求められます。短時間で自社の価値を伝え、次のステップである商談へとつなげるための重要な入り口と言えるでしょう。

プロセス2:商談(ヒアリングと提案)

アポイントを獲得したら、顧客が抱える課題やニーズを丁寧にヒアリングし、それに合致した商品・サービスを提案する商談のフェーズに移ります。ここでは、自社の商品知識はもちろんのこと、顧客の言葉の背景にある本質的な課題を正確に捉える「ヒアリング力」と、それを解決するための最適な方法を提示する「課題解決能力」が試されます。プレゼンテーション資料や見積書を用いながら、顧客が納得できる形で契約へと導くことが目標です。

プロセス3:納品・提供(契約の実行)

契約締結後は、約束通りに商品やサービスを顧客に届けます。営業担当者は、納期の調整やプロジェクトの進捗管理、導入時のサポートまでを担うことも少なくありません。特に法人営業の場合は、社内の開発部門やサポート部門など、複数の部署と連携しながら対応を進める場面が多くなります。この段階での迅速かつ丁寧な対応が顧客の信頼を確固たるものにし、次の取引へとつながる重要な基盤となります。

プロセス4:アフターフォロー(関係維持)

営業の仕事は、契約を取って終わりではありません。納品後も、製品の活用サポートやトラブル対応、定期的な情報提供などを通じて顧客との信頼関係を深めていくアフターフォローが極めて重です。顧客満足度を高めることで、リピートでの発注や、他の顧客を紹介してもらえるケースも少なくありません。長期的な視点で顧客と向き合い、ビジネスパートナーとしての関係を築くための継続的な活動です。

営業職の魅力とやりがいとは?

営業職の最大の魅力は、自らの働きかけで顧客の課題を解決し、直接感謝の言葉をいただけることです。成果が売上という明確な数字で表れるため、達成感を得やすいのも特徴。また、多様な業界の人々と接することで知見が広がり、コミュニケーション能力や課題解決能力といったポータブルスキルが身につくため、市場価値の高い人材へと成長できる点も大きなやりがいです。

成果が目に見える形で評価される達成感

営業職の最大の魅力の一つは、自身の努力が売上や契約件数といった明確な数字として表れ、正当に評価される点です。自分が提案した商品やサービスが顧客に採用され、契約が成立した瞬間の達成感は格別なものがあります。成果が評価に直結しやすいため、年齢や社歴に関わらず、若手であっても実力次第で早期のキャリアアップや高い報酬を目指すことが可能です。目標達成という分かりやすいゴールに向かって努力できる人にとっては、大きなやりがいを感じられるでしょう。

顧客の課題解決に貢献する喜び

現代の営業は、単に商品を売るのではなく、顧客の課題を解決するパートナーとしての役割を担います。顧客との対話を重ねる中で、相手自身も気づいていなかった潜在的なニーズを引き出し、最適なソリューションを提供できた時、「あなたに相談してよかった」と感謝されることは、何物にも代えがたい喜びです。企業の成長や個人の生活を支えているという社会貢献性の高さを実感できるのも、営業職ならではの魅力と言えます。

コミュニケーション能力などポータブルスキルが身につく

営業職では、日々さまざまな業界の、多様な価値観を持つ人々と接します。その中で、高いコミュニケーション能力や課題解決能力、交渉力、プレゼンテーション能力といった、どのような業界・職種でも通用する「ポータブルスキル」が自然と磨かれます。これらのスキルは、将来のキャリアを形成していく上で非常に強力な武器となります。困難な状況を乗り越える粘り強さや、予期せぬ事態に対応する柔軟性も身につくため、ビジネスパーソンとして大きく成長できる環境です。

【商材別】有形営業と無形営業の違い

営業スタイルは、扱う商材によって大きく「有形」と「無形」に分かれます。自動車や不動産などの「有形商材」は、商品の魅力や特徴を具体的に伝えやすいのが特徴です。一方、ITソリューションやコンサルティングなどの「無形商材」は、顧客の課題を深くヒアリングし、未来の価値を論理的に説明する高度な提案力が求められます。自身の強みが活かせるのはどちらか考えてみましょう。

有形営業の特徴と求められるスキル

有形営業とは、自動車や家電、工業製品、食品といった、物理的に形があり、手に取ることができる「有形商材」を扱う営業です。顧客は製品の機能やデザイン、価格などを具体的に比較検討できるため、営業には商材に関する深い知識と、競合製品との違いを明確に説明する能力が求められます。顧客の課題に対して、どの製品のどの機能が最適なのかを的確に結びつけて提案する力が重要になります。

H4.【医療機器メーカー】志望動機例文とポイント

人の生命に直接関わる医療機器メーカーの営業は、高い倫理観と社会貢献への強い意欲が求められます。自身の経験から導き出した「人の役に立ちたい」という軸と、企業の理念や製品開発力を結びつけ、なぜこの企業でなければならないのかを明確に示すことが重要です。

【例文】

貴社の今までと、これから医療に与えられる貢献性に魅力を感じ、志望しました。私は今までのスポーツ経験で自分よりも人に貢献する事に喜びを感じたため、最も貢献性が高いと考えた医療業界を志望し、貢献性に加え営業的側面のやりがいの強い医療機器の営業を目指しています。上記の経緯から私は人の健康に貢献する、という就職活動における軸を持っており、これの達成には企業としての医療に貢献し続ける製品開発力が不可欠と考えます。この考えの上で、貴社の世界初、世界一の製品を生み出す姿から「医療を通じて社会に貢献する」という理念がスローガンではなく体現されていると感じ、今後も強く医療への貢献が出来る製品開発力があると考えたため、貴社を志望しました。

【ポイント】この例文の優れた点は、「なぜ医療業界か」「なぜ医療機器か」「なぜこの会社か」という3つの問いに明確に答えている点です。自身の経験(スポーツ)から「人への貢献」という軸を導き出し、それを企業の理念や製品開発力と結びつけています。志望動機に一貫したストーリーが生まれており、強い説得力を持っています。

【自動車・建機メーカー】志望動機例文とポイント

自動車や建機といったメーカーは、グローバルな市場で事業を展開しています。そのため、海外での経験や異文化への理解といったグローバルな視点をアピールすることが有効です。入社後に自身の経験を活かし、どのように企業の海外展開やシェア拡大に貢献したいかを具体的に述べましょう。

【例文】

私の目標を最前線で実現できる職だと考えるためです。貴社はインドをはじめとする新興国市場で確固たるシェアを築いていますが、私は欧州市場においても既存のシェアをさらに拡大し、貴社の成長に貢献したいと考えています。交換留学中に、ヨーロッパ13カ国を訪問し、多様な価値観や文化、風習を学びました。この経験で培った異文化理解力や柔軟な適応力は、欧州市場でのニーズを的確に捉え、現地に適した営業戦略を構築する際に大きな強みになると確信しています。留学中にTOEICスコアを向上させた英語力や、大学で学んだ国際関係学を通じて養った「多面的に物事を捉える力」を生かし、シェア拡大に貢献したいと考えています。

【ポイント】

海外営業を志望する上で、自身の経験(留学)と入社後の貢献イメージが具体的に結びついているが評価できます。単に「語学力がある」とアピールするのではなく、「異文化理解力」や「多面的に物事を捉える力」といった、より本質的なスキルに言及し、それをどう活かすかを明確に述べている点が秀逸です。

【食品・飲料メーカー】志望動機例文とポイント

多くの人にとって身近な製品を扱う食品・飲料メーカーでは、商品への愛着や個人的な体験を志望動機につなげやすいのが特徴です。自身の原体験と、企業研究で得た営業スタイルの理解を結びつけ、なぜその企業で価値を提供したいのか、熱意をもって伝えることが大切です。

【例文】

貴社を志望する理由は、私の強みである「成果への徹底力」と「コミュニケーション能力」を生かし、貴社の価値創造と利益最大化に貢献できると確信しているためである。貴社の営業職は、単なる商品供給にとどまらず、地域密着型のルートセールスを通じて顧客ごとの課題を把握し、きめ細かな提案型営業を実現することに強みを持つと理解している。小学生時代に参加した貴社の工場見学では、全国統一の品質を保ちながらも、地域に応じた柔軟な供給体制を整える物流と営業の連携に感銘を受けた。この原体験が、私の志望意欲をより強くした。

【ポイント】幼少期の原体験と、企業研究を通じて得た営業スタイルの理解を結びつけることで、志望動機に深みと独自性を与えています。また、「成果への徹底力」という強みを提示し、企業の利益に貢献する姿勢を明確に示している点も、営業職の志望動機として非常に効果的です。

無形営業の特徴と求められるスキル

無形営業は、保険や金融商品、ITサービス、広告、人材紹介など、形のない「無形商材」を扱います。商材そのものを目で見たり触れたりできないため、営業担当者はサービス導入後のメリットや未来の価値を、顧客が具体的にイメージできるように説明する力が不可欠です。製品力だけでなく、営業担当者自身の信頼性や誠実さが契約を大きく左右するため、顧客との信頼関係を築く高度なコミュニケーション能力が特に重要視されます。

【IT業界】志望動機例文とポイント

急速な変化と成長を続けるIT業界では、技術を通じて社会や企業の課題をどう解決したいかという視点が重要です。自身の経験から得た課題意識と、企業のソリューションを結びつけ、ITの力でどのような未来を実現し、貢献していきたいのかを具体的に示しましょう。

【例文】

私はお客様と密接なコミュニケーションを通じてニーズや課題を引き出し、ソリューション提案を行いたいと考え、営業職を志望する。体育会◯◯部のマネジャー長として選手と密接に関わり、サポートを行ってきた経験から、相手と密接にかかわることで、提供するサポートの質が変化することを実感した。そのため、私自身が直接お客様と対話できる営業として、お客様の課題解決を担うことで企業や公共団体の発展を支えて生きたい。そして営業職を通じて、教育にアプローチを行いたい。大学で教職課程を履修した中で、GIGAスクール構想と実際の学校現場の乖離があることを学んだ。私が現場の課題をくみ取りICT教育を推進することで貢献したい。

【ポイント】

自身の経験から得た「相手と密接に関わることの重要性」という学びを、営業職、さらにはIT業界での具体的な目標(ICT教育の推進)へとつなげている点が素晴らしいです。単に「ITに興味がある」ではなく、「ITを使って社会課題を解決したい」という高い視座を示すことで、強い目的意識をアピールできています。

【保険会社】志望動機例文とポイント

保険という形のない商品を扱う営業には、「安心を届ける」という使命感への深い共感が不可欠です。インターンシップなどの実体験を通じて感じた企業の顧客第一の姿勢と、自身の強みである信頼構築力をリンクさせ、顧客に寄り添う熱意を伝えることが求められます。

【例文】

私は、人と対話を重ねながら信頼関係を築くことにやりがいを感じており、その力を生かしたいと考えています。貴社のインターンシップに参加した際、社員の方々が常にお客様に寄り添い、丁寧に対応されている姿に感銘を受けました。特に、震災直後に迅速な保険金支払いを実現されたエピソードを知り、「お客様第一」の姿勢を企業全体で体現されている点に強く共感しました。私自身も接客経験を通じて、相手の思いをくみ取りながら信頼を築く力を磨いてきました。将来は営業総合職として、多様なお客様の不安に寄り添い、生命保険という形で安心を届けることで、貴社の使命を担う一員として貢献したいと考えています。

【ポイント】

インターンシップという具体的な接点を通じて企業の姿勢に共感したというエピソードは、志望度の高さを伝える上で非常に有効です。自身の強みである「信頼を築く力」と、企業の「お客様第一」という理念をリンクさせ、入社後にどのように貢献したいかを明確に示しています。「安心を届ける」という言葉選びも、生命保険という無形商材を扱う上で非常に的確です。

【人材業界】志望動機例文とポイント

人と企業の成長をつなぐ人材業界では、「人の役に立ちたい」という想いを自身の具体的な経験に基づいて語ることが重要です。どのような経験からその想いを抱いたのかを示し、企業の事業内容と絡めながら、顧客である企業と人の双方にどう貢献したいのかを明確に伝えましょう。

【例文】

私の「顧客に寄り添い課題解決に導くことで多くの人の役に立ちたい」という想いが実現できると感じたためです。コロナ禍でのライブ運営を通し、サークル員やお借りするお店側の視点に立ち、最適なライブを企画・実行する中、自身が生み出したものを通して人の役に立つことに、喜びやほこりを感じたことから上記の想いを得ました。築き上げた信頼や経験、人材資源といった基盤を生かし時代の変化に的確に応え、社会への貢献度の高い公共事業を中心としたBPOによって、派遣するスタッフも含め顧客に寄り添い、課題解決の実行までを担う貴社に強くひかれております。

【ポイント】

人材業界を志望する上で重要な「人の役に立ちたい」という想いを、自身の具体的な経験(ライブ運営)に基づいて語ることで、リアリティを持たせています。また、企業の事業内容(公共事業中心のBPO)を深く理解した上で、自身の想いと結びつけている点も高く評価できます。

【営業手法別】あなたに合うスタイルはどれ?

営業手法はさまざまです。電話や訪問で新規顧客を開拓する「新規開拓営業」、既存顧客との関係を深める「ルート営業」、問い合わせに対応する「反響営業」など、アプローチ方法が異なります。また、顧客の課題解決を主眼とする「ソリューション営業」も主流です。自分がどのような顧客とどう向き合いたいのか、得意なコミュニケーションの形は何かを分析し、最適なスタイルを見つけることが重要です

新規開拓営業

新規開拓営業は、これまで取引のなかった新しい顧客を見つけ、アプローチする営業スタイルです。テレアポや飛び込み訪問、Webからの問い合わせ対応などを通じて、ゼロから関係性を構築していきます。初対面の相手から信頼を得る必要があるため、高いコミュニケーション能力や粘り強さが求められます。市場を切り拓くダイナミズムがあり、成果が会社の成長に直結するやりがいのある仕事です。

ルート営業

ルート営業は、すでに取引のある既存顧客を定期的に訪問し、関係性を維持・発展させていく営業活動です。顧客との信頼関係を深めながら、追加の発注や新商品・サービスの提案を行います。顧客のビジネスや状況を深く理解し、悩みや要望を的確に汲み取るヒアリング力や課題解決能力が重要となります。安定した関係性の中で、じっくりと顧客に向き合いたい人に適しています。

カウンター営業

カウンター営業は、店舗や窓口に来店した顧客に対して営業活動を行うスタイルです。不動産仲介や自動車販売、旅行代理店、保険ショップなどでよく見られる手法です。顧客側が明確な目的を持って来店することが多いため、その場でニーズを正確にヒアリングし、最適な提案を行うスピード感と柔軟な対応力が求められます

企画営業(ソリューション営業)

企画営業は、顧客が抱える複雑な課題に対して、既存の商品をただ売るのではなく、オーダーメイドの解決策(ソリューション)を企画・提案する営業手法です。広告業界やIT業界、コンサルティング業界などで多く見られます。顧客との深いディスカッションを通じて課題の本質を捉えるため、高度な課題解決能力や論理的思考力が不可欠です。

インサイドセールス

インサイドセールスは、電話やメール、オンラインツールなどを活用し、社内にいながら営業活動を行う比較的新しい手法です。見込み客へのアプローチや情報提供、ニーズの育成(ナーチャリング)を主に行い、商談の可能性が高まった段階で現場の営業担当者(フィールドセールス)に引き継ぐ役割を担います。効率的に多くの顧客と接点を持つことができ、データ分析に基づいた戦略的なアプローチが求められます。

代理店営業

代理店営業は、自社の商品・サービスを代わりに販売してくれる販売代理店を開拓したり、その販売活動を支援したりする仕事です。直接エンドユーザーに販売するのではなく、代理店が売上を上げられるように、研修の実施や販促企画の提案、成功事例の共有といったサポート業務が中心となります。代理店との良好な関係を築くコミュニケーション能力や、彼らが売りやすくなる仕組みを考える力が求められます。

【顧客別】法人営業(BtoB)と個人営業(BtoC)の比較

顧客が企業か個人かによって、営業の進め方は大きく異なります。企業を相手にする法人営業(BtoB)は、複数の決裁者に対して論理的な説明が求められ、契約期間が長いのが特徴です。一方、個人顧客を対象とする個人営業(BtoC)は、個人の感情やニーズに寄り添う共感力や、短期間で信頼関係を築く対人能力が重要になります。キャリアプランに合わせて選択しましょう。

法人営業(BtoB)の仕事の流れと特徴

法人営業(BtoB: Business to Business)は、企業や団体を顧客として、商品やサービスを提供する営業です。ITシステムや工業製品、広告サービスなど、扱う商材は多岐にわたります。意思決定には担当者だけでなく、その上司や関連部署など複数の人が関わるため、合理的な説明や費用対効果の提示が重要になります。契約金額が大きく、長期的な関係構築が求められる点が特徴です。

個人営業(BtoC)の仕事の流れと特徴

個人営業(BtoC: Business to Consumer)は、一般の消費者を対象に商品を提案する営業です。保険や住宅、自動車、教育サービスなどが代表的な商材です。顧客のライフプランや価値観に寄り添い、感情面に訴えかけるアプローチが有効な場合も多くあります。意思決定者が本人やその家族であることが多いため、比較的短期間で成果が出やすい一方で、多くの顧客と接点を持つ必要があります。

採用担当者は志望動機の「ここ」を見ている!

採用担当者は、志望動機から「なぜ当社なのか」「入社への熱意」「将来のビジョン」を読み取ろうとしています。単に「成長したい」というだけでなく、企業の事業内容や理念を深く理解した上で、自身の経験やスキルをどう活かして貢献できるのかを具体的に示すことが重要です。入社後の活躍イメージを明確に伝え、長く働いてくれる人材だと納得させましょう。

チェックポイント1:営業職への適性と熱意

まず見られるのは、「この応募者は本当に営業という仕事を理解し、強い意欲を持っているか」という点です。営業は成果を求められる厳しい仕事であり、表面的なイメージだけで志望している人は長続きしません。そのため、なぜ数ある職種の中から営業を選んだのか、その仕事のどんな部分に魅力を感じ、やりがいを見出しているのかを具体的に語れる必要があります。過去の経験から営業職に通じる強みをアピールすることで、職務への適性を示します。

チェックポイント2:自社への貢献可能性(実績・強み)

企業は、あなたを採用することで自社にどのようなメリットがあるのかを知りたいと考えています。経験者であれば、これまでの営業実績を具体的な数字で示し、即戦力として活躍できることをアピールします。未経験者であっても、前職や学生時代の経験で培ったスキル(例えば、販売職での顧客対応力や事務職での調整能力など)が、入社後どのように活かせるのかを具体的に説明する必要があります。自分の強みと企業のニーズが合致していることを示すことが重要です。

チェックポイント3:「なぜ当社なのか」という志望度の高さ

採用担当者が最も重視する点の一つが、「なぜ同業他社ではなく、うちの会社を志望するのか」という理由の説得力です。単に「業界の成長性に惹かれた」というだけでは不十分です。その企業が持つ独自の製品・サービスの魅力、経営理念への共感、特徴的な営業スタイルなど、具体的なポイントを挙げて「この会社でなければならない理由」を明確に伝えなければなりません。企業研究の深さが、そのまま志望度の高さとして評価されます。

【状況別】営業職の志望動機例文

営業職への転職では、自身の経験や状況に応じてアピールすべきポイントが異なります。未経験者であればポテンシャルや職務への適性を、経験者であれば即戦力となるスキルや実績を具体的に示すことが重要です。ここでは、それぞれの状況に合わせた志望動機の例文と、作成のポイントを解説します。

【未経験】販売職から転職する志望動機例文

販売職で培った顧客対応力や目標達成意欲は、営業職でも大いに活かせる強みです。重要なのは、なぜ「待ち」の姿勢が中心の販売から、「攻め」の姿勢が求められる営業へ転身したいのかを明確にすることです。

顧客の課題に対し、より能動的に、そして深く関わりたいという意欲を示すと良いでしょう。また、営業職の数字に対する厳しさを理解している姿勢もアピールすることが肝心です。

【例文】

前職の家電量販店での販売経験を通じて、お客様一人ひとりのニーズを汲み取り、最適な商品を提案することにやりがいを感じてきました。特に、お客様との対話から潜在的な課題を引き出し、期待以上の製品を提案できた際にいただける「ありがとう」の言葉が私の原動力でした。今後は、店舗という限られた環境だけでなく、自らお客様のもとへ赴き、より長期的かつ深い関係性を築きながら企業の課題解決に貢献したいと考えています。貴社の〇〇というサービスは、企業の成長を根幹から支えるものであり、私の強みである傾聴力と提案力を最大限に発揮できると確信しております。販売で培った目標達成へのこだわりを、営業という新たなフィールドで活かしたいです。

【未経験】事務職から転職する志望動機例文

事務職の経験は、社内外の調整能力や円滑な業務遂行能力、そして顧客情報を正確に扱う几帳面さといった、営業活動の土台となるスキルを育んでいます。志望動機では、これらのサポート経験をどのように営業の最前線で活かすかを具体的に述べましょう。

なぜ裏方として支える立場から、自らが成果を生み出す立場へ移りたいのか、その動機を前向きな言葉で伝えることが重要です。「顧客の声を直接聞き、課題解決に貢献したい」といった主体的な姿勢を示すと、採用担当者に熱意が伝わります。

【例文】

現職の営業事務として、見積書作成や納期管理を通じて営業担当のサポート業務に従事してまいりました。業務を通じて、お客様から直接感謝の言葉をいただく機会も多く、次第に「もっと直接的にお客様の課題解決に貢献したい」という思いが強くなりました。事務職として培った、複数案件を同時に管理するスケジュール管理能力や、各部署と円滑に連携する調整能力は、お客様との信頼関係を築き、スムーズな提案を行う上で必ず活かせると考えております。特に貴社の「顧客第一主義」の理念に深く共感しており、私のサポート経験で培った「相手の立場に立って考える力」を発揮し、お客様に寄り添う営業として貢献したく、志望いたしました。

【未経験】異業種から転職する志望動機例文

異業種から未経験で営業職に挑戦する場合、営業という仕事への強い興味・関心と、やりがいを感じていることを明確に伝えることが重要です。これまでの業務経験から、営業職に応用できるポータブルスキル(例:傾聴力、提案力、課題解決能力)を具体的に示し、即戦力としてのポテンシャルをアピールする必要があります。

なぜその業界・その企業なのかという理由を明確にし、社会的インパクトの大きさや事業内容への共感を伝えることで、志望度の高さを示しましょう。

【例文】

私はこれまでのシステム開発の業務経験で培った課題分析力と論理的思考力を活かし、より顧客のビジネスに直接的に貢献できる営業の仕事に挑戦したいと思い、貴社を志望いたしました。コロナ禍以降、非接触化やオンライン化が加速する中で、需要の増え続けるITソリューション業界は非常に成長性が高い分野だと感じています。貴社が手掛けた〇〇のプロジェクト案件を拝見し、その社会的インパクトの大きさに感銘を受けるとともに、自分もこのような価値提供に携わりたいと強く感じました。貴社に営業として入社した際には、お客様だけでなく、開発や運用のメンバーとも密に連携し、技術的な知見を活かした最適解を提案し続ける営業になりたいと考えております。

【経験者】同業界で転職する志望動機例文

営業経験者が同業界へ転職する場合、即戦力としての期待が非常に高くなります。そのため、具体的な実績を数字で示すことが不可欠です。単に実績を羅列するのではなく、その成果を出すためにどのような工夫をしたのか、自身の強みである「成果への徹底力」や「コミュニケーション能力」をどう発揮したのかを伝えましょう

そして、なぜ現職のままではダメなのか、転職によって何を実現したいのかを明確にし、応募先企業の製品や営業スタイル、理念への共感を具体的に示すことで、「この会社でなければならない理由」を強調することが重要です。

【例文】

医療機器業界で5年間、法人営業として大学病院やクリニックを担当し、主に画像診断装置の提案に従事してまいりました。担当エリアの市場分析に基づいた戦略的なアプローチと、医師や技師の方々との深い信頼関係構築に注力した結果、3年連続で売上目標120%以上を達成いたしました。特に、競合製品が優勢だったA大学病院に対し、半年間通い詰めて潜在的なニーズをヒアリングし、カスタマイズした運用プランを提案したことで、年間5,000万円規模の契約を獲得できた経験は大きな自信となっています。今後は、より広い製品ラインナップを持ち、包括的なソリューション提案が可能な貴社で、これまで培った専門知識と深耕営業のスキルを活かし、さらなるシェア拡大に貢献したいと考えております。

採用担当者に響く志望動機の作り方3ステップ

説得力があり、採用担当者の印象に残る志望動機は、場当たり的に書けるものではありません。しっかりとした準備と、論理的な構成が不可欠です。ここでは、自己分析、企業研究、そして文章構成という3つのステップに分けて、評価される志望動機を作成するための具体的な方法を解説します。

STEP1 自己分析で強みと経験を棚卸しする

まず最初に行うべきは、自分自身の経験を深く掘り下げ、営業職で活かせる強みやスキルを言語化することです。学生時代のアルバイトやサークル活動、前職での業務経験などを振り返り、「どのような状況で」「何を考え」「どう行動し」「どんな結果を出したか」を具体的に書き出してみましょう。

例えば、「サークルの新入部員獲得に尽力し、前年比2倍の成果を上げた」という経験からは、「目標達成意欲」や「課題解決能力」、「粘り強さ」といった強みが見出せます 。このように、自分だけの実体験に基づいた強みを発見することで、他の応募者との差別化を図り、志望動機に深みと説得力を持たせることが可能になります。

自己分析フレームワーク①:モチベーショングラフの活用

モチベーショングラフとは、これまでの人生における出来事を横軸に、その時のモチベーションの高低を縦軸にとって作成するグラフのことです。小学校から現在までを振り返り、楽しかったこと、夢中になったこと、逆につらかったこと、乗り越えたことなどを書き出し、モチベーションが上下したポイントに注目します。モチベーションが上がった出来事には、あなたの価値観や強みが隠されています。

例えば、「文化祭の実行委員として、バラバラだったクラスの意見をまとめて企画を成功させた」時にモチベーションのピークがあれば、そこから「チームで目標を達成することへの喜び」や「調整能力」といった強みが見えてきます。この手法は、自分のやりがいや喜びの源泉を視覚的に捉えるのに非常に有効です。

経験を構造化する「STARメソッド」

キーボードのキー

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

自己PRや志望動機でエピソードを語る際に、聞き手に分かりやすく伝えるためのフレームワークが「STARメソッド」です。これは、「Situation(状況)」「Task(課題・目標)」「Action(行動)」「Result(結果)」の4つの要素で経験を整理する手法です。

Situation(状況): いつ、どこで、誰が関わっていたか、どのような状況だったかを簡潔に説明します。

Task(課題・目標): その状況で、どのような課題や目標があったかを具体的に述べます。

Action(行動): その課題や目標に対し、あなたが何を考え、どのように行動したかを詳細に語ります。ここが最も重要なアピール部分です。

Result(結果): あなたの行動によって、どのような結果が生まれたかを、可能であれば数字を用いて示します。

このフレームワークに沿って経験を整理することで、あなたの強みが具体的にどのような形で発揮され、成果につながったのかを論理的に説明できるようになります。

STEP2 企業研究で応募先との接点を見つける

自己分析で明らかになった自身の強みや価値観と、応募先企業との接点を見つけ出すのが企業研究の目的です。企業の採用ページや製品・サービスの公式サイト、IR情報などを読み込み、「どのような人材を求めているのか」「どのような営業スタイルなのか」「企業の理念やビジョンは何か」を徹底的に調べましょう。

例えば、企業が「顧客との長期的な信頼関係」を重視しているなら、自身の「関係構築力」をアピールするエピソードが有効です。また、「なぜ同業他社ではなく、その企業なのか」という問いに答えるため、事業内容や商品、社風など、他社とは異なる独自の魅力に触れることが極めて重要となります。

採用サイトから読み解く「求める人物像」

企業の採用サイトには、求める人物像や社員インタビューが豊富に掲載されています。これらの情報をただ読むだけでなく、「なぜこの言葉が使われているのか」という背景を考えましょう。例えば、「挑戦心」という言葉が頻繁に出てくるなら、その企業は現状維持ではなく、常に新しい事業や市場に打って出る姿勢を重視していると推測できます。

社員インタビューでは、社員がどのような点にやりがいを感じているか、どのような困難を乗り越えたかに注目することで、その企業で活躍するために必要なマインドセットやスキルを具体的にイメージすることができます。

IR情報や中期経営計画から探る企業の未来

企業のウェブサイトに掲載されているIR(投資家向け広報)情報や中期経営計画は、企業の現状と未来の方向性を知るための宝庫です。少し難しく感じるかもしれませんが、「事業の概況」や「今後の見通し」といった部分に目を通すだけでも、企業が今どの事業に力を入れており、今後どの市場をターゲットにしているのかが分かります。

ここに書かれている企業の未来像と、自身のキャリアプランを結びつけて志望動機を語ることができれば、「この応募者は会社の未来まで考えている」と、他の応募者より一歩抜きん出た視点を持っていることをアピールできます。

STEP3 PREP法で論理的な文章を組み立てる

自己分析と企業研究で集めた材料を、PREP法を用いて論理的に構成します。PREP法とは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論の再提示)」の頭文字を取った文章構成術です。まず冒頭で「私が貴社を志望する理由は〇〇です」と結論を明確に述べ、採用担当者の注意を引きます。

次に「なぜなら〜」と、その結論に至った理由を説明します。続いて、その理由を裏付ける自身の具体的な経験やエピソードを提示し、最後に「以上の理由から、私の強みである〇〇を活かして貴社に貢献したいです」と再び結論を述べて締めくくります。この流れで構成することで、話が分かりやすく、説得力のある志望動機に仕上がります。

応募書類の提出前に確認すべき5つの項目

応募書類はあなた自身の第一印象を決めます。提出前には必ず、①誤字脱字がないか、②企業名や日付は正確か、③証明写真の表情や身だしなみは適切か、④自己PRと志望動機に一貫性があるか、⑤伝えたい熱意や強みが簡潔にまとまっているか、の5項目を確認しましょう。細部への配慮が、あなたの丁寧な仕事ぶりや入社意欲を伝えます。

1. 誤字脱字はないか

誤字脱字は、注意力が散漫である、あるいは入社意欲が低いという印象を与えかねません。基本的なことですが、最も見落としやすいポイントでもあります。書き終えた後に一度時間をおいてから読み返す、声に出して読んでみる、可能であれば第三者にチェックしてもらうなど、複数の方法で確認することをおすすめします。

2. 企業の求める人物像とズレていないか

志望動機でアピールしている自身の強みや価値観が、企業の求める人物像と合致しているか、もう一度確認しましょう。例えば、チームワークを重んじる企業に対して、個人での成果ばかりを強調してしまうと、「社風に合わないかもしれない」と判断される可能性があります。企業のウェブサイトや採用情報を見返し、アピールの方向性にズレがないかを確認してください。

3. 具体的なエピソードで裏付けられているか

「コミュニケーション能力があります」「課題解決能力に自信があります」といった主張は、それを裏付ける具体的なエピソードがなければ説得力を持ちません。あなたの強みがどのような状況で、どのように発揮されたのか、STARメソッドなどを参考に、誰が読んでも情景が思い浮かぶような具体的なエピソードが盛り込まれているかを確認しましょう。

4. 貢献意欲が明確に示されているか

志望動機は、単なる入社願望を伝える場ではありません。「入社後に自分の能力をどう活かし、企業にどのようなメリットをもたらすことができるか」という貢献意欲を明確に示すことが不可欠です。受け身の姿勢ではなく、「〇〇のスキルを活かして、貴社の〇〇という事業の拡大に貢献したい」というように、能動的かつ具体的な言葉で締めくくられているかを確認してください。

5. 他社でも使い回せる内容になっていないか

志望動機を読んだ採用担当者に、「これはうちの会社でなくても言えることだな」と思わせてしまったら失敗です。「なぜこの会社でなければならないのか」という理由が、企業の理念や事業内容、製品・サービスへの具体的な言及とともに述べられているかを確認してください。その企業ならではの魅力を語ることで、あなたの熱意と本気度が伝わります。

「なぜ営業職か」を伝えるアピールポイント

志望動機において、「数ある職種の中で、なぜ営業職を選んだのか」を明確に伝えることは、職務への適性と熱意を示す上で非常に重要です。ここでは、営業職に求められる代表的な能力と、それを効果的にアピールするための表現例を紹介します。自身の経験と結びつけ、説得力のあるアピールを行いましょう。

コミュニケーション能力を活かす表現例

営業職におけるコミュニケーション能力とは、単に話が上手いことではありません。むしろ、相手の話を丁寧に聞き、真のニーズや課題を引き出す「ヒアリング力」や「傾聴力」が重視されます 。また、顧客の立場や状況を理解し、相手にとっての価値やメリットが何かを的確に伝える「相手の立場に立って伝える力」も不可欠です。

志望動機では、「一方的に話すのではなく、聞きながら提案するスタイル」  や、双方向の対話を通じて信頼関係を築いた経験を具体的に示すと良いでしょう。

【表現例】

「塾講師のアルバイトで生徒の悩みや不安に真摯に耳を傾け、一人ひとりに合わせた学習計画を提案することで、信頼関係を築きました。この経験で培ったヒアリング力を活かし、お客様が本当に求めるものを見つけ出したいです。」

課題解決能力を活かす表現例

営業は商品を売る仕事であると同時に、顧客が抱える課題を解決する仕事でもあります。この能力をアピールするには、単に「課題解決能力があります」と述べるのではなく、情報収集、課題把握、分析、提案、実行というプロセスを具体的に示したエピソードを交えることが効果的です。

問題の背景や原因を分析し、最適な解決策を導き出し、それを実行して成果を上げた経験を伝えることで、単なる売り手ではなく、顧客から頼られる「ビジネスパートナー」としての素養があることを示せます。

【表現例】

「所属するサークルの参加率低下という課題に対し、メンバーへのアンケート調査で原因を分析しました。その結果に基づき、新たな活動企画を立案・実行したところ、参加率を30%向上させることに成功しました。この経験を活かし、お客様の課題を的確に捉え、最適なソリューションを提案したいです。」

目標達成意欲を活かす表現例

営業職は、売上金額や契約件数など、明確な数字で結果が求められる職種です。そのため、目標達成に向けて粘り強く取り組む姿勢や、シビアな環境を楽しむ覚悟を示すことは非常に有効なアピールとなります。

自ら高い目標を設定し、その達成のためにPDCAサイクルを回しながら努力した経験や、困難な状況でも諦めずに粘り強く行動し続けた経験を具体的に語りましょう。特に、目標達成の過程でどのような工夫や努力をしたのかを詳細に述べることで、あなたの仕事へのこだわりや実行力が伝わります。

【表現例】

「飲食店でのアルバイトで、月間の売上目標達成のためにスタッフ全員で新メニューの提案コンテストを実施しました。私は過去の販売データを分析し、ターゲット顧客に響くセットメニューを考案。結果として店舗の売上ギネス更新に貢献しました。この経験で培った目標達成への執着心を、貴社の営業職として発揮したいです。」

関係構築力を活かす表現例

特にルート営業や高額商材を扱う営業では、顧客との長期的な信頼関係を築く力が成果に直結します。この能力をアピールするためには、一度きりの接触ではなく、継続的なコミュニケーションを通じて相手との絆を深めた経験を述べると良いでしょう。

相手の言葉に真摯に耳を傾ける誠実な姿勢や、約束を必ず守る責任感、相手の状況を気遣う細やかな配慮など、信頼を得るために意識していた行動を具体的に示すことが重要です。アフターフォローの重要性を理解していることを伝えるのも効果的です。

【表現例】

「大学のゼミ活動で、共同研究のリーダーとしてメンバー一人ひとりと定期的に面談の時間を設け、進捗の悩みや意見を丁寧に聞くことを心がけました。その結果、チームの一体感が高まり、最終的には学内の発表会で最優秀賞を受賞できました。この経験を活かし、お客様と真摯に向き合い、長期的に頼られるパートナーとなることを目指します。」

評価を下げてしまうNGな志望動機と改善策

熱意を持って作成したつもりの志望動機が、意図せず採用担当者にマイナスの印象を与えてしまうことがあります。ここでは、就職・転職活動で陥りがちなNGな志望動機のパターンと、それを改善するための具体的な対策を解説します。自身の志望動機に当てはまる点がないか、事前に確認しておきましょう。

NG例1:抽象的で熱意が伝わらない

「コミュニケーション能力を活かして貴社に貢献したいです」や「人と話すのが好きなので営業職を志望します」といった表現は、あまりにも抽象的で多くの応募者が使うため、採用担当者の印象に残りません。このような汎用的な内容では、あなたの個性や企業への熱意が伝わらず、他の応募者との差別化が困難になります。なぜなら、採用担当者はあなたがどのような経験を通じてその能力を培い、それを自社でどう活かしてくれるのか、具体的なイメージを描きたいと考えているからです。

【改善策】

自分だけの具体的なエピソードを盛り込むことが最も効果的な改善策です 。例えば、「学生時代に〇〇という活動で、意見の異なるメンバーの間に入り、双方の主張を丁寧にヒアリングすることで合意形成に導いた経験があります」のように、実際の行動や成果を具体的に示すことで、あなたのコミュニケーション能力に裏付けと説得力が生まれます。

NG例2:受け身な姿勢や学習意欲の強調

「貴社の研修制度に魅力を感じました」や「営業のプロとして成長させてほしいです」といった、企業に何かを教えてもらうことを期待する受け身な姿勢は、特に中途採用では評価されにくい傾向にあります。「他にやりたい仕事がなかったから」といった消去法的な理由も、志望度が低いと見なされるため避けるべきです。企業は学校ではなく、自社に価値をもたらし、貢献してくれる人材を求めています。学習意欲自体は素晴らしいことですが、それを志望動機の中心に据えるのは避けましょう。

【改善策】

「どのように会社に貢献したいか」という前向きで能動的な視点に転換することが重要です 。「自身の〇〇という強みを活かし、入社後は即戦力として売上拡大に貢献したいです」のように、自分が持つスキルや経験を企業側でどう活用できるかを具体的に提案する姿勢を示しましょう。成長したいという意欲は、「貴社の事業に貢献する中で、私自身も成長していきたいです」といった形で、貢献意欲の後に添えるのが適切です。

NG例3:待遇や条件面のアピールが強い

給与や福利厚生、勤務地といった待遇・条件面は、仕事選びにおいて重要な要素であることは間違いありません。しかし、それを志望動機の中心にしてしまうと、「仕事内容そのものには興味がないのでは?」という疑念を抱かせてしまいます。採用担当者は、自社の事業や理念に共感し、仕事を通じて自己実現を目指す意欲的な人材を求めています。待遇面への言及は、入社意欲よりも条件面への関心が強いという印象を与えかねないため、避けるのが賢明です。

【改善策】

志望動機は、あくまでその企業の事業内容、製品・サービス、企業理念、働きがいといった本質的な部分への魅力や共感を中心に構成しましょう。なぜその企業で働きたいのか、その仕事を通じて何を成し遂げたいのかを熱意をもって語ることが、採用担当者の心を動かす鍵となります。待遇面に関する質問は、面接の後半や内定後の面談など、適切なタイミングで行うようにしましょう。

面接官を惹きつける話し方の基本

面接では、話の内容だけでなく「話し方」も評価されています。まず結論から話す「PREP法」を意識し、明るくハキハキとした声で話しましょう。適度にアイコンタクトを取り、熱意を伝える身振り手振りを加えることも有効です。また、面接官の話に真摯に耳を傾ける「傾聴姿勢」も重要。自信と誠実さが伝わり、コミュニケーション能力の高さをアピールできます。

要点を簡潔に話す「1分間プレゼン」の準備

面接の冒頭で「まず志望動機を教えてください」と問われた際、長々と話してしまうのは悪印象です。営業職には要点を端的に伝える力が求められるため、まずは1分程度で簡潔に話せるように準備しておきましょう。

PREP法を意識し、「結論→理由→具体例→結論」の流れで、最も伝えたい核心部分をまとめます。この1分間で面接官の興味を引くことができれば、その後の深掘り質問にもスムーズにつながります。

自信を感じさせる表情や声のトーン

話す内容と同じくらい、非言語的なコミュニケーションも重要です。背筋を伸ばし、相手の目を見て、はきはきとした声量で話すことを心がけましょう。自信のある態度は、あなたの言葉に説得力をもたらします。

緊張する場面ですが、少し口角を上げるだけでも表情が和らぎ、ポジティブな印象を与えることができます。熱意を伝えたい部分では少し声に力を込めるなど、抑揚をつけることも効果的です。

企業が求める人物像と強みを合致させるアピール術

面接前に、応募先企業の採用ページなどから「求める人物像」を改めて確認し、自分のどの強みがそれに合致するのかを明確にしておきましょう。

例えば、企業が「チャレンジ精神旺盛な人材」を求めているのであれば、学生時代に新しいことに挑戦し、試行錯誤しながら成果を出した経験を具体的に語ることで、効果的な自己アピールにつながります。企業のニーズに応える人材であることを示すことが重要です。

「深掘り質問」への万全な対策

「なぜそう考えたのですか?」「具体的にどう行動しましたか?」といった深掘り質問は、あなたの思考の深さや人柄を見るためのものです。これに備えるには、自己分析が不可欠です。過去の経験を「状況・課題・行動・結果(STAR)」のフレームワークで整理しておきましょう。行動の背景にある自分の価値観や考えを明確にしておくことで、説得力のある回答ができます。

なぜ面接官は深掘りするのか?その意図を理解する

面接官が「なぜ?」「具体的には?」と質問を重ねるのは、圧迫しようとしているわけではありません。彼らは、あなたの話が表面的なものではなく、実体験に基づいているかを確認したのです。また、困難な状況にどう向き合うか、成功体験から何を学んだかといった、あなたの価値観やビジネスにおける再現性を知ろうとしています。深掘りは、あなたをより深く知ってもらうためのチャンスと捉えましょう。

想定される深掘り質問リストと回答の準備

自身の志望動機や自己PRに対して、自分で「なぜ?」と問いかけてみることが最良の対です。例えば、以下のような質問を想定し、具体的なエピソードを交えて答えられるように準備しておきましょう。

  • 「なぜ営業職に興味を持ったのですか?きっかけとなった出来事は?」
  • 「その経験で最も困難だったことは何ですか?それをどう乗り越えましたか?」
  • 「その行動から何を学び、今後どのように活かしていきたいですか?」

一貫性のある回答をするための自己分析の重要性

深掘り質問にうまく答えられない場合、その原因の多くは自己分析の不足にあります。自分の経験や価値観について深く理解できていないと、回答に一貫性がなくなり、説得力を失ってしまいます。なぜその行動を取ったのか、その時どう感じたのか、自分自身の動機や感情まで掘り下げておくことで、どんな角度からの質問にも自信を持って、自分の言葉で答えることができるようになります。

面接を「対話」に変える上級テクニック

面接は、一方的に質問に答える場ではなく、相互理解を深める「対話」の場です。面接官の発言に共感を示したり、自身の考えを論理的に述べたりすることで、受け身の姿勢から脱却できます。特に「逆質問」の時間を有効活用し、事業内容や働き方について踏み込んだ質問をすることで、入社意欲の高さと深い企業理解を示すことができ、対等なコミュニケーションが生まれます。

一問一答にこだわらず、会話を広げる方法

転職成功者の中には、面接が「面接官との対話で盛り上がった」と感じる人が少なくありません。質問に答えるだけでなく、例えば業界の動向や競合企業の動き、新しい技術など、自分が関心を持っているテーマについて触れてみるのも一つの手です。ただし、独りよがりな話にならないよう、相手の反応を見ながら、自然な会話の流れを意識することが重要です。

逆質問で意欲と理解度を示す

面接の最後にある逆質問の時間は、絶好のアピールチャンスです。調べれば分かるような質問は避け、入社後の働き方や事業の将来性など、企業研究をしっかり行った上でないとできないような質問をしましょう。例えば、「〇〇という事業領域で貴社の強みをさらに伸ばしていくために、現在どのような課題意識をお持ちでしょうか」といった質問は、あなたの高い意欲と深い企業理解を示すことにつながります。

営業の志望動機に関するよくある質問

「未経験でも挑戦できますか?」「ノルマは厳しいですか?」など、営業職への応募には不安がつきものです。未経験者に対してはポテンシャルや学習意欲を、経験者には即戦力となるスキルをアピールすることが求められます。また、インセンティブ制度や評価基準、研修制度について事前に調べることや、面接で質問することで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

履歴書に書く志望動機の最適な文字数は?

履歴書の志望動機欄の大きさに合わせて調整するのが基本ですが、一般的には200〜300字程度が目安とされています。指定されたスペースの8割以上を埋めることで、入社意欲の高さを示すことができます。限られた文字数の中で、「なぜ営業職か」「なぜその会社か」「どのように貢献できるか」という3つの要素を簡潔に盛り込むことが求められます。要点を絞り、最も伝えたいメッセージが明確に伝わるように構成を工夫しましょう。

履歴書と職務経歴書で内容は変えるべき?

はい、変えるべきです。履歴書は応募者の基本的なプロフィールを伝えるための書類であり、志望動機は要点を簡潔にまとめるのが一般的です。一方、職務経歴書は、これまでの経験やスキルを具体的にアピールするための書類なので、志望動機もより詳細に記述できます。職務経歴書では、具体的な実績やエピソードを交えながら、自身の強みが入社後どのように活かせるのかを、より掘り下げて説明すると良いでしょう。両者で内容の軸は一貫させつつ、情報の詳しさに差をつけるのがポイントです。

面接で志望動機を話す際のポイントは?

面接で志望動機を伝える際は、まず「結論から簡潔に話す」ことが重要です。最初に「私が御社を志望する理由は〇〇です」と要点を述べ、その後に理由や具体的なエピソードを補足する流れで話すと、論理的で分かりやすい印象を与えられます。また、事前に企業が求める人物像を把握し、自身の強みや経験がその人物像とマッチしている点をアピールすることも効果的です。ESに書いた内容を丸暗記して話すのではなく、自分の言葉で熱意を込めて伝えることを意識しましょう。

営業事務の志望動機との違いは?

営業職と営業事務職では、求められる役割が根本的に異なります。営業職の志望動機では、自らが主体となって売上や成果を生み出すことへの意欲、目標達成へのこだわり、顧客の課題解決への貢献といった「攻め」の姿勢をアピールします。一方、営業事務職の志望動機では、営業担当者が円滑に活動できるようサポートする「支える」姿勢が中心となります。正確な事務処理能力、社内外との調整能力、先回りして行動できる気配りなどを強みとしてアピールすると良いでしょう。

まとめ

営業職の志望動機は、あなた自身の経験と企業の未来を結びつける重要なメッセージです。本記事で解説した自己分析や企業研究のステップ、そして豊富な例文を参考に、あなたの強みと熱意が伝わる、説得力のある志望動機を完成させてください。

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「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンのもと、WEB事業、人材事業、医療事業を中心に多角的に事業を展開し、世界で一番社会貢献のできる会社を目指しています。時代の変化に合わせた新規事業を生み出しながら世界中を変革できる「世界を代表するメガベンチャー」を目指し、日々奮闘しています。

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