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Google Discoverとは?掲載の仕組み・表示方法・広告活用を徹底解説

Google Discoverは、ユーザーの興味や関心に合わせてコンテンツを自動表示する機能です。この記事では、Discoverに掲載される仕組み、掲載されやすいコンテンツ制作のポイント、デマンドジェネレーション キャンペーンやP-MAXキャンペーンを使った広告配信の考え方を整理します。自社サイトやオウンドメディアへの流入を増やしたいWebマーケティング担当者が、次の施策を検討するための基礎を押さえられる内容です。
<この記事で紹介する4つのポイント>
- Google Discoverがユーザーの興味や関心に応じて記事や広告を表示する仕組みがわかります
- 掲載の前提となるインデックス登録とコンテンツポリシー、表示されない場合がある理由を理解できます
- クリックベイトを避けた見出しや高画質画像など、掲載されやすいコンテンツ制作のポイントを押さえられます
- デマンドジェネレーションやP-MAXでDiscover面へ広告を届ける方法と、運用上の制約を確認できます
目次
Google Discoverとは

Google Discoverは、ユーザーの興味や関心に合わせて関連性の高いコンテンツを自動表示する機能です。検索という行動を経なくても、ユーザーのWebやアプリでの行動に基づいて記事や情報が届くため、企業にとっては新しい接点を生み出す場になります。
ここでは、Google Discoverがコンテンツを自動表示する仕組み、表示される場所、通常の検索結果との違いを整理します。基本を押さえれば、自社サイトで活用すべき位置づけを判断しやすくなります。
ユーザーの興味・関心に基づいてコンテンツを自動表示する機能
Google Discoverは、ユーザー1人ひとりの興味や関心に基づいて、関連性の高いコンテンツを表示する機能です。検索履歴、閲覧履歴、位置情報、Googleアカウントに保存された情報などを手がかりに、その人に合った記事や動画が選ばれます。ユーザーが検索する前に情報へ接触できる点が特徴です。
表示内容は、これまでの検索内容や閲覧履歴、デバイスやGoogleサービスから取得した情報、アカウント設定などを基に決まります。コンテンツはユーザーの関心に合わせて入れ替わるため、関心度の高い層へ情報を届けやすい仕組みです。Googleアプリを開いた時点で関心のある情報が目に入り、検索前のクリックを生み出せます。
Google Discoverが表示される場所と確認方法
Google Discoverは、Googleアプリ、Androidスマートフォンやタブレットのブラウザで開いたgoogle.com、一部端末のホーム画面を右にスワイプした画面などで確認できます。提供される場所や表示方法は、端末、OS、地域、Googleアカウントの設定によって変わる場合があります。
自社サイトの記事がDiscoverに表示されているかを確認するには、Google Search Consoleの「Discover」パフォーマンスレポートを使います。対象プロパティが一定以上のインプレッションを獲得している場合、URL別のクリック数、インプレッション数、CTRを確認できます。ユーザー側は、Googleアプリやgoogle.comの設定から、興味のあるトピックや表示頻度を調整できます。
通常の検索結果との違いと補完的な位置づけ
通常の検索結果とGoogle Discoverの大きな違いは、ユーザーが検索語を入力するかどうかです。検索では、ユーザーがキーワードを入力し、複数の結果を比較してからページを開きます。一方のDiscoverでは、ユーザーが探す前に関心に合う情報が表示され、発見から閲覧へ進みます。
競合記事と横並びで比較される前にユーザーへ情報を届けられる点は、Discoverの強みです。ただし、Discover流入は検索流入より予測しにくく、変動も大きい傾向があります。検索流入を主軸に据え、Discoverは補完的な流入経路として捉えるのが現実的です。
Google Discoverにコンテンツが掲載される仕組み

Google Discoverにコンテンツが表示されるかどうかは、前提条件とGoogle側の判断によって決まります。特別なタグや構造化データは不要ですが、満たすべき条件を理解しておく必要があります。
ここでは、掲載の前提となるインデックス登録とコンテンツポリシー、検索と共通するシグナルやシステムによる判断、表示対象になっても必ず表示されるとは限らない理由を確認します。
インデックス登録とコンテンツポリシーの充足が前提条件
Google Discoverに掲載される前提は、コンテンツがGoogleにインデックス登録され、Discoverのコンテンツポリシーを満たしていることです。この2つを満たせば、特別なタグや構造化データを用意しなくても、自動的にDiscoverの表示対象になります。反対に、どれだけ作り込んだ記事でも、インデックス登録されていなければ対象になりません。
公開した記事をGoogleに認識してもらうには、Google Search Consoleからインデックス登録をリクエストする方法があります。コンテンツポリシーでは、危険な内容、ハラスメント、ヘイト、性的・暴力的な表現などが違反対象です。広告が過度に多いページや、日付・執筆者などの透明性を欠くページも評価を損ねる可能性があります。
検索と同じシグナル・システムでユーザーへの有益性を判断
Google Discoverは、Google検索と同じ多くのシグナルやシステムを使い、ユーザーにとって有用なコンテンツかどうかを判断します。ユーザー第一で信頼できる内容か、関心に合っているかといった観点から、表示するコンテンツが選ばれます。Discover対策も、検索対策と同じく有用性と信頼性を土台に考える必要があります。
判断には、検索内容、閲覧履歴、デバイスやGoogleサービスから得られる情報、アカウント設定などが使われます。ただし、Discoverで確実に掲載される方法はありません。読者に役立ち、継続的に読みたいと思われるコンテンツを積み重ねることが基本です。
掲載対象になっても必ず表示されるとは限らない点と除外の基準
条件を満たしてDiscoverの表示対象になっても、すべてのコンテンツが表示されるわけではありません。ユーザーの興味や関心に合い、有用で関連性が高いと判断されれば、公開から時間が経った記事が表示される場合もあります。表示可否は、その時点のユーザーの関心に左右されます。
Discoverは、ユーザーにとって望ましくない情報や混乱を招く情報を除外するよう設計されています。たとえば、背景情報のない求人応募、請願書、フォーム、コードリポジトリ、風刺的なコンテンツなどはDiscoverにおいておすすめされにくい対象です。強いショックを与える内容も除外される場合があります。ポリシー違反があると、手動による対策や表示機会の減少につながります。
Google Discoverに掲載されやすくなるコンテンツ制作のポイント

Google Discoverに自然掲載されるには、ユーザーに役立つコンテンツを継続的に作ることが欠かせません。Googleが示す方針に沿って記事を整えることで、Discoverに表示される可能性を高められます。
制作時は、クリックベイトを避けたタイトルやスニペット、独自性・タイムリー性・ストーリー性を備えた内容、高画質で大きな画像、ページ全体の使いやすさという4点を確認します。
クリックベイトを避けた誠実なタイトル・スニペット作成
Discoverで重要なのは、コンテンツの内容を正しく表すタイトルとスニペットです。注目を集めるために内容と合わない煽情的な見出しを付けたり、誇張した表現で誤解を招いたりする手法は避ける必要があります。理解に必要な情報を意図的に伏せる見せ方も適切ではありません。
この考え方は、タイトルだけでなく、アイキャッチ画像やスニペットなどのプレビュー要素全体に当てはまります。病的な好奇心をあおる表現、刺激的な内容、怒りをかき立てる見せ方も避けるべきです。記事の本質をそのまま伝える表現が、長期的な信頼につながります。
独自性・タイムリー性・ストーリー性を備えたコンテンツ作成
Discoverに取り上げられやすいコンテンツには、独自性、タイムリー性、ストーリー性があります。ユーザーの興味や関心を踏まえ、いま知りたいテーマを適切なタイミングで届けることが重要です。世の中の動きや季節の話題と結びつけ、鮮度の高い情報を発信しましょう。
具体的には、独自の情報や考察を盛り込んだ記事、読み手が共感しやすい物語性のある記事が向いています。既存情報をなぞるだけではなく、自社ならではの視点や一次情報を加えることで、他にはない価値を出せます。質とタイミングを両立させることが、Discoverでの接点拡大につながります。
高画質・大きな画像の適切な設定
Discoverからのアクセスを呼び込むには、関連性が高く魅力的な高画質画像を含めることが重要です。Googleは、幅1,200ピクセル以上、合計30万ピクセル以上、16:9の画像を推奨しています。たとえば1,280×720ピクセルの画像は合計921,600ピクセルで、この条件を満たします。
画像をDiscoverで大きく表示させるには、max-image-preview:largeの設定またはAMPを使います。schema.orgのマークアップやog:imageタグで、ページを代表する大きな画像を指定することも有効です。一方で、サイトロゴのような汎用画像や文字量がテキストが含まれた画像は避ける必要があります。
ページエクスペリエンス向上
Discoverに表示されやすいサイトを目指すうえで、ページ全体の使いやすさも重要です。Googleは、ユーザーが快適に読めるページエクスペリエンスを重視しています。読み込みが遅い、表示が崩れる、操作しにくいといった問題は、ユーザーの満足度を下げます。Core Web Vitals(LCP、CLS、INP)の指標改善が不可欠です。
使いやすさを測る指標には、ページの表示速度、操作への反応、レイアウトの安定性などがあります。表示途中で要素が動いて読みにくくなる現象や、主要要素の表示に時間がかかる状態は改善対象です。ページ速度とレイアウトを見直し、快適に読める環境を整えることが、Discover掲載の土台になります。
Google Discoverのトラフィックが変動する理由

Google Discoverからの流入は、検索流入より変動しやすい性質があります。理由を理解しておけば、数値が大きく動いたときも原因を切り分けやすくなります。
流入変動の主な背景は、ユーザーの興味や関心の変化、フィードに表示するコンテンツ種類の調整、Google検索のコアアップデートの3つです。それぞれの影響を確認します。
ユーザーの興味・関心の変化
Discoverからの流入が変わる1つ目の要因は、ユーザーの興味や関心の移り変わりです。Discoverはユーザーの関心に合うコンテンツを表示するよう設計され、継続的に改善されています。表示内容の一部は、ユーザーの検索行動にも基づいています。
あるテーマへの関心が薄れ、そのトピックの検索回数が減ると、フィードには別の関心度の高いコンテンツが並びやすくなります。この入れ替わりにより、サイト運営者の流入も増減します。特定テーマに依存しすぎず、複数の切り口で情報を発信しておくことが、変動への備えになります。
フィードに表示するコンテンツの種類の調整
2つ目の要因は、Discover側がフィードに表示するコンテンツの種類を継続的に調整していることです。Discoverは、ユーザーが求める内容に合うよう、ジャンルごとの表示量を変えています。この調整は、サイト運営者の操作とは関係なく行われます。
スポーツ、健康、エンターテインメント、ライフスタイルなどのコンテンツはDiscoverに定期的に表示されますが、対象ジャンルはこれらに限られません。自社テーマの扱われ方は時期によって変わるため、短期的な増減だけで判断せず、中長期で傾向を見る必要があります。サイト側は、良質な記事を継続的に出すことに集中しましょう。
Google検索のコアアップデート
3つ目の要因は、Google検索で定期的に行われるコアアップデートです。コアアップデートとは、より役立つコンテンツをユーザーに届けるために、Googleが検索システムを大きく見直す更新を指します。DiscoverはGoogle検索の拡張機能にあたるため、アップデートの影響を受けて流入が変わる場合があります。
アップデート後にサイトのパフォーマンスが変わっても、すぐに特別な対応が必要になるとは限りません。Googleの継続的な改善により、コンテンツの質や公開頻度とは直接関係なく流入が動くこともあります。日頃から役立つ記事を積み重ねる姿勢が、長期的な安定につながります。
Google Discoverへの広告掲載の方法と注意点

Google Discoverには、自然掲載だけでなく、Google広告でコンテンツを届ける方法もあります。ただし、広告配信ではキャンペーン種別ごとに制御できる範囲が異なるため、仕組みを正しく理解しておく必要があります。
ここでは、従来のディスプレイキャンペーンとの違い、デマンドジェネレーション キャンペーンとP-MAXキャンペーンにおける配信面の制御・確認方法、Search Consoleで自然掲載を確認する方法を整理します。
ディスプレイキャンペーンでは配信できない
Google Discoverへの広告配信は、主にデマンドジェネレーション キャンペーンとP-MAXキャンペーンの配信面として扱います。Discoverに並ぶ広告はディスプレイ広告のように見える場合がありますが、現在はGoogleディスプレイ広告キャンペーンがデマンド ジェネレーションへ順次統合されているため、従来のディスプレイキャンペーンを選べばDiscoverへ配信できる、という仕組みではありません。
デマンドジェネレーションとP-MAXは、いずれも複数の配信面を横断して広告を届けるキャンペーンです。Discoverへ広告を出したい場合は、目的、配信面の制御、レポートで確認したい粒度に応じて、この2つを比較する必要があります。入り口を誤らないことが、無駄のない運用につながります。
デマンド ジェネレーションとP-MAXで異なる配信面の制御・確認方法
デマンドジェネレーション キャンペーンでは、チャネルコントロールにより、YouTube、Discover、Gmail、Maps、Googleディスプレイネットワークなどから配信面を選べます。一方、P-MAXキャンペーンはGoogleの各チャネルへ自動配信する設計で、Discoverだけに絞る運用には向きません。
成果確認の粒度も異なります。デマンドジェネレーションではチャネルごとの詳細な内訳を確認しやすく、配信面を選んだ運用ができます。P-MAXでもチャネルパフォーマンスレポートにより、Discoverを含むチャネル別データを確認できる場合があります。ただし、P-MAXは自動最適化を前提とするため、配信面ごとに細かく運用を分けるより、全体成果で評価する設計です。
Search ConsoleのDiscoverパフォーマンスレポート
Discoverでの自然掲載状況をつかむには、Google Search ConsoleのDiscoverパフォーマンスレポートが役立ちます。対象プロパティが一定以上のインプレッションを獲得していれば、過去16か月間にDiscoverに表示されたコンテンツのインプレッション数、クリック数、CTRを確認できます。
このレポートは、インプレッション数が一定のしきい値に達した場合にのみ表示されます。掲載数が少ないうちは数値が出ない場合があります。なお、レポートにはChrome経由のトラフィックも含まれており、Discoverに関わる流入をまとめて追跡できます。
デマンドジェネレーション キャンペーンの特徴と実績

デマンドジェネレーション キャンペーンは、Google Discoverへ広告を届ける代表的な手段です。視覚的で印象に残りやすい配信面を活かし、検索前のユーザーにも関心を喚起できます。
ここでは、YouTube、Gmail、Discoverなどを横断する配信面、コンバージョン獲得と需要創出を両立させる入札戦略、ディスプレイキャンペーンと比べたコンバージョン単価の事例を確認します。
YouTube・Gmail・Discoverなどを横断した配信面の特徴
デマンドジェネレーションキャンペーンは、Discoverだけでなく、YouTube、YouTubeショート、Gmail、Maps、Googleディスプレイネットワークなどに広告を配信できます。複数の面でユーザーに接触できるため、エンゲージメントとアクションの双方を狙いやすい点が強みです。
このキャンペーンは、旧Discovery広告を発展させた形式です。現在は画像・動画を組み合わせた訴求、チャネル制御、オーディエンス指定などを使い、視覚的な配信面で認知から行動までを促せます。配信面ごとの特性に合わせてクリエイティブを用意すると、訴求の精度を高められます。
コンバージョン獲得と需要創出を両立できる入札戦略の特徴
デマンドジェネレーションキャンペーンの特徴は、コンバージョン獲得と需要創出を同時に狙える点です。購入や問い合わせを検討している層だけでなく、まだ明確なニーズがない潜在層にも働きかけられます。商品やサービスを知ってもらう段階から、実際の行動につなげる段階までを1つのキャンペーンで設計できます。
入札戦略の選択肢が広い点も特徴です。コンバージョン数の最大化、コンバージョン値の最大化、目標アクション単価(目標CPA)、目標広告費用対効果(目標ROAS)、クリック数の最大化などから、目的に応じて選べます。獲得重視か認知・流入重視かを明確にしたうえで、適した入札戦略を選ぶことが重要です。
ディスプレイキャンペーンと比較したコンバージョン単価の実績
デマンドジェネレーション キャンペーンは、実際の運用でも費用対効果が示された事例があります。ある不動産業界の事例では、ディスプレイキャンペーンのおよそ5倍の予算を投じながら、コンバージョン単価は半分以下に抑えられました。予算を増やすほど単価が上がりやすい一般的な傾向を踏まえると、注目に値する結果です。
この事例では、デマンドジェネレーション キャンペーンが費用15万2,000円でコンバージョン140件、単価は1,086円でした。一方のディスプレイキャンペーンは、費用3万5,000円でコンバージョン15件、単価は2,333円です。ただし、事例数値は掲載前に出典と集計条件を確認する必要があります。
P-MAXキャンペーンの特徴と実績

P-MAXキャンペーンは、Google Discoverを含むGoogleの各チャネルへ広告を自動配信できるキャンペーンです。配信先、入札、クリエイティブの組み合わせをGoogle AIが最適化するため、運用負荷を抑えながら成果を狙えます。
ここでは、Google全チャネルへの自動配信と自動入札、コンバージョン経路を踏まえた最適化、多接点商材との相性、リマーケティングと同水準の単価で配信を広げられた事例を確認します。
Google全チャネルへの広告自動配信と自動入札の特徴
P-MAXキャンペーンは、検索、ディスプレイ、YouTube、Discover、Gmail、Mapsなど、Googleの幅広いチャネルに広告を配信できます。1つのキャンペーンで広い配信先をカバーできる点が特徴です。
テキスト、画像、動画などの広告素材を入稿すると、Google AIが組み合わせを最適化し、各チャネルへ配信します。入札は指定したコンバージョン目標に基づき、リアルタイムで最適化されます。素材がテキストだけ、画像だけに偏ると配信機会が狭まるため、複数形式の素材を用意することが重要です。
コンバージョン経路ごとの学習蓄積と多接点商材への適性の特徴
P-MAXキャンペーンは、個別の配信面だけでなく、コンバージョンに至るまでの経路全体を踏まえて最適化します。どの接点が成果に寄与したかをGoogle AIが学習し、入札、予算、オーディエンス、クリエイティブの配分に反映します。単一の面だけで判断せず、ユーザーの行動経路全体を扱える点が強みです。
この性質から、P-MAXはユーザーとの接点が多い商材で力を発揮しやすいキャンペーンです。複数の媒体を見比べたり、時間をかけて検討したりして購入へ至る商材では、経路全体を踏まえた最適化が成果に寄与します。検討期間が長く、接点が多い商材ほど、自動最適化の恩恵を受けやすくなります。
リマーケティング配信と同水準のコンバージョン単価で拡大できた実績
P-MAXキャンペーンは、配信範囲を広げながら単価を抑えた事例があります。一1度サイトを訪れたユーザーへ再び広告を届けるリマーケティングのディスプレイ配信は、一般に低いコンバージョン単価で運用しやすい手法です。P-MAXは、その枠を超えて幅広いユーザーへ配信しながら、近い水準の単価を維持できたとされています。
ある事例では、P-MAXキャンペーンが費用190万円でコンバージョン890件、単価は2,135円でした。リマーケティングのディスプレイキャンペーンは、費用9万5,000円でコンバージョン39件、単価は2,436円です。ただし、この数値も出典、計測期間、コンバージョン定義を確認したうえで掲載する必要があります。
デマンドジェネレーション キャンペーンとP-MAXキャンペーンの選び方

デマンドジェネレーション キャンペーンとP-MAXキャンペーンは、どちらもGoogle Discoverへ広告を届けられますが、得意領域と設定の自由度が異なります。目的に合う形式を選ぶことで、広告効果を引き出しやすくなります。
判断材料は、入札戦略、掲載先、オーディエンス指定の可否、レポートで確認できる粒度です。運用で重視する項目ごとに違いを整理します。
入札戦略・掲載先・オーディエンス指定可否の違い
2つのキャンペーンは、入札戦略の幅が異なります。デマンドジェネレーションは、クリック数の最大化、コンバージョン数の最大化、コンバージョン値の最大化、目標CPA、目標ROASなどを目的に応じて選べます。一方のP-MAXは、指定したコンバージョン目標に対して、Google AIが入札や配信を横断的に最適化する設計です。
掲載先にも違いがあります。デマンドジェネレーションは、チャネル制御によりDiscover、YouTube、Gmail、Maps、Googleディスプレイネットワークなどから配信先を選べます。P-MAXは検索やディスプレイを含むGoogleの広いチャネルへ自動配信します。狙う面を細かく定めたいならデマンドジェネレーション、Google全体で自動的に成果を広げたいならP-MAXが向いています。
クリエイティブレポートの確認可否の違い
成果分析で確認できる粒度にも違いがあります。デマンドジェネレーション キャンペーンは、チャネルやクリエイティブ単位の検証に向いています。どの広告素材や配信面が反応を得たのかを把握し、改善に活かしやすい点が強みです。
P-MAXキャンペーンでも、アセットレポートを通じて、コンバージョン指標を含むアセット単位の指標やチャネルパフォーマンスを確認できる機能があります。ただし、P-MAXは自動最適化を前提にした設計のため、配信面や素材ごとに細かく手動で調整する運用には向きません。広告素材の検証を重視するならデマンドジェネレーション、運用の自動化と広い配信を重視するならP-MAXを選びましょう。
ユーザーがGoogle Discoverをカスタマイズする方法

Google Discoverを活用するには、ユーザー視点で機能を理解しておくことも重要です。自動でおすすめが届く表示面は、好みに合わないと煩わしく感じられる場合があるため、ユーザーは表示内容を調整できます。
ここでは、コンテンツへの評価を伝えておすすめの精度を高める方法と、Discoverそのものの表示を切り替える方法を確認します。ユーザーがどのように使い心地を調整できるのかを理解しておきましょう。
高評価アイコンや3点メニューでフィードを調整する
Google Discoverには、表示内容への評価を伝え、おすすめの精度を高める機能があります。気に入ったコンテンツがあれば、カード右下の高評価アイコンをタップすることで、似た傾向のコンテンツが表示されやすくなります。ユーザーは自分の関心に沿う形へフィードを調整できます。
反対に、関心の薄い記事は、カード右下の3点リーダーからフィードバックできます。「このトピックに興味がない」「この提供元の記事を表示しない」といった意思を伝えられます。こうした操作を重ねるほど、フィードはユーザーの好みに近づきます。
Google Discoverのフィードをオン・オフで切り替える
Google Discoverは、表示そのものをオン・オフで切り替えられます。興味のある内容についての最新情報や、パーソナライズされた記事が不要な場合は、Discoverを非表示にできます。必要に応じて表示を戻せるため、使い方に合わせて調整可能です。
Googleアプリで切り替える場合は、画面右上のプロフィール写真またはイニシャルから「設定」を開き、「全般」へ進みます。そこで「Discover」をオフにすれば、フィードを非表示にできます。運営者側も、ユーザーが表示内容や表示有無を調整できる前提で接点設計を考える必要があります。
まとめ
Google Discoverは、ユーザーの興味や関心に合わせてコンテンツを自動表示する機能で、検索とは異なる経路から自社の情報を届けられます。掲載の前提となるインデックス登録とコンテンツポリシーを満たし、クリックベイトを避けた見出し、高画質な画像、使いやすいページを整えることで、自然掲載の可能性を高められます。さらに、デマンド ジェネレーション キャンペーンやP-MAXキャンペーンを使えば、広告としてDiscover面へ接触することも可能です。2つの活用ルートを理解し、自社に合う施策を選びましょう。
自社サイトやオウンドメディアへの集客をさらに伸ばしたい場合は、DYMの「WEB事業」への相談もご検討ください。DYMのWEB事業では、Web広告の運用、SEO、Webプロモーション、サイト制作・運用など支援しています。ぜひご相談ください。
【筆者・監修者企業】
【筆者・監修者企業】
「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンのもと、WEB事業、人材事業、医療事業を中心に多角的に事業を展開し、世界で一番社会貢献のできる会社を目指しています。時代の変化に合わせた新規事業を生み出しながら世界中を変革できる「世界を代表するメガベンチャー」を目指し、日々奮闘しています。