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未経験からエンジニアになる方法は?転職の現実と成功のコツ

公開日:2026.02.12  更新日:2026.02.12

未経験からエンジニアを目指すとき、多くの人が「本当に転職できるのか」「どこから手を付ければよいのか」と迷います。この記事では、未経験からエンジニアへの転職を実現するためのステップや、向いている人の特徴、現実の難しさと対策を整理し、最後まで読めば自分に合った職種や学習方法、転職活動の進め方が具体的にイメージできる状態を目指します。今の仕事に違和感を持ちつつも一歩踏み出せていない人や、第二新卒・既卒としてキャリアをやり直したい人にとって、実行しやすいロードマップになる内容です。

この記事で紹介する3つのポイント>

  • 未経験からエンジニア転職を実現するための「現実的なステップ」と注意点
  • 未経験からでも狙いやすい職種と、それぞれで学ぶべきスキルの整理
  • 転職エージェントやコミュニティを活用しながら、転職成功率を高める具体的なコツ

未経験からのエンジニア転職はできる?

未経験からのエンジニア転職は、業界全体の人材不足と企業側の育成意欲を背景に、正しい手順を踏めば現実的に目指せる選択肢です。経済産業省の調査では、IT需要が拡大する一方で国内のIT人材供給が追いつかず、2030年には最大で約79万人の人材不足が生じる可能性が示されています。このように構造的な人材不足が見込まれる分野では、経験者だけでなく未経験層を採用して育成する動きも広がっています。もちろん「誰でも簡単に転職できる」という状況ではなく、学習時間や準備をしないまま応募しても選考通過は難しくなりますが、計画的にスキルを身につけ、応募書類やポートフォリオを整えれば採用のチャンスをつかめる土台があります。

結論:正しい手順なら未経験でもエンジニアに転職できる

未経験でも、職種選び・学習・ポートフォリオ・選考対策という流れを押さえれば、エンジニア転職は十分に実現可能です。IT・デジタル人材に関する調査では、企業が人材の採用と処遇を考えるうえで、スキルレベルや学習意欲、仕事への姿勢を重視していることが示されています。多くの企業は「即戦力だけ」を求めているわけではなく、「育成を前提にポテンシャルを評価したい」というニーズも持っています。その一方で、未経験であっても自己学習の有無やポートフォリオの内容によって、選考での評価が大きく変わる点も明確です。行き当たりばったりで応募を増やすのではなく、これから解説するロードマップに沿って準備を進めることが、結果として最短ルートに近づきます。

未経験からでも転職しやすい年齢と求められる適性

未経験からエンジニアを目指しやすい中心層は20代を含む若い世代ですが、年齢よりも学習意欲や適性を示せるかどうかが重要です。DYMが行っている第二新卒・既卒向けサービスのデータでは、登録者の中心は21〜25歳で56%、26〜30歳が28%と、20代が大半を占めています。若い層に向けた求人が多い理由として、企業側が長期育成を前提に採用しやすいことや、基本的なビジネススキルを身につける時間を確保しやすいことが挙げられます。

ただし、30代以降であっても、業務で培った経験や前職の知識をエンジニアリングに活かせるケースもあり、年齢だけで諦める必要はありません。どの年代でも共通して問われるのは、継続的な学習や論理的思考、コミュニケーションなどの適性を示せるかどうかです。

未経験からのエンジニアで活躍できる人の特徴

未経験からエンジニアとして活躍している人には、学び続ける姿勢と、自分で課題を見つけて動くスタンスが共通して見られます。IT・デジタル職種の調査報告では、企業が重視する項目として、専門スキルだけでなく自律的な学習、課題解決力、チームで働く姿勢などが挙げられています。未経験者の場合、入社時点でのスキル差はある程度前提として受け止められる一方で、その後の伸びしろを示す行動が選考や入社後の評価につながります。ここでは、現場で評価されやすい5つの特徴を取り上げ、自分にどの程度当てはまるか振り返れるように整理します。

継続的に学習できる人

日々の業務や生活の中で学習時間を確保し、少しずつでも積み上げられる人は、未経験からでも戦力として成長しやすい傾向があります。エンジニアは、新しい言語やフレームワーク、周辺ツールが次々に登場する世界で仕事をします。業務で使う技術だけに絞っても、数年単位で大きく変化するため、入社時点で覚えた知識だけではすぐに通用しなくなります。調査報告でも、リスキリングや学び直しと賃金変化の関係が分析されており、学習を続ける人ほどスキルと処遇の両方を高めやすい傾向が示されています。毎日30分でも学習を続けられるかどうか、といった習慣の有無が、未経験スタートの差を大きく広げます。

論理的に物事を考えられる人

複雑な問題を分解し、筋道を立てて考えられる人は、プログラムの理解やバグの調査で強みを発揮しやすくなります。システム開発では、「なぜこの挙動になったのか」「どこから直すべきか」を順番に整理する場面が頻繁にあります。感覚だけで判断するのではなく、前提条件や入力、処理、出力の関係を整理して仮説を立てられると、トラブル対応のスピードも上がります。論理的思考力は特別な資質というより、日頃から筋道を意識して説明する習慣によって強化できる力です。面接では、仕事や学習の経験を説明するときの話し方から、この力がある程度見られます。

ものづくりが好きな人

プログラムやシステムを通じて何かを形にすること自体を楽しめる人は、学習も業務も継続しやすくなります。エンジニアの仕事は、ユーザーが使うWebサービスや業務システムなど、目に見える形のアウトプットにつながることが多い仕事です。小さなスクリプトであっても、自分のコードが動いて生活や業務の不便を解消できると、大きな達成感につながります。趣味でWebサイトや簡単なアプリを作った経験がある人は、その経験自体がポートフォリオになり、志望動機の裏付けとしても有効です。

自ら課題を見つけて解決できる人

指示を待つだけでなく、自分で課題を見つけて調べ、解決に向けて動ける人は、現場で信頼を得やすくなります。調査報告の企業ヒアリングでも、IT・デジタル人材に対して自律的な行動や主体的な学習を重視する声が示されています。実務では、仕様書だけではわからない部分を自分で調べたり、不具合の再現条件を整理したりする場面が多くあります。そのたびに周囲の指示を待っていると、チーム全体の進行が遅れてしまうため、まずは自分で情報を集め、必要なタイミングで相談するバランスが重要です。自分で試し、うまくいかなかった点も含めて共有できる人は、経験が浅くても頼られる存在になりやすいです。

コミュニケーションを厭わない人

チームメンバーや他職種と円滑にやり取りできる人は、プロジェクト全体の成果に貢献しやすくなります。エンジニアはひとりで黙々と作業している印象を持たれがちですが、現場では、企画担当や営業、インフラ担当など多職種と連携しながら仕事を進めます。要件の確認やスケジュール調整、レビューでの指摘の受け取り方など、コミュニケーションの質がプロジェクトの進行速度や品質に直結します。極端に会話を避ける必要はありませんが、報告・連絡・相談をこまめに行い、相手の立場を意識しながら説明できるかどうかが大切です。

転職成功への完全ロードマップ

未経験からエンジニア転職を成功させるには、「職種選び → 学習 → ポートフォリオ → 書類 → 応募・面接」という流れで準備を進めることが重要です。思い立った順に求人へ応募するよりも、まず職種を決め、必要なスキルを学び、成果物を形にしてから応募へ進んだほうが、書類選考や面接で伝えられる材料が増えます。調査でも、転職による処遇の変化は、スキルレベルや職務内容と密接に関係していることが示されており、計画的なスキル獲得が重要である点が裏付けられています。ここからは、5つのステップに分けて行動の順番を整理します。

STEP1:目指すエンジニアの職種を決める

最初に、どのエンジニア職種を目指すかを決めることで、学習内容や応募先選びを効率的に進められます。エンジニアと一口に言っても、Webエンジニア、インフラエンジニア、アプリ開発、システムエンジニアなど、仕事内容や働き方が異なる職種が多数あります。職種ごとに使う技術、関わる人、仕事の進め方が変わるため、まずは自分の興味や希望する働き方に合う職種を選ぶことが大切です。たとえば、デザインや画面の見え方に興味がある人はフロントエンド、安定稼働や仕組み作りに興味がある人はインフラなど、自分の関心に沿って候補を絞ると、その後の学習も続けやすくなります。

STEP2:学習計画を立てスキルを習得する

目指す職種に合わせた学習計画を立て、期間と教材を決めてスキルを身につけていくことが、未経験からのスタートでは非常に重要です。いきなり高度な技術書に取り組むのではなく、「基礎文法 → 簡単なアプリ作成 → 実務に近い課題」というように段階を分けて進めると、理解が安定します。学習手段は、プログラミングスクール、オンライン教材、書籍などさまざまですが、どの方法を選んだ場合でも「いつまでにどの範囲を終えるか」という目標を決めておくと継続しやすくなります。平日は1〜2時間、休日はもう少し長めに時間をとり、数か月単位で基礎を固めるイメージで計画を組むと、ポートフォリオ作成や応募のタイミングを逆算しやすくなります。

STEP3:スキルを証明するポートフォリオを作成する

自分で作成したWebサイトやアプリ、コードをまとめたポートフォリオは、未経験者にとって最も強力な証拠資料になります。企業は、未経験者のコードを事前に確認することで、基礎理解や取り組み姿勢を判断します。小さなアプリであっても、要件・工夫した点・使用技術を整理しておくと、面接で説明がしやすくなります。ソースコードはGitHubなどに公開し、動作するデモがある場合はURLをまとめておくと、採用担当者が確認しやすくなります。単に完成物を並べるだけではなく、「なぜ作ったのか」「どのような課題を解決したかったのか」といった背景もセットでまとめると、志望動機の説得力も増します。

STEP4:職務経歴書と履歴書を準備する

未経験であっても、これまでの仕事や経験の中から、エンジニア職に生かせる要素を整理して書類に落とし込むことが重要です。職務経歴書では、ITツールを使って業務を改善した経験や、マニュアル整備、データ集計など、論理的思考や仕組み作りに関わる経験を強みとして整理します。学習中の内容やポートフォリオについても、学んだ技術や工夫点を具体的に記載します。履歴書では、志望動機と自己PRを通じて「なぜエンジニアを選んだのか」「なぜ今のタイミングなのか」を一貫性のある形で説明できるようにしておくと、面接での質問にも答えやすくなります。

STEP5:求人に応募し面接を受ける

準備が整ったら、自分の転職軸に合う求人へ応募し、面接で学習内容と今後の成長イメージを丁寧に伝えていきます。応募チャネルは、転職サイト、エージェント、企業の採用ページなど複数ありますが、未経験向け求人はエージェント経由で扱われるものも多いため、複数の方法を併用するほうが選択肢は広がります。面接では、「なぜエンジニアなのか」「どのように学んできたか」「どのようなキャリアを目指しているか」といった質問が中心になります。事前にポートフォリオを見直しながら、自分の言葉で説明できるように整理しておくと、対話の中で意欲と準備の両方を伝えやすくなります。

おすすめの職種と学ぶべきスキル

未経験からエンジニアを目指す場合、比較的入りやすい職種と、それぞれで求められやすいスキルを整理しておくと、職種選びと学習の軸が決まりやすくなります。人材紹介や求人動向のデータでは、若年層の未経験者向け求人として、Webエンジニアやインフラエンジニア、システムエンジニアなどの職種が多く扱われています。職種ごとに業務内容や身につきやすいスキルが異なるため、自分の興味や適性に合わせて候補を絞ることが重要です。ここでは、未経験者にとって比較的イメージしやすい3職種と、職種別に意識したいプログラミング言語や学習方法のポイントをまとめます。

未経験におすすめのITエンジニア職種

未経験からのスタートでは、育成前提の求人が一定数あり、業務内容がイメージしやすい職種から検討すると進路を決めやすくなります。代表的なものとして、Webエンジニア(フロントエンド・バックエンド)、インフラエンジニア、システムエンジニアなどがあります。これらの職種は、企業内のIT部門だけでなく、IT企業や受託開発会社でも多くのポジションが存在します。どの職種も基礎的なプログラミングスキルやITリテラシーは共通して求められますが、日々の業務内容や、やりがいの感じ方は少しずつ違うため、それぞれの特徴を理解したうえで選ぶことが大切です。

Webエンジニア(フロントエンド・バックエンド)

Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの画面や裏側の処理を担当し、ユーザーが実際に触れるサービスに直接関わる職種です。フロントエンドはブラウザ上の表示や操作性を担当し、HTML・CSS・JavaScriptなどを使って画面を作ります。バックエンドは、ユーザー情報の管理やデータ処理、外部サービスとの連携など、裏側の仕組みを担当します。多くの企業でWebサービスを展開しているため、求人の選択肢が比較的多く、ポートフォリオとして公開しやすい点も未経験者にとって取り組みやすいポイントです。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク、クラウド環境など、システムを支える基盤の構築と運用に携わる職種です。業務では、OSやミドルウェアの設定、監視ツールを使った障害対応、セキュリティ対策などを担当します。24時間稼働のシステムを扱う場合、夜間や休日の対応が発生するケースもあるため、働き方の面で事前の理解が必要です。その一方で、クラウドサービスの普及とともに需要が高まっており、基盤技術に興味がある人にとっては長期的なキャリアを築きやすい分野です。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニアは、顧客の要望を整理し、システムの設計や仕様調整など上流寄りの業務にも関わる職種です。要件定義や基本設計など、開発の前段階でやるべき作業が多く、コミュニケーションや調整の機会も増えます。未経験の場合は、最初から上流工程を担当するというより、テストや簡単なプログラム修正などからスタートし、少しずつ上流へ関わる幅を広げていくことが一般的です。顧客の課題を整理しながらシステムで解決していく流れを学びたい人に向いています。

職種別で習得すべきプログラミング言語

目指す職種ごとに、優先して学ぶべき言語や技術を整理しておくと、学習の迷いを減らせます。Webフロントエンドを目指す場合は、まずHTML・CSS・JavaScriptが基礎になります。バックエンドは、企業や案件によって採用言語が分かれますが、代表的なものとしては、Java、PHP、Ruby、Pythonなどが多く使われています。インフラエンジニアを目指す場合は、Linuxの基本操作やシェルスクリプト、クラウドサービスの基礎知識などが重要になります。システムエンジニアは、担当するシステムに応じた言語を学びつつ、設計書の読み書きや業務フローの理解力も求められます。

おすすめの学習方法の比較

プログラミングを学ぶ方法は、主にスクールと独学に分けられ、それぞれに向き・不向きがあります。短期間で集中的に学びたい人や、一人では挫折しやすいと感じる人は、カリキュラムやメンターが用意されたスクールが合いやすいです。一方、費用を抑えたい人や自分のペースで進めたい人は、書籍やオンライン教材を組み合わせた独学が向きます。どちらの方法でも、最終的には自分で手を動かしてコードを書き、簡単でも良いので作品を形にすることが重要です。ここからは、それぞれの特徴をもう少し具体的に見ていきます。

プログラミングスクール

スクールは、カリキュラムとサポートによって学習を進めたい人にとって、時間と労力を節約しやすい選択肢です。多くのスクールでは、基礎文法から応用的な課題までを体系的なカリキュラムとして整理し、講師やメンターへの質問窓口も用意しています。中には、転職サポートや企業紹介とセットになっているコースもあり、学習から転職活動まで一気通貫で支援する仕組みをとるところも存在します。費用は数十万円規模になることが多いため、支出に見合う価値を感じられるかどうか、無料カウンセリングや体験講座で事前に確認しておくと安心です。

独学(書籍・オンライン教材)

独学は、費用を抑えつつ自分のペースで学びたい人に向いており、継続の工夫ができるかどうかが鍵になります。入門書を1冊通読してから、オンライン教材やチュートリアルで手を動かす形に進むと、基礎と実践の両方をバランス良く学べます。独学の場合、疑問点を解消するまでに時間がかかったり、モチベーションが下がったりしやすいため、勉強会やオンラインコミュニティで質問先を確保しておくと安心です。スクールと同じくらいの時間を確保できれば、独学でも転職に必要な基礎スキルを身につけることは十分可能です。

未経験エンジニア転職の現実

未経験エンジニア転職には明るい面だけでなく、学習負荷や企業格差、理想とのギャップなど、押さえておくべき現実も存在します。インターネット上では「やめたほうがよい」という意見を見かけることもありますが、その多くは、学習の大変さや入社後の環境の厳しさを踏まえた声です。あらかじめ現実的な側面を理解しておけば、自分に合う道かどうかを冷静に判断できますし、覚悟を持って準備を進めることができます。ここでは、「難しい」と言われる理由と、就職後の実態・キャリアパスを整理します。

未経験のエンジニア転職は「やめとけ」「難しい」と言われる理由

未経験エンジニア転職が「やめとけ」と言われる主な理由は、学習負荷の高さ、企業の質の差、理想とのギャップ、入社後も続く学習の4点に集約できます。これらは、実際に現場で働くエンジニアや転職者の体験談でも繰り返し語られています。学習時間を十分に確保しないまま転職すると、入社後に基礎からやり直す必要が出てしまい、結果として苦労が大きくなることもあります。また、未経験歓迎と記載されていても、実態としては教育環境が整っていない企業もあり、企業選びを誤ると「やめておけばよかった」という感想につながる場合があります。

想像以上に学習が大変

プログラミング学習は、初めて触れる概念が多く、最初の数か月で挫折してしまう人も少なくありません。変数や関数、オブジェクトといった基礎概念に慣れるまで時間がかかり、エラーの原因がわからず手が止まる時期も続きます。独学で進める場合、質問できる環境がないと、1つのエラーで数時間悩んでしまうこともあります。学習の大変さをあらかじめ理解したうえで、毎日少しずつ進める覚悟を持てるかどうかが重要です。

企業の質に差がある

未経験歓迎の求人の中には、教育体制が整っている企業もあれば、教育がほとんど機能していない企業も存在します。業務の多くを下請けに依存していたり、研修内容が形式的で実務に結びついていなかったりするケースでは、スキルアップの機会が限られてしまいます。労働時間や休日、評価制度なども含めた条件を確認しないまま入社すると、短期間で離職につながるリスクも高まります。転職エージェントや口コミサイトを活用しつつ、複数の企業を比較検討する姿勢が重要です。

理想と現実のギャップ

「クリエイティブで自由な働き方」というイメージと、実際の地道な作業や調整業務との間にギャップを感じる人も少なくありません。現場では、仕様書に沿って細かな修正を繰り返したり、バグの原因を特定したりする地道な作業が多くあります。また、顧客の要望やスケジュールの制約に合わせて対応する必要があり、常に自由度が高いとは限りません。こうした現実を理解したうえで、「それでも技術が好きか」「ものづくりが好きか」を自問しておくと、入社後のギャップは小さくなります。

入社後も勉強が続く

エンジニアは入社して終わりではなく、その後も長期的に学習を続けることが前提の職種です。新しいフレームワークやクラウドサービス、開発手法などは常に更新されていきます。現場のエンジニアも、業務の合間に技術書を読んだり、オンライン講座を受講したり、勉強会に参加したりしながらスキルアップを図っています。勉強自体が苦痛でしかない場合、エンジニアとしてのキャリアは厳しく感じる可能性が高いため、自分がどの程度学習を続けられるかを事前に考えておく必要があります。

就職後の実態とキャリアパス

未経験で入社したエンジニアは、最初はテストや簡単な修正からスタートし、数年かけて上流工程や専門分野へ進んでいくケースが多く見られます。厚生労働省の調査では、IT・デジタル職種への転職は、スキルレベルや担当業務の変化とともに賃金にも影響が出ることが報告されています。入社後1〜2年は基礎技術と業務の流れを覚える期間になり、3〜5年ほど経験を積むと、要件定義や設計などの上流工程や、特定分野のスペシャリストを目指す道が開けていきます。マネジメント志向がある場合は、リーダーやマネージャーとしてチームをまとめる役割に進むこともあります。

未経験からのエンジニア転職を成功させるコツ

未経験からのエンジニア転職を成功させるには、転職軸の明確化、外部リソースの活用、スキルの見える化という3つの視点が重要です。どの企業に入るかだけでなく、自分がどのようなキャリアを歩みたいかを先に描き、それに合う職場を選ぶ姿勢が求められます。また、一人で全てを解決しようとせず、コミュニティや転職エージェントを活用することで、情報不足や視野の狭さを補えます。最後に、学習の成果をポートフォリオという形で見える状態にしておくことで、選考の場での説得力が大きく変わります。

転職軸を明確にして企業選びを戦略的にする

「なぜエンジニアになりたいのか」「どのような働き方を望むのか」という転職軸を先に明確にすると、求人選びと面接での一貫性が生まれます。たとえば、「Webサービスを育てる仕事がしたい」「業務システムで企業の効率化に関わりたい」など、興味の方向性によって選ぶべき企業や案件は変わります。年収や福利厚生も大切ですが、学習環境や技術スタック、チームの雰囲気なども含めて、自分が重視する条件に優先順位をつけておくと判断しやすくなります。転職軸がはっきりしていると、応募書類や面接での発言にも一貫性が出て、志望度の高さが伝わりやすくなります。

エンジニアコミュニティや転職エージェントを活用する

勉強会やオンラインコミュニティ、転職エージェントなどの外部リソースを活用すると、情報収集と選考対策の質が上がります。コミュニティでは、現役エンジニアから技術や働き方について直接話を聞ける機会があり、自分のイメージと実態の差を早い段階で埋めることができます。転職エージェントは、未経験向け求人や企業ごとの選考傾向を把握しているため、自分では見つけにくい求人や、書類・面接対策についてのフィードバックを得られます。複数のエージェントに登録しつつ、自分に合う担当者と長くやり取りする形にすると、キャリアの相談もしやすくなります。

「学習+ポートフォリオ」でスキルを“見える化”する

学習した内容をポートフォリオとして形にしておくと、未経験であっても選考の場で実力を伝えやすくなります。どれだけ勉強に時間をかけたかという自己申告だけでは、企業側は実力を判断しにくい状況です。実際に動くアプリやWebサイト、コードの品質などを確認できれば、基礎理解や問題解決の姿勢を直接見てもらえます。学習の最終目標を「ポートフォリオに1つ作品を追加すること」と設定しておくと、アウトプット志向で学習を進められます。

転職エージェントを有効活用する方法

未経験からのエンジニア転職では、求人紹介だけでなく書類や面接のサポートを受けられる転職エージェントを活用することで、成功率を高めやすくなります。

エージェントを活用するときは、次のようなポイントを意識すると効果が高まります。まず、自分の希望条件やキャリアプランをできるだけ正確に共有し、担当者との認識をそろえることが重要です。そのうえで、紹介された求人について疑問点や不安があれば遠慮なく質問し、業務内容や教育体制、残業時間などを確認します。書類や面接対策についても、「どこをどのように直すべきか」「どのような質問が多いか」といった具体的なアドバイスを求めると、次の選考に生かしやすくなります。


DYMでは、第二新卒・既卒・フリーターを対象とした人材紹介事業を通じて、20代中心の未経験人材の就職支援を行っています。登録者の多くが未経験である一方で、ビジネスマナーや基本的な仕事の経験を持つ層も一定数おり、企業の採用ニーズと求職者の希望の両方を踏まえたマッチングが行われています。ホームページでは、第二新卒紹介・既卒・中途紹介事業の概要や、扱っている求職者層、サポート内容などが詳しく説明されています。未経験からのエンジニア転職を検討している人は、こうしたエージェントサービスを併用しながら、自分に合う企業との出会いを増やすことが現実的な戦略になります。

まとめ

未経験からのエンジニア転職は、IT人材不足という大きな流れを背景に、正しい準備を行うことで十分に実現を目指せる選択肢です。経済産業省の調査では、2030年に最大約79万人のIT人材不足が見込まれており、今後も長期的に人材ニーズが続く分野であることが示されています。一方で、学習負荷の高さや企業格差、入社後も続く学習など、楽な道ではない現実も存在します。この記事で整理したように、職種選び、学習計画の立案、ポートフォリオの作成、書類・面接対策を順番に進めれば、未経験でも転職成功の可能性を高めることができます。

未経験からエンジニアを目指したいと考えている人は、まず1つ目のステップとして、どの職種を目指すかを具体的にイメージするところから始めてみてください。学習とキャリア形成を計画的に進めることで、未経験からでもエンジニアとしての道を切り開くことができるでしょう。

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【筆者・監修者企業】

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「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンのもと、WEB事業、人材事業、医療事業を中心に多角的に事業を展開し、世界で一番社会貢献のできる会社を目指しています。時代の変化に合わせた新規事業を生み出しながら世界中を変革できる「世界を代表するメガベンチャー」を目指し、日々奮闘しています。

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