LINE VOOMとは?LINE投稿の基本的な使い方や公開設定、注意点を解説

日本国内で圧倒的な利用率を誇るコミュニケーションアプリの中で、動画を中心とした新しい情報発信の場が注目を集めています。それが「LINE VOOM」というプラットフォームです。個人の日常のシェアから企業のマーケティング活動まで、幅広い用途で利用されています。本記事では、WEBサイトやSEOの専門家としての視点から、LINE投稿の仕組みや旧タイムラインとの違い、企業が活用するメリットについてわかりやすく解説します。
<この記事で紹介する3つのポイント>
- LINE VOOMの仕組みと従来のタイムラインからの変更点
- 企業がLINE VOOMを運用することで得られるメリット
- LINE VOOM収益化の条件
目次
LINE VOOM(ラインブーム)とは?旧タイムラインとの違い

LINE VOOMとは、ショート動画や画像をメインに投稿し、ユーザー同士で共有できるプラットフォームのことです。以前は「タイムライン」という名称で親しまれていましたが、2021年のリニューアルにより現在の形へと進化しました。たとえば、文字中心の近況報告が主体だった旧タイムラインに対し、現在は縦型の短い動画をスワイプして楽しむ仕組みへと変化しています。ここでは、リニューアルに伴う重要な変更点について解説します。
動画プラットフォームへと進化したLINE VOOMの概要
現在のプラットフォームの最大の特徴は 、文字や静止画だけでなく、ショート動画の視聴と発見に特化した設計へと進化した点です。ユーザーの視覚的な興味を惹きつけるコンテンツが求められる現代のトレンドに合わせて、アプリのインターフェースが大きく見直されたからです。具体的な画面の作りとして、おすすめの動画が次々と再生される「VOOMタブ」が中央に配置され、ユーザーが新しい動画に出会いやすい仕組みになっています。この設計により、単なる知人間の連絡ツールだったアプリ内に、本格的な動画視聴エリアが誕生しました。
投稿の公開対象が「友だち」から「フォロワー」へ変わった点
旧機能からもっとも大きく変更されたのは、投稿した内容が公開される対象が「友だち」から「フォロワー」という新しい関係性へと切り替わった点です。これまではお互いに連絡先を知っている関係でなければ投稿を見られませんでしたが、リニューアルによってその制限が取り払われました。たとえば、以前は自社の店舗と友だち登録をしている顧客にしかセール情報が届きませんでしたが、現在はフォロワーはもちろん、『おすすめ』『フォロー中』フィードを経由してフォロー外のユーザーにも投稿が表示されるため、メッセージ機能を使わなくても情報をより広範囲に届けられます。
LINE投稿におけるフォローと友だち追加の役割の違い
このプラットフォームを活用する上で、フォローと友だち追加という二つの役割の違いを正確に理解しておく必要があります。それぞれが影響する範囲や、ユーザーが受け取れる情報の種類が完全に独立しているからです。一例を挙げると、あるユーザーが美容室のアカウントを「フォロー」しただけでは、動画や写真の投稿を閲覧できるのみで、直接メッセーのやり取り(チャット)はできません。個別のやり取りやクーポンの直接配信を行うためには、別途「友だち追加」をしてもらう必要があります。両者の性質の違いを踏まえた運用が求められます。
企業がLINE公式アカウントでLINE投稿を活用するメリット
企業がLINE公式アカウントを運用する際、通常のメッセージ配信に加えてLINE VOOMでの投稿を併用することには大きなメリットが存在します。ただ待っているだけでは接点を持てなかった新しい層に対して、視覚的なアプローチを無料で仕掛けられるからです。たとえば、新製品の魅力を伝える短い動画を投稿すれば、それを気に入った人が新たな顧客となる可能性が高まります。ここでは、企業が得られる四つの具体的なメリットについて解説します。
友だち以外のユーザーへのリーチによる認知拡大と集客効果
一つ目の強力なメリットは、まだ友だち追加をしていない新規のユーザーに対してもリーチ(到達)でき、認知拡大と集客効果を狙えることです。投稿された動画や画像は、AIの分析によって興味を持ちそうな人の「おすすめタブ」に自動的に表示される仕組みが備わっているからです。実践的なケースとして、地元のカフェが新メニューの作成風景をショート動画として公開し、それを見た近隣のユーザーが興味を持って来店するといった流れを作れます。自社のことを全く知らない潜在層へ向けて、効果的にアピールできる絶好の機会となります。
通数課金を気にせず無料で情報発信ができるコスト面の魅力
二つ目のメリットは、メッセージ配信のような通数課金を一切気にすることなく、無料で何度でも情報発信ができるというコスト面の魅力です。スタンダードプラン(月額15,000円)では上限を超えると追加メッセージとして従量課金が発生するからです。具体的な運用方法として、月に数回の重要なキャンペーン告知は確実に届くメッセージ配信を使い、日々のちょっとしたお知らせやスタッフの日常風景などは無料の投稿枠をフル活用して発信します。予算を圧迫せずに顧客との接触頻度を保てる優れた機能です。
いいねやコメントを通じたユーザーとの気軽なコミュニケーション
三つ目のメリットは、投稿に対する「いいね(スタンプ)」や「コメント」の機能を通じて、ユーザーとの気軽なコミュニケーションを図れることです。一方向のメッセージ配信とは異なり、ユーザーが投稿に対して直接反応を示せるSNSならではの双方向性が確保されているからです。想定される活用例として、アパレルショップが「赤と青のどちらの服が好きですか?」と投稿し、コメント欄でフォロワーの意見を集めながら、人気のあるカラーを今後の仕入れの参考にします。顧客の生の声を聞き出し、親近感を高めるための有効な手段となります。
一定条件を満たすことで可能になる投稿動画の収益化
四つ目のメリットは、投稿した動画が一定の基準を満たすことで「LINE VOOM Creator Program」に参加でき、広告収入による収益化が可能になることです。これは、魅力的なコンテンツを発信するアカウントに対して、動画の再生実績などに応じてLINE側から直接報酬が還元される仕組みです。収益化を申請するための主な条件として、LINE VOOMのフォロワー数500人以上、直近30日間の動画再生時間10時間以上、直近30日間の動画投稿数10件以上が設定されています。ただし、個人が関与せず純粋に企業が運営しているアカウントは対象外と判断される場合があるため、ビジネス利用の際は公式の参加基準を事前に確認することが重要です。情報発信自体が新たなビジネスの柱に育つ可能性を秘めています。
LINE VOOMでLINE投稿を始めるためのやり方・手順

LINE VOOMで成果を出すためには、適切なやり方と手順を理解して投稿を始めることが重要です。スマートフォンとPCでは使用できる機能や得意な作業が異なり、用途に合わせて使い分ける必要があるからです。たとえば、外出先からすぐに現場の様子を伝える場合はスマートフォンのアプリを活用し、社内でしっかりと構成された長文のお知らせを公開する場合はPCの管理画面を利用します。端末それぞれの特性を活かしたスムーズな運用手順を確立することが、継続的な情報発信の成功に繋がります。
スマートフォン(メイン端末)からショート動画を投稿する
日常業務の中で、スマートフォン(メイン端末)から手軽にショート動画を投稿する手法は非常に便利です。アプリの画面下部にある専用タブから直接カメラを起動し、複雑な機材なしで直感的に操作できるシステムになっているからです。たとえば、画面の「VOOM」タブを開き、右上に表示される「+」アイコンをタップしてその場で新商品のレビュー動画を撮影するか、端末のアルバムにあらかじめ保存してある動画を選んでそのままアップロードします。いつでもどこでも思い立った瞬間に、新鮮な情報を発信できる機動力が最大の武器となります。
PC(管理画面)から写真やテキストをLINEに投稿する
企業のアカウント運用ではPC(管理画面)から写真やテキストを投稿することもおすすめです。スマートフォンの小さな画面に比べて、長文の入力やパソコン内で制作した高画質なデザイン画像のアップロード作業が圧倒的に進めやすいからです。具体的な操作として、パソコンから「LINE Official Account Manager」にログインし、「投稿を作成」のメニューから事前に制作したバナー画像と丁寧な案内文を入力して公開ボタンを押します。業務の一環として、ミスのない正確な情報発信を行う場面に最適な方法です。
投稿の質を高める動画編集機能やスタンプの活用方法

アプリ内に用意されている動画編集機能やスタンプの活用方法をマスターすれば、投稿の質を劇的に高めることができます。わざわざ高価な外部ソフトを用意しなくても、アプリ単体の機能だけで、ユーザーの目を引きつける魅力的なコンテンツを十分に作成可能です。実践例として、撮影したばかりの動画の上に、おなじみのキャラクターのスタンプを配置して親しみやすさを出したり、不要な部分をトリミングしてテンポを良くしたりして魅力的なコンテンツに仕上げます。少しの工夫を加えることで、最後まで見てもらえる確率が大きく向上します。
BGMや音声を調整するサウンド・ボリューム設定
動画の雰囲気を決定づける上で、BGMや音声を調整するサウンド・ボリューム設定はとても重要な作業となります。映像がどれだけ美しくても、適切なBGMや音量調整がなされていなければ、ユーザーの視聴体験を損ねてしまうからです。一例を挙げると、周囲の雑音や風の音が入ってしまった元の動画の音量を設定でゼロに下げ、代わりにアプリ内に豊富に用意されている明るいBGMを重ねて設定します。視覚だけでなく聴覚からも良い印象を与え、コンテンツの世界観を正確に伝えることができます。
視覚効果を加えるフィルターやエフェクトの付け方
フィルターやエフェクトの付け方を覚えれば、動画全体に魅力的な視覚効果を瞬時に加えることが可能です。画面全体の色味を変えたり特定の動きを付けたりするだけで、専門的な技術がなくても動画のクオリティを格段に引き上げることができます。 たとえば、カフェの料理動画をより美味しく見せるために暖色系のフィルターをかけたり、画面全体にキラキラと光るエフェクトを追加して華やかさを演出したりします。ユーザーがタイムラインをスクロールする指を止めさせるための、強力なアイキャッチ効果を発揮します。
ハッシュタグや友だちへのタグ付け(メンション)のやり方
より多くの人に投稿を見てもらうためには、ハッシュタグや友だちへのタグ付け(メンション)のやり方を活用することが不可欠です。システム上で関連するキーワードが紐付けられ、検索経由での新たな流入を増やしたり、特定の相手に直接通知を送ったりできるからです。設定手順として、文章の中に「#新作スイーツ」と入力して関連する投稿一覧に表示させたり、「@」に続けて友だちのアカウント名を選び、その相手へ直接お知らせを送ったりします。コミュニティを広げ、拡散力を高めるための重要なテクニックとなります。
プライバシーを守るためのLINE VOOM公開設定と管理

情報発信を行う上で、プライバシーを守るための公開設定と管理体制の構築は絶対に欠かせない要素です。意図しない相手に機密情報や個人のプライベートな映像が漏れてしまうと、企業の信頼問題に発展するリスクがあるからです。このような事態を未然に防ぎ、安全なアカウント運用を実現するための具体的な機能と設定方法について、ここから詳しく解説します。
投稿ごとに「全体公開」や「自分のみ」を切り替える手順
日々の運用において、投稿ごとに公開範囲を「全体公開」や「自分のみ」などに切り替える手順を覚えておくことが重要です。発信するコンテンツの内容に合わせて、最適な読者層へピンポイントで届ける必要があるからです。たとえば、新店舗のオープン告知やキャンペーン情報は「全体公開」にして多くの人に見てもらい、まだ社内確認が済んでいない下書き状態のテスト投稿は「自分のみ」に設定して他人の目から完全に隠します。情報の重要度や進捗状況に応じた、柔軟で安全な発信管理が可能となります。
特定の相手にだけ見せる「公開リスト」の作成と編集方法
さらに高度な管理として、特定の相手にだけ投稿を見せる「公開リスト」の作成と編集方法を活用することは非常に効果的です。すべてのフォロワーに同じ情報を送るのではなく、顧客の属性ごとに特別感のある限定コンテンツを届けたい場面があるからです。具体的な活用事例として、よく来店してくれる常連客のアカウントだけを集めたVIPリストを事前に作成し、そのリストに含まれる人にだけシークレットセールの案内動画を限定公開します。ターゲットを細かく絞り込んだ、効果的で質の高いアプローチを実現します。
友だち以外からのフォローを制限する初期設定の見直し
予期せぬトラブルを防ぐためには、友だち以外からのフォローを意図的に制限するよう初期設定の見直しを行うことが重要です。プラットフォームのデフォルト設定では誰でも自由にアカウントをフォローできる状態になっており、見知らぬ人からのアクセスを無条件で許してしまうからです。一例として、広く集客したい企業アカウントではなく、限定的なコミュニティ向けのアカウントの場合、設定メニューから「フォローを許可」のスイッチをオフにして第三者からのフォローを防ぎます。用途に合わせたアカウントのセキュリティ強化に繋がります。
投稿した内容を後から修正・削除・ダウンロードする方法
万が一のミスに備えて、投稿した内容を後から修正・削除・ダウンロードする方法を把握しておくことも運用担当者の必須スキルです。長く運用を続けていれば、配信後に誤字脱字が見つかったり、過去の動画素材を別の媒体で再利用したくなったりするケースは少なくありません。実際の操作として、投稿の右上にある三つの点のメニューアイコンをタップし、「投稿を修正」を選んで文章を直したり、「端末に保存」を選んで自分のスマートフォンに動画データをダウンロードしたりします。配信後であっても、柔軟にコンテンツを管理できるため安心です。
LINE VOOMを利用する際の注意点とよくある質問

新しいプラットフォームを利用する際には、いくつかの注意点とよくある質問を事前に把握しておく必要があります。独自の仕様やシステム上の制限が存在し、知らずに使っていると運用上のトラブルを招く恐れがあるからです。たとえば、設定を見落として不要な通知に悩まされたり、アップロードの不具合で作業が滞ったりするケースが存在します。トラブルを未然に防ぎ、スムーズな運用を継続するための四つのポイントについて解説します。
フォローされた際に届く通知のオン・オフを切り替える設定
アカウントがフォローされた際に届く通知は、必要に応じてオン・オフの切り替えを設定することが可能です。魅力的な動画が拡散されてフォロワーが急増した場合などに、スマートフォンの通知が鳴り続けて日常業務の妨げになるのを防ぐことができます。対処法として、アプリの全体設定画面から「通知」の項目へ進み、LINE VOOMに関する通知のみを個別にオフにすることで、重要なメッセージの着信音と区別して静かな環境を保ちます。ストレスのない快適な運用体制を整えられます。
動画のアップロードができない・再生されない時の対処法
動画のアップロードが途中で止まってできない、あるいは正常に再生されない時の対処法を知っておくべきです。このようなエラーの主な原因は、通信環境の不安定さや、動画データの容量・長さがシステムの制限をオーバーしていることが主な理由です。 想定されるケースとして、長時間の高画質動画をアップしようとして失敗した場合は、データサイズが規定内に収まっているかを確認し、スマートフォンのWi-Fi接続を安定させてから再度送信を試みます。トラブル発生時も落ち着いて原因を切り分けることが大切です。
予約投稿機能の活用と反映されない場合のチェックポイント
PC管理画面からの予約投稿機能は大変便利ですが、指定した時間に反映されない場合のチェックポイントが存在します。投稿日時の設定やタイムゾーンの指定を誤ると、意図したタイミングで情報が公開されず、キャンペーンの開始に間に合わないといったトラブルに繋がる恐れがあります。一例を挙げると、指定した日時に投稿が公開されなかった場合、管理画面の「予約一覧」を開き、過去の日付が設定されていないか、あるいは「一時保存」のステータスのままになっていないかを入念に確認します。確実な情報発信のために事前の確認作業が必須となります。
足跡(閲覧履歴)が残るケースとバレる可能性の有無
他のユーザーの投稿を閲覧した際、自分の足跡(閲覧履歴)が相手に通知されるケースについては、正確に理解しておく必要があります。基本仕様として、LINE VOOM上の動画や写真を再生しただけでは、相手に閲覧したことがバレることはありません。ただし例外として、24時間で消える「ストーリー」を閲覧した場合は足跡が残るため注意が必要です。また、通常の投稿であっても、競合他社のチェック中などに誤って「いいね」や「コメント」を押してしまうと、その時点で相手に通知が飛び、見たことが判明してしまいます。こうしたアクションを起こさない限り、閲覧者のプライバシーは守られます。
まとめ
情報過多の現代において、視覚的なアプローチで顧客の関心を惹きつけることは不可欠です。テキスト中心のコミュニケーションから動画プラットフォームへと進化した機能を活用することで、新たな顧客層へのリーチや双方向のコミュニケーションが実現します。公開設定や運用上の注意点を正しく理解し、質の高いコンテンツを継続的に発信することで、ビジネスの認知拡大と集客効果を最大化することができるでしょう。
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「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンのもと、WEB事業、人材事業、医療事業を中心に多角的に事業を展開し、世界で一番社会貢献のできる会社を目指しています。時代の変化に合わせた新規事業を生み出しながら世界中を変革できる「世界を代表するメガベンチャー」を目指し、日々奮闘しています。