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【バナー制作の基本】作り方やポイント、失敗しないコツや外注のメリットまで解説

公開日:2024.05.30  更新日:2024.06.14

バナー(banner)は「旗・のぼり」という意味の単語で、インターネットの世界では主に広告やプロモーションのための視覚的なコンテンツのことを指します。シンプルなようですが、非常に奥深く難しいものです。

今回はバナーの目的、種類、制作のポイントなどを紹介します。バナー制作を検討されているあなたの参考になれば幸いです。

<この記事で紹介する4つのポイント>

  • バナーの目的
  • バナーの種類
  • 成果を上げられるバナー制作の鍵
  • バナーは自作する?依頼する?

バナーの目的

バナーを制作するにあたり、まずは目的を明らかにする必要があります。なんとなく写真やテキストを組み合わせた画像を作るだけでは、満足のいく成果は得られないでしょう。

目的として代表的なブランド認知や情報提供、コンバージョン獲得の概要と、それぞれで気を付けるべきポイントについて解説します。なお、目的は必ずしも単一ではなく、複数を兼ねていることが大半です。

ブランド認知

バナーが多くの人の目に触れることで、ブランドや企業の認知度が高まっていきます。もちろんクリックしてもらえることが最善ですが、クリックされなかったとしても、繰り返し表示されることでユーザーの心に残るでしょう。それが何かのタイミングで興味に変わる可能性は、十分にあります。

単に大人数の人に見てもらうのではなく、ターゲットユーザーに見てもらわなければなりません。例えば、車に関するバナーを中学生にたくさん見てもらったとしても、効果は期待できないでしょう。どこに掲載するかが重要になります。

第一に挙げられるのが、関連するサイト、メディアです。必然的にターゲットとなり得るユーザーが集まってきます。ただし、質の低いサイトや信頼性の薄いサイトだと、ブランドイメージを損なう可能性もあるので、掲載先は十分に吟味してください。

ターゲットとなる層がアクティブなSNSもよいでしょう。10代ならTikTok、ミドル世代ならFacebookとSNSの好みが異なるので、必ずターゲットのアクティブユーザー率が高いSNSを選ぶようにしてください。ユーザーの属性に合わせて表示される広告を利用するのもよいでしょう。

多くのターゲットユーザーの目に触れたとしても、それが心に残らないものでは意味がありません。デザイン、コピーでユーザーを引き付ける必要があります。そしてそれは、ブランドのイメージに忠実でなければなりません。

ロゴ、フォント、色などでブランドのイメージを的確に伝えていきます。キャッチコピーも、ブランドの理念に沿ったものでなければなりません。バナーとブランド本体のイメージにギャップがあると、興味を持ってくれたユーザーを裏切ることになってしまいます。奇をてらいすぎず、イメージを守りながら優れたクリエイティブを作成することがブランド認知の鍵です。

情報提供

多くの人の目に触れるバナーは、商品やサービスの情報を伝える手段としても効果的です。商品の写真などを効果的に使うこと、でユーザーの関心を引くこともできるでしょう。

バナーはスペースが狭く、掲載できる内容には限りがあります。そのため、何を掲載するかが極めて重要です。画像の視覚的な効果は絶大ですが、それだけでは多くの場合、ユーザーに伝えるべき情報を伝えられません。画像だけでなく、テキストもバランスよく配置する必要があります。テキストも長文では限られたスペースに収めることが難しく、無理に詰め込むと読みづらくなるだけでなく、デザイン性も損なってしまいます。

バナーを制作する際は、最優先に伝えるべき情報は何かを明確にしなければなりません。その情報を簡潔に伝えるために、シンプルかつ強力なキャッチコピーが求められます。また、最優先に伝える情報以外を極力削ることも大切です。

伝えたい情報が多く、狭いスペースに収めきれない場合は、動画やgifアニメーションを使うという方法もあります。動きの中で伝えられる情報量は、静止画の比になりません。動きがあることでユーザーの目を引きやすくもなります。予算や掲載ルールなどの問題をクリアできるのであれば、検討する価値が十分にある方法です。

バナーは広範囲に掲載可能で、ユーザーの視界に入りやすいため、的確な情報を掲載することによって即時性の高い発信が可能になります。

コンバージョン獲得

コンバージョンとは申し込みや購入など、運営者が意図した特定のアクションが達成されるということです。バナーの遷移先のLPで、サービスへの申し込みが行われればコンバージョン獲得ということになります。

バナーにはブランド認知、情報提供という目的もありますが、ほとんどの場合において最終的な目標はコンバージョン獲得です。ブランド認知、情報提供を行い、それをコンバージョンに直結させるというのがバナーの基本的な考え方です。

コンバージョンは、バナー単体では達成されるものではありません。そのため、遷移先との関係性が重要です。バナーのデザインに惹かれてクリックしたにもかかわらず、遷移先のページのデザインのテイストが異なっていたとしたら、ユーザーは関心を失ってしまうでしょう。また、バナーに興味深い情報が掲載されていたとして、遷移先のページですぐに関連する情報が見つけられなければ、ユーザーは離脱してしまうかもしれません。

バナーと遷移先のページのテイストや内容に整合性を持たせ、ブランド認知や情報提供の延長線上にコンバージョンを正しく配置すれば、大きな成果が見込めます。

バナーの目的を達成するためにはクリエイティブの品質だけでなく、マーケティングの視点も不可欠です。掲載する媒体から遷移先のページまで一貫した方針を持つことが、成功をもたらすポイントとなります。

バナーの種類

バナーの種類とそれぞれの特徴を解説します。

静止画バナー

一般的な画像のバナーです。主にjpeg、png形式が使用されています。そのためほとんどの広告プラットフォームやSNSでサポートされていて、多方面へのPRが可能です。また、ファイルサイズが小さいため、読み込み時間が短く、ユーザーに与えるストレスも少なく済みます。

動きがないため伝えられる情報量は少なく、ユーザーの注意を引く効果も高いとは言えません。しかし、シンプルである分、明確なメッセージを伝えられるというメリットもあります。大量の情報よりも、簡潔なメッセージの方がユーザーの心を動かすということは少なくありません。クリエイティブの工夫次第で、大きな成果を得られるでしょう。

制作のコストや時間を抑えられるという点も魅力です。そのため複数のパターンを制作しやすく、幅広い展開が可能です。

ボタンリンクバナー

大きなボタンのようなデザインのバナーです。「今すぐ登録する」、「無料で手に入れる」など、コンバージョンに相当するアクションを直接的に掲載することで、ユーザーを導きます。何のためのボタンなのかを明確にすれば、ターゲットユーザーをスムーズに誘導できるでしょう。

また、ブランド認知や情報提供の効果は静止画バナーに劣りますが、ボタンは直感的に「押すもの」と認識されるため、コンバージョン獲得に強みを持ちます。記事やコンテンツ、メールマガジンなど、周囲に有益な情報を配置した上で掲載すると効果はさらに高まります。

基本的に静止画ですが、オンマウスで色が変わる、常に光っているといったものもあります。CSSやJavaScriptを用いて実装されるため、掲載できる媒体は限られますが、ユーザーの「押したい」という感情を駆り立てることに効果的です。

動画バナー

15秒~30秒程度の短い動画が再生される形式です。動いているというだけで、静止画よりも圧倒的に目を引きやすく、ユーザーの関心を集めやすいというメリットがあります。伝えられる情報量も、同じスペースの静止画を遥かに上回ります。

ストーリーを展開する、商品の使い方をデモンストレーションするなど、静止画にはできない表現も可能です。ただし、すべてのユーザーが動画を最後まで見るわけではないということには気を付けなければなりません。重要な情報が動画の終盤にあると、伝わらない可能性もあります。「冒頭からユーザーを引き込む」、「最後までユーザーを飽きさせない」といった工夫が必要です。その点、静止画は一瞬ですべての情報を伝えられるので、動画バナーの方が優れていると一概には言えません。

また、動画バナーには制作コストがかさむ、ファイルサイズが大きいといったデメリットもあります。動画バナーの使用を検討する際は、予算や伝えたいことの内容などを熟慮する必要があります。

アニメーションバナー

テキストが動く、画像が切り替わるなど、動きがある形式です。主にgifで制作され、複数の画像が一定の周期で切り替わるという仕組みで動きを表現しています。

動画バナーと同様に、ユーザーの目を引き付けやすいというメリットがあります。しかし、動きの滑らかさ、画質といった点ではアニメーションバナーは動画バナーに劣ります。また、アニメーションバナーでは音声の再生はできません。

表現力という点ではアニメーションバナーは動画バナーに及びませんが、制作コストが抑えられる、ファイルサイズが小さいというメリットがあります。また、gifは画像として扱われるため、掲載する媒体の選択肢も広まります。しかし、コストやファイルサイズという点では、アニメーションバナーよりもさらに静止画バナーの方が優れています。

静止画、ボタン、動画、アニメーション、どの表現方法が適切か、慎重に吟味してください。

成果を上げられるバナー制作の鍵

バナー制作において、成果を上げるための重要なポイントを解説します。

ターゲットの明確化

まずはどのような層にバナーを見てもらいたいのかを明らかにします。前述の通り、年齢層によってアクティブユーザーが多いSNSや閲覧するメディアは大きく異なります。闇雲に広告を掲載するだけでは、バナーの情報にマッチするユーザーにまったく届かないかもしれません。

またターゲティング広告の精度を高めるためにも、ターゲットの明確化は重要です。ユーザーの属性にマッチした広告を表示させるという仕組みですが、広告側の属性の設定が適切ではない場合、バナーの情報がまったく刺さらない層に対して配信してしまう恐れがあります。広告費やリソースを無駄にしないよう、適切な設定が求められます。年齢、性別、居住地、趣向など多角的な視点から、具体的なターゲット像を確立してください。

ターゲットの属性は、クリエイティブの方向性を定める上でも重要です。若い世代向けであれば華やかでポップなデザイン、ビジネスパーソン向けであればシックで誠実さを感じさせるデザインなど、見せ方が大きく変わります。キャッチコピーも若い世代向けであれば、流行語やスラングを取り入れる、中高年向けであれば、丁寧で正しい表現を用いるなど、使い分けが重要です。また、ターゲット層がどんな情報を求めているかによっても変わります。学生であればお得感やタイムパフォーマンス、富裕層であれば高級感や信頼性といったものを求めている傾向があるでしょう。

ターゲットの明確化は単にどのような層かだけでなく、何を好むか、どのようなものを求めているかといったことも含まれます。バナーの目的の項目で述べたブランド認知、情報発信といった要素がこれに含まれます。正しく定義することによって得られるのは、短期的なコンバージョン獲得だけではありません。顧客の信頼感や好意が高まり、長期的なリピーター獲得にもつながります。

サイズと形式の選択

バナーの大きさと静止画、動画などの形式を選択します。大きさの種類としては、以下のものが代表的です。

レクタングル(300×250ピクセル)

Google(GDN)、Yahoo(YDN)でPC、スマートフォン、タブレットに対応していることもあり、日本では最もよく使われるサイズのひとつです。コンテンツの中やサイドバーにも頻繁に配置されます。横幅が小さいため、スマートフォンでも見やすいサイズです。336×280ピクセルという一回り大きなサイズも存在します。

モバイル(320×100ピクセル)

スマートフォン用のバナーとして使用されることが多いサイズです。320×50ピクセルという規格も存在します。ページの上部やコンテンツの中の他、スクロールに追従する形での使用も一般的です。現在、インターネットユーザーの多くはスマートフォンを利用しているため、まず制作を検討すべきサイズのひとつです。

スクエア(250×250ピクセル)

コンテンツの中やサイドバーに配置されることが多いサイズです。また、サイズはさまざまですが、正方形のバナーはSNSの広告としても頻繁に用いられます。ポップアップ広告として使われることも多く、正方形は非常に汎用性の高い規格です。

リーダーボード(728×900ピクセル)

サイトの上部に配置されることが多く、ブランドのイメージや重要なメッセージを伝えるのに適しています。ビッグバナーとも呼ばれていて、横幅が大きい分、掲載できる情報量が多く、非常に目を引くバナーです。コンテンツの境界などにも配置されることがあります。

スカイスクレイパー(160×600ピクセル)

縦長のバナーでユーザーの目を引きやすく、掲載できる情報量が多いという特長があります。PCサイトでメインコンテンツの脇に配置されることが多く、空いているスペースを有効活用できることもメリットです。しかし、スマートフォンでは扱いにくいサイズで、昨今のインターネット事情の中では使用機会は決して多くはありません。

バナーのサイズが違うだけで、特徴は大きく異なります。ターゲット層や目的、掲載する媒体のガイドラインなどを考慮しながら、適切と思えるサイズを選択してください。なお、バナーはひとつのサイズだけでなく、同じクリエイティブの方向性に則って複数のサイズが制作されることが少なくありません。必要であれば複数のパターンを制作するとよいでしょう。

形式には前述の通り、静止画、ボタン、動画、アニメーションが存在します。こちらもターゲット層や目的、掲載する媒体のガイドライン、そして予算やサイズとの兼ね合いを考慮し、適切なものを選択してください。

情報の適切な配置

バナーは掲載できる情報量に限りがあるため、何をどう掲載するかが重要になります。第一に考えるべきことが、視認性の確保です。周囲のコンテンツとの調和も大切ですが、同化してしまっては伝えるべきことが伝わらず、クリックされることも少なくなるでしょう。また、無数の競合がひしめく広告の中でインパクトを残すためには、一瞬で目を引くようなクリエイティブが求められます。

ロゴや商品の写真などを効果的に用いることで、ブランドイメージに忠実かつ視認性の高いクリエイティブを実現できるでしょう。しかし、それだけでは不十分です。ユーザーの目を引くことに成功したとしても、何を伝えたいバナーなのかが分からなければ、関心を引き寄せることはなく、通過されてしまいます。

ユーザーの関心を引き寄せ、クリックに至らせるためには強力なキャッチコピーが必要です。短く分かりやすく、それでいてユーザーの心を引き付けるものでなければなりません。商品、サービスの名称の他、特長や価値も伝えられるとよいでしょう。前述の通り、ユーザーの属性によって求めている情報は異なります。ターゲット層が何に価値を感じるかを考慮し、効率的かつ確実に特長を伝える必要があります。

キャンペーンの告知も、ユーザーの関心を引く手段として有効です。「〇月〇日まで」「〇〇%OFF」「限定〇〇個」といった限定性や希少性は、商品やサービスの魅力をより一層引き立てます。しかも、簡潔かつインパクトのある文面なのでバナーでの使用にも適しています。

また、ユーザーを適切に導くためにはバランスも重要です。掲載する内容を取捨選択し、それを視認性や美しさとの兼ね合いの中で的確に配置していかなければなりません。ロゴや商品の画像を掲載せず、キャッチコピーを大々的に押し出すというのも選択肢のひとつです。高度なマーケティング戦略が必要となりますが、ロゴや商品画像だけを表示させるという方法もあります。バナーの目的を達成するためには何が必要かを考え、最適な情報を配置してください。

魅力的なデザイン

先の項目で述べたように、バナーの視認性は極めて重要な意味を持っています。しかし、単に目立てばいいというものでもありません。バナーは、シンプルなデザインが好まれる傾向があります。これは、スペースに限りがあるということに密接に関係しています。雑多なデザインでは、ユーザーは視覚的に混乱し、何が重要なのか分からなくなってしまうでしょう。伝えるべきことを的確に伝えるためには、シンプルかつ明解なデザインでなければなりません。

モバイルフレンドリーも大切な要素です。バナーがスマートフォンで表示された際も、画像やテキストがしっかりと判別できるようなデザインを心がけてください。また、バナーを配置する媒体のデザインも行うときは、リンクの密集にも気を付けなければなりません。意図したものとは別のリンクをタップしてしまうことがあるからです。バナーを並べるときなど、リンク間のスペースの取り方にも注意してください。バナーが密集していると、デザインの整合性が失われることもあります。

リンク先との一貫性も大切です。デザインのテイストをリンク先と同じにすることで、ユーザーは遷移先のコンテンツをスムーズに受け入れられるでしょう。また、一貫性のあるデザインはブランドイメージの確立にも効果的です。フォントや色などを統一し、ブランドイメージを守ることが長期的なファンの獲得にもつながるでしょう。

検証と改善

バナーはクリック率、コンバージョンといった明確な指標があるため、検証が容易です。また比較的費用が安く、制作時間も短く済むので、さまざまなパターンを試しやすいという利点もあります。

バナーの検証方法として代表的なもののひとつが、ABテストです。デザイン要素やキャッチコピーなどを変えた複数のバージョンのバナーを用意し、どのバナーが効果的かを検証します。クリック数やクリック率といった指標を比較し、どのようなクリエイティブがユーザーの関心を引き付けているかを割り出していきます。

また、バナーのリンク先でのコンバージョン率も重要です。バナーがクリックされた数は多いのに、コンバージョン率が悪いという場合は、バナーとリンク先との情報にギャップがあり、ユーザーの期待を裏切っているという可能性があります。バナーとリンク先との一貫性を確認し、ギャップがあるものは修正しなければなりません。

顧客の声も貴重な情報です。購入を決めた理由や、購入前に不安を感じていた事柄などは、ユーザーの関心を引くクリエイティブの重大なヒントとなり得ます。ユーザーアンケートなどを実施し、改善に活かすとよいでしょう。

よい結果が出たとしても、それで終わりではありません。市場は絶えず変化しています。常に世の中の動向と、バナーにまつわる数字を注視し、改善を続けていくことでビジネスの発展が見込めます。

バナーは自作する?依頼する?

バナーは自作すべきか、プロに依頼すべきか。それぞれの方法やポイントを解説します。

バナーを自作する方法

オンライン画像作成ツール「Canva」を使えば、デザインの専門スキルがなくてもバナーを作れます。ドラッグ&ドロップで感覚的に操作できる上に、テンプレートが豊富なので、すぐに一定のクオリティのバナーを制作できるようになるでしょう。有料プランも存在しますが、無料でもバナー作成に不自由することはありません。アニメーションgifや動画にも対応しています。

バナーを自作することで、コストを抑えられます。外部とのやり取りが不要になるため、プロジェクト全体の進捗がスムーズになることもあるでしょう。しかし、メリットばかりではありません。

専門知識を有するプロのクオリティと同等のものを制作するのは困難です。また、Canvaは非常に優秀なツールですが、プロが使用するPhotoshopなどの画像作成ツールの性能には及びません。また、Canvaで作成したデザインは、テンプレートを使用しているため似通ったものが多く、オリジナリティを出しにくいという問題もあります。リンク先のページとの一貫性を持たせることも難しくなるでしょう。

バナーのクオリティやリンク先との一貫性は、コンバージョンやブランド認知に直接的な影響を及ぼすものです。確かな成果を求めるのであれば、プロへの依頼が最善の道と言えます。

バナーの依頼先

フリーランス

比較的費用が安く抑えられ、柔軟な対応をしてくれるデザイナーが多いことも魅力です。しかし、マーケティング戦略の立案など、大規模なプロジェクトに個人で対応できるデザイナーは多くありません。

デザイナーごとの実力にばらつきがある点にも注意が必要です。料金だけでは判断せず、必ず実績も確認するようにしましょう。

クラウドソーシングサイト

クライアントが案件を掲載し、集まった応募者の中から受注者を選べるサイトです。フリーランスの登録者が多く、費用は安く抑えられますが、実力にばらつきがあるという点にはやはり気を付けなければなりません。

高品質な制作物を求めるのであれば、コンペ形式での募集も検討してください。選定の苦労はありますが、素晴らしい品質のものに出会える可能性も少なくありません。

制作会社

制作会社の数は無数にあり、どこを選べばよいか分からないということもあるでしょう。そうしたときは制作会社の強みが、求めている制作物とマッチしているかを基準としてください。自社の業界やデザインのテイストなどを考慮し、要望に応えられそうな会社を選ぶとよいでしょう。

LPやホームページを同時に作りたいときも、制作会社への依頼がおすすめです。また、バナーだけを求めている場合は、バナーに特化した制作会社も検討してください。

広告代理店

広告運用も任せたい、ブランドイメージを確立したいというときは広告代理店がおすすめです。長期的な視点に基づいて、目的に沿った提案をしてくれます。分析や改善も得意とする分野です。

なお、上記のようなことに豊富な実績を有する制作会社も少なくありません。広告会社独自の強みとしては、掲載する媒体へのコネクションや交渉力が挙げられます。クリエイティブに強みがある制作会社か、展開力に強みがある広告代理店か、自社の方針に合わせて選ぶとよいでしょう。

バナーを依頼する際のポイント

目的やイメージの明確化

制作を依頼する際はどのような目的で制作するバナーなのか、完成品やブランドのイメージを明確にしましょう。上手く伝わらないまま依頼してしまうと、求めていたものとは異なる制作物が納品されてしまうかもしれません。目的やイメージが明確になっていない場合は、プランニングができる制作会社や広告代理店に依頼するとよいでしょう。

契約条件の確認

バナーだけの制作なのか、広告運用や解析なども依頼するのかは最初に確認しておかなければなりません。バナーの後から依頼しても、業者の対応範囲外で受注不可能ということも考えられます。費用の面でもトラブルにつながりかねません。双方の立場を尊重した、公正かつ明解な契約を交わすようにしてください。

綿密なコミュニケーション

依頼内容を業者に丸投げするだけでは、満足のいく制作物は得られないでしょう。業者とコミュニケーションを取り、解釈に相違はないか、進捗は順調かなど、確認を怠らないようにしなければなりません。制作時の円滑な意思疎通が、高品質な制作物へとつながります。業者選びの際は、信頼感やコミュニケーションの取りやすさも重視するようにしてください。

費用と品質

費用は制作を依頼する上で無視できない要素ですが、単に安ければよいというものではありません。品質とのバランスも重要です。依頼を検討している業者の実績や提案を確認し、満足のいく制作物を提供できるかを確認しなければなりません。前述の対応範囲との兼ね合いも含め、納得のできる料金を模索してください。

バナー制作は株式会社DYMに

株式会社DYMはバナー制作だけでなく、プロジェクト初期段階からのプランニング、WEBサイト制作、広告・SNS運用など、インターネットの分野で多角的にお客様のビジネスをお手伝いしております。バナー1枚、企画から運用までの一貫したプロジェクト、どんな依頼にもお客様のご期待に全力でお応えいたします。

インターネットの世界でのビジネスの発展をお望みでしたら、ぜひお問合せください。

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【筆者・監修者企業】

株式会社DYM

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「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンのもと、WEB事業、人材事業、医療事業を中心に多角的に事業を展開し、世界で一番社会貢献のできる会社を目指しています。時代の変化に合わせた新規事業を生み出しながら世界中を変革できる「世界を代表するメガベンチャー」を目指し、日々奮闘しています。

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