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AI検索とは?おすすめAI検索エンジン6つの比較と使い方・注意点

公開日:2025.10.23
更新日:2026.10.07

AI検索とは、AIが質問の意図をくみ取り、複数のWebページの情報をまとめて文章で答える検索です。仕組みや従来の検索との違い、GoogleのAI モードやChatGPTなど主なAI検索エンジンの比較、使い方と注意点がわかります。

「AI検索」という言葉はよく聞くものの、Google検索に出てくる「AI による概要」と、ChatGPTやPerplexityでの検索は何が違うのか、どれを使えばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、AI検索を初めて使う方や業務で使い分けたい方に向けて、主なAI検索サービスを公式ページで確認できた範囲で比較し、目的別の選び方、具体的な使い方、回答の誤り(ハルシネーション)への向き合い方までまとめます。GoogleのAI による概要を非表示にしたい方向けの方法も紹介します。

<この記事で紹介する3つのポイント>

  • AI検索の仕組みと、キーワードでリンクを探す従来の検索との違い
  • GoogleのAI モード・ChatGPT・Perplexity・Copilot・Geminiなど主なAI検索エンジンの比較と選び方
  • AI検索の使い方と、ハルシネーションなど回答を鵜呑みにしないための注意点
ノートパソコンのAI検索バーに入力する手元

目次

AI検索とは?AI検索エンジンの意味と仕組み

「AI Search」と書かれた検索バーを指でタップするビジネスパーソン

AI検索とは、ユーザーが文章で入力した質問に対して、AIがWeb上の情報を検索・整理し、要点をまとめた回答を文章で返す検索のことです。AI検索の機能を備えたサービスは「AI検索エンジン」とも呼ばれます。

従来の検索では、キーワードを入力すると関連するWebページのリンクが一覧で表示され、どのページを読むかはユーザーが選んでいました。AI検索では、AIが複数のページを読んで答えをまとめるところまで行い、回答の根拠になったページへのリンクを添えて表示するのが一般的です。

日本では、Google検索の「AI による概要」(AI Overviews)が2024年8月に、より対話的に使える「AI モード」が2025年9月に日本語で提供開始されました。ChatGPTやPerplexity、Microsoft Copilotなどの生成AIサービスもWeb検索に対応しており、AI検索は日常的に使える選択肢になっています。

AI検索の仕組み

AI検索の多くは、大規模言語モデル(LLM)と検索エンジンを組み合わせて動いています。大まかな流れは次のとおりです。

  • ユーザーが文章で質問を入力する
  • AIが質問の意図を読み取り、必要な検索を行う
  • 検索で見つかったWebページの内容をAIが読み、要点を抽出する
  • 抽出した情報をもとに回答文を作り、参照したページへのリンクを添えて表示する

このように、検索で取得した外部の情報を回答の根拠として使う方法は「RAG(検索拡張生成)」と呼ばれます。AIが学習済みの知識だけで答えるのではなく、検索で取ってきた情報を使うため、比較的新しい情報にも対応しやすくなります。

Googleの公式ヘルプでは、AI モードについて「質問をサブトピックに分割し、それぞれを同時に検索します」と説明されており、この手法を「クエリ ファンアウト」と呼んでいます。1つの質問を複数の検索に分けて調べ、結果を1つの回答にまとめるのが、AI検索の特徴的な動きです。

なお、GoogleのAI による概要やAI モードの場合、参照されるページは、従来の検索と同じくインデックスに登録されたページが土台になります。検索エンジンそのものの仕組みは検索エンジンとは?特徴と種類の違いで詳しく解説しています。

生成AIチャットとAI検索の違い

ChatGPTやGeminiのような生成AIチャットは、もともと学習済みの知識をもとに文章を作るサービスです。ここにWeb検索の機能が加わると、最新の情報を調べて出典つきで答える「AI検索」として使えるようになります。

現在は多くの生成AIチャットが必要に応じて自動でWeb検索を行うため、利用者から見ると境目はあいまいになっています。見分けるポイントは、回答に参照元のリンク(引用)が付いているかどうかです。リンクが付いていれば、その回答はWeb上の情報を参照して作られています。

AI検索と従来の検索エンジンの違い

AI検索と従来のキーワード検索は、入力の仕方、結果の見せ方、情報の確かめ方が異なります。主な違いを表にまとめます。

比較項目従来の検索エンジンAI検索
入力の仕方キーワードを組み合わせて入力話し言葉の文章で質問できる
結果の表示関連するWebページのリンク一覧質問への回答文+参照元リンク
情報の整理複数のページを自分で開いて比較AIが複数の情報源の要点をまとめる
追加の質問キーワードを変えて検索し直す会話の流れのまま追加で質問できる
正確さの確認各ページの内容を自分で判断回答に誤りが含まれる場合があり、参照元で確認が必要

従来の検索は、たくさんの情報源の中から自分で選んで読み比べたいときに向いています。公式サイトや特定のページを探す場合も、リンク一覧のほうが早く目的のページにたどり着けます。

一方のAI検索は、「AとBの違いは?」「〇〇を選ぶときのポイントは?」のように、複数のページを読み比べないと答えが出ない質問で力を発揮します。どちらかが優れているというより、目的に応じて使い分けるものと考えるとよいでしょう。Google検索の結果画面がどのような要素で構成されているかは検索結果ページとは?Googleの仕組みを解説も参考にしてください。

AI検索のメリット:どこがいい?

AI検索の良さは、調べものにかかる手間を減らせる点にあります。具体的には次のようなメリットがあります。

文章でそのまま質問できる

AI検索では、「在宅勤務で集中力を保つ方法を、子どもがいる家庭向けに教えて」のように、条件を含めた文章で質問できます。キーワードをどう組み合わせればよいか悩む必要がなく、検索に慣れていない人でも使いやすいのが特徴です。

複数の情報源の要点をまとめて読める

従来の検索で比較検討をする場合、いくつものページを開いて読み比べる必要がありました。AI検索では、AIが複数のページの内容を整理して1つの回答にまとめるため、全体像をつかむまでの時間を短縮できます。

会話を続けて深掘りできる

最初の回答を読んだうえで「もう少し初心者向けに」「費用の面ではどう違う?」と追加で質問すると、前の質問の文脈を踏まえて答えてくれます。検索をやり直さずに理解を深められるのは、AI検索ならではの使い方です。

参照元リンクから一次情報にたどれる

多くのAI検索サービスは、回答の根拠になったページへのリンクを表示します。気になる部分だけ参照元を開いて確認できるため、要約で全体をつかみ、重要な点は元の情報で確かめるという読み方ができます。

主なAI検索エンジン6つを比較【2026年10月時点】

「THIS WAY」「THAT WAY」「THE OTHER WAY」と書かれた道案内の標識

ここでは、日本語で使える主なAI検索サービスを比較します。無料で使えるかどうかと特徴は、各社の公式ページで確認できた範囲で記載しています(2026年10月時点)。料金や利用上限は変更されることがあるため、利用前に出典の公式ページで最新の情報を確認してください。

サービス提供元無料で使えるか主な特徴出典
AI による概要(AI Overviews)Google通常のGoogle検索の中で表示される(ヘルプに利用料金の記載なし)検索結果に、AI生成の要約と関連リンクを表示。表示されるのはシステムが有用と判断した場合のみGoogle 検索ヘルプ
AI モードGooglegoogle.com/ai などから利用できる(ヘルプに利用料金の記載なし。一部の高度な機能はGoogle AI Plus・Pro・Ultraの定期購入者向け)質問をサブトピックに分けて同時に検索し、回答をまとめる。追加の質問で深掘りできるGoogle 検索ヘルプ
ChatGPT(ウェブ検索)OpenAI無料版で利用できる。ログインしていなくても利用可(プランごとの使用上限あり)最新情報が役立つ質問では自動でウェブを検索することがある。ウェブ検索を使った回答には引用(情報源へのリンク)が含まれる場合があるOpenAI Help Center
PerplexityPerplexity無料プランあり(月0ドル)すべての回答に出典(引用)を表示するPerplexity 料金ページ
Microsoft CopilotMicrosoft無料で利用できる(Microsoft Copilot (無料)。サインインは必須ではない)MicrosoftのAIアシスタント。Web検索にもとづいてリアルタイムの回答を得られるMicrosoft サポート
Gemini(Gemini アプリ)Google無料プランあり(Google アカウントがあれば月0円)Googleの対話型AIアシスタント。Google検索などの外部ソースも使って回答を生成する(検索拡張)Gemini 定期購入ページ・Gemini 概要

GoogleのAI による概要(AI Overviews)

いつものGoogle検索の結果画面に表示される、AIによる要約です。特別な操作をしなくても、検索するだけで表示される場合があります。Googleのヘルプでは、AI による概要は「生成 AI が特に有用であるとシステムが判断した場合」に表示されると説明されています。すべての検索で表示されるわけではありません。

要約の中や横に関連リンクが表示されるため、気になった部分から元のページに移動できます。ふだんの検索の延長で使えるのが最大の特徴です。

GoogleのAI モード

AI モードは、Googleが「Google の最も強力な AI 検索機能」と位置づける機能です。AI による概要がふだんの検索結果の一部として出るのに対し、AI モードは自分で開いて使う、AIとの対話を中心にした検索画面です。

比較や手順の整理など、これまで何度も検索し直していた質問を一度に聞けて、続けて追加の質問もできます。Googleで調べものをする習慣がある方が、最初に試しやすいAI検索といえます。

ChatGPT(ウェブ検索)

OpenAIのChatGPTは、質問への回答に最新情報が役立つ場合、自動的にウェブを検索することがあります。OpenAIのヘルプによると、ウェブ検索は無料版を含む各プランで使え、ログインしていなくても利用できます。

文章作成や企画の壁打ちなど、ChatGPTのほかの使い方と同じ画面で調べものができるため、「調べてから文章にまとめる」作業を一続きで進めたいときに便利です。

Perplexity

Perplexityは、出典つきで答えることを前面に出したAI検索サービスです。公式の料金ページでは、無料プランでも「すべての回答に引用を表示」すると明記されています。回答のどの部分がどの情報源にもとづくかを確かめながら読みたい調べものに向いています。

機能や料金プラン、ChatGPTとの違いはPerplexity AIとは?使い方と料金、ChatGPTとの違いで詳しく紹介しています。

Microsoft Copilot

MicrosoftのAIアシスタントです。Microsoftのサポートページでは、「Microsoft Copilot (無料)」は無料で利用でき、Web検索にもとづいてリアルタイムの回答を得られると案内されています。サインインは必須ではなく、個人用アカウントでサインインするとチャット履歴などの機能も使えます。提供形態や料金、使える機能は地域やプランによって異なる場合があるため、利用前にMicrosoftの公式サポートページで確認してください(2026年10月時点)。

Gemini

Geminiは、Googleの対話型AIアシスタントです。Googleの公式サイトでは、Geminiは「Google 検索や複数の拡張機能…などの外部ソースも使用して、回答を生成します。このプロセスは検索拡張と呼ばれます」と説明されています(Gemini 概要)。Google アカウントがあれば無料プランで使え、有料のGoogle AI Plus・Pro・Ultraでは使用量の上限が引き上げられます。一部の機能はログインしなくても使えますが、ログインするとアクティビティの保存など、より多くの機能を使えます。

AI検索エンジンの選び方:おすすめは目的で決まる

「どのAI検索エンジンが一番いいか」は、何に使うかで変わります。次の観点で選ぶと迷いにくくなります。

目的別のおすすめ

やりたいこと向いているサービス理由
ふだんの検索のついでに要点を知りたいGoogleのAI による概要いつものGoogle検索で自動的に表示される
比較や手順など、複雑な質問をまとめて聞きたいGoogleのAI モード質問を分割して検索し、追加の質問もできる
出典の確認を重視して調べたいPerplexityすべての回答に出典(引用)を表示する
調べた内容をそのまま文章や企画にまとめたいChatGPT検索と文章作成を同じ画面で続けられる
Googleのサービスと合わせて使いたいGeminiGoogle アカウントで無料プランを使える

出典が確認しやすいか

AI検索の回答には誤りが含まれることがあるため、参照元をすぐに確認できるかは重要な選定基準です。回答のどの部分がどのページにもとづくかが示されているか、リンクから元のページを開けるかを、実際にいくつか質問して確かめましょう。

無料で足りるか、有料プランが必要か

比較表のとおり、主なAI検索サービスには無料で試せるものがあります(2026年10月時点)。有料プランでは利用上限の引き上げなどが案内されていますが、内容はサービスごとに異なります。まずは無料で複数のサービスを試し、利用回数が足りなくなったり、特定の機能が必要になったりした段階で有料プランを検討すると無駄がありません。

仕事で使うなら社内ルールを確認する

業務でAI検索を使う場合は、使ってよいサービスや入力してよい情報の範囲が社内で決められていないかを先に確認しましょう。法人向けプランでは、管理者が機能の有効・無効を設定している場合もあります。マーケティング業務での生成AIの活用全般はAIマーケティングとは?生成AI活用のメリット・事例・ツールを解説でまとめています。

AI検索のやり方・使い方

道路に描かれた3方向に分かれる矢印

代表的なAI検索サービスの使い方と、精度の高い回答を引き出す質問のコツを紹介します。

GoogleのAI検索のやり方

GoogleのAI検索には、AI による概要とAI モードの2種類があります。

  • AI による概要:ふつうにGoogle検索をするだけで、対象となる検索では検索結果に表示されます。特別な設定は必要ありません
  • AI モード:Googleのヘルプでは、「google.com/ai」にアクセスする、www.google.com で検索した後に「AI モード」をタップする、Google アプリのホーム画面でAI モードのアイコンをタップする、の3つの開き方が案内されています

Googleのヘルプによると、モバイル端末ではAI による概要からAI モードでのより深い会話に移ることもできます。まずはふだんの検索で表示されるAI による概要を読み、さらに詳しく知りたいときにAI モードで追加の質問をする、という使い方が手軽です。

ChatGPTでウェブ検索する方法

ChatGPTは、質問への回答に最新情報が役立つ場合、自動でウェブを検索することがあります。自分で検索を指定したい場合、OpenAIのヘルプでは次の手順が案内されています。

  • ChatGPTで会話を開く
  • 「すべてのツールを表示」から「検索」を選ぶ(メッセージ入力欄に「/」を入力して「検索」を選ぶこともできる)
  • 質問を入力して送信する

回答に表示される引用を選ぶと、情報源のページが開きます。

精度の高い回答を得る質問のコツ

AI検索は、質問の仕方で回答の質が大きく変わります。次の点を意識すると、目的に合った回答を得やすくなります。

  • 目的と前提を書く:「中小企業の総務担当として」「初心者向けに」など、誰が何のために知りたいかを伝える
  • 条件を具体的にする:期間、地域、予算、比較したい項目などを入れる
  • 出力の形を指定する:「表で比較して」「3つに絞って」「手順を箇条書きで」など
  • 新しさを指定する:最新の情報が必要な場合は「2026年時点の情報で」「公式発表をもとに」と書く
  • 回答を見て追加で質問する:一度で完璧な答えを求めず、足りない点を聞き直す

AI検索のデメリット・注意点

AI検索は便利な反面、回答をそのまま信じるとトラブルにつながることがあります。「AI検索はあてにならない」「間違いだらけ」と感じる場面があるのも、次のような弱点があるためです。

回答に誤りが含まれることがある(ハルシネーション)

AIが事実と異なる内容をもっともらしく答えてしまう現象を、ハルシネーションと呼びます。各社もこの点を公式に注意喚起しています。

  • Google:「AI による概要が常に正しいとは限りません」「重要な情報は必ず複数の情報源で確認してください」(Google 検索ヘルプ)
  • OpenAI:「検索結果や引用は、不完全、古い、または誤っている場合があります」(OpenAI Help Center)
  • Google(Gemini):「回答を再確認し、専門的な助言については Gemini アプリの回答に依拠しないでください」(Gemini アプリ ヘルプ)

特に、健康・お金・法律など判断を誤ると影響が大きい内容は、AIの回答だけで決めず、公的機関や専門家の情報で確認しましょう。

参照元を開いて確かめる

回答に引用元のリンクが付いていても、そのページが回答の内容を本当に裏付けているとは限りません。重要な情報は参照元を開き、該当する記述があるか、公開日・更新日が古くないかを確認する習慣をつけましょう。OpenAIのヘルプでも、引用元を開いて回答を裏付けているか確認し、公開日や更新日も確認するよう案内されています。

個人情報や社外秘の情報を入力しない

AI検索サービスに入力した内容は、サービスの改善などに使われる場合があります。Googleのヘルプでも、ユーザーが検索した内容やフィードバックを生成AI機能の開発・改善に活用すると説明されています。氏名・連絡先などの個人情報や、取引先の情報、社外秘の資料は入力しないようにし、仕事で使う場合は会社のルールに従いましょう。

回答や引用の扱い方に注意する

AI検索の回答はWeb上のさまざまなページをもとに作られています。回答文や引用元の文章を資料やWebサイトにそのまま転載すると、元の文章の著作権を侵害するおそれがあります。調べた内容を使うときは、参照元を確認したうえで自分の言葉でまとめ、引用する場合は、引用部分をかぎかっこなどで自分の文章と区別し、自分の文章が主となる必要な範囲にとどめたうえで、出典を明記しましょう。

情報源の偏りに気をつける

AI検索の回答は、参照したページの内容に左右されます。参照元が特定の立場のサイトに偏っていると、回答も偏る可能性があります。意見が分かれるテーマでは、AIに「反対の立場の意見も教えて」と聞いたり、従来の検索で複数の情報源を読み比べたりすると、偏りに気づきやすくなります。

GoogleのAI による概要は非表示(オフ)にできる?

「AI による概要が邪魔」「AI検索をオフにしたい」という方もいるでしょう。Googleの公式ヘルプで確認できた内容は次のとおりです(2026年10月時点)。

AI による概要そのものは無効にできない

Googleのヘルプでは、「AI による概要は、ナレッジパネルと同様に、Google 検索の主要な機能です。機能を無効にすることはできませんが、検索を行った後に [ウェブフィルタ] を選択できます」と説明されています。設定画面でAI による概要だけを常にオフにする方法は、公式には案内されていません。

「ウェブ」フィルタでリンクだけを表示する

同じヘルプでは、このウェブフィルタについて「このフィルタを適用すると、AI による概要などの機能がないテキストベースのリンクのみが表示されます」と案内されています。

検索した後に検索結果画面のフィルタから「ウェブ」を選ぶと、AI による概要を含まないリンク一覧で結果を確認できます。従来どおりリンクの一覧から調べたいときは、この方法を使いましょう。

AI モードは自分で開いて使う機能

Googleのヘルプでは、AI モードの開き方として、google.com/ai にアクセスする、検索後に「AI モード」をタップする、Google アプリのAI モードのアイコンをタップする、の3つが案内されています。AI モードを使いたくない場合は、これらの操作をせずに通常の検索結果を使えば問題ありません。

企業はAI検索で自社が引用されるための対策が必要

ノートパソコンから伸びるデジタルの手と握手するビジネスパーソン

ここまでは利用者の立場からAI検索を解説してきました。一方、自社のWebサイトで集客している企業にとっては、AI検索の回答の中で自社の情報が引用・紹介されるかどうかが新しい課題になっています。AI検索で答えが完結すると、ユーザーが検索結果のリンクをクリックしない場面が増えるためです。

GoogleのAI検索に表示されるための考え方(AIO対策)

GoogleのAI による概要やAI モードで、自社のページが参照元リンクとして表示されることを目指す取り組みは「AIO対策」と呼ばれます。Googleは検索セントラルで、「AI による概要や AI モードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません」と説明しています。そのうえで、サポートリンクとして表示されるには、ページがインデックスに登録され、スニペット表示が可能で、検索の技術要件を満たしている必要があるとしています(Google 検索セントラル:AI 機能とウェブサイト)。

つまり、GoogleのAI検索への対策は、検索エンジンに正しく評価されるSEOの基本の延長線上にあります。具体的な考え方と施策はAIO対策の記事で解説しています。

ChatGPTやPerplexityなど生成AI全般への対策(LLMO対策)

ChatGPTやPerplexityなど、Google以外の生成AIの回答で自社が紹介されることを目指す取り組みは「LLMO対策」と呼ばれます。たとえばOpenAIは、ChatGPTの検索結果の掲載対象になるには、OAI-SearchBotによるサイトのクロールを許可する必要があると案内しています。同時に「検索結果への掲載は保証されません」とも明記しています。

生成AIごとの仕組みの違いや、LLMO対策の始め方はLLMO対策とは?で詳しく紹介しています。AI向けに自社サイトの情報をまとめるファイルとして話題の「llms.txt」についても、仕様と効果の実態を別記事で整理しています。

信頼される情報を発信することが土台になる

AI検索で引用されるかどうかに、確実な近道はありません。ユーザーの疑問に正確に答える、誰が書いた情報かを明らかにする、一次情報や独自の知見を盛り込むといった、信頼される情報発信の積み重ねが土台になります。Googleが重視する評価の考え方はE-E-A-Tとは?で解説しています。

自社サイトがAI検索でどう扱われているかを確認したい、何から手をつければよいか分からないという場合は、AIO対策・LLMOコンサルティングのような専門家の支援を活用するのも一つの方法です。

AI検索に関するよくある質問

GoogleのAI検索のやり方は?
ふつうにGoogle検索をすると、対象となる検索では検索結果に「AI による概要」が表示されます。対話しながら調べたい場合は、google.com/ai にアクセスするか、検索後に「AI モード」をタップするとAI モードを使えます。Google アプリでは、ホーム画面のAI モードのアイコンから開けます。
GoogleのAIは無料ですか?
AI による概要・AI モードはGoogle検索の機能として使え、ヘルプでは一部の高度な機能が Google AI Plus・Pro・Ultra の定期購入者向けと案内されています(2026年10月時点)。対話型AIのGeminiは、Google アカウントがあれば無料プランで使えます。
AI による概要が表示されないのはなぜ?
Googleのヘルプでは、AI による概要が表示されるのは「生成 AI が特に有用であるとシステムが判断した場合です」と説明されています。すべての検索で表示される機能ではないため、検索した内容によっては表示されません。
AIで検索できますか?
はい、できます。GoogleのAI による概要・AI モードのほか、ChatGPT、Perplexity、Microsoft Copilot、Geminiなどでも、文章で質問するとWeb上の情報を参照した回答が得られます。無料で試せるサービスもあります(2026年10月時点)。
AI検索のどこがいい?
文章でそのまま質問でき、複数のWebページの要点をAIがまとめてくれる点です。追加の質問で深掘りでき、参照元のリンクから元の情報も確認できるため、比較検討や調べものにかかる時間を短縮しやすくなります。
AI検索エンジンのおすすめは?
目的によって異なります。ふだんの検索の延長ならGoogleのAI による概要やAI モード、出典を確かめながら調べたいならPerplexity、調べた内容を文章にまとめたいならChatGPTが使いやすいでしょう。まずは無料で複数試して比べるのがおすすめです。

まとめ

AI検索は、AIが質問の意図をくみ取り、複数のWebページの情報をまとめて文章で答える新しい検索の形です。文章で質問でき、追加の質問で深掘りできるため、比較検討や調べものの手間を減らしやすくなります。

主なサービスには、GoogleのAI による概要・AI モード、ChatGPT、Perplexity、Microsoft Copilot、Geminiなどがあり、無料で試せるものもあります(2026年10月時点)。目的に合わせて使い分け、回答に誤りが含まれる可能性を前提に、重要な情報は参照元で確かめながら活用しましょう。

企業にとっては、AI検索の回答で自社の情報が引用されるかどうかが、これからの集客を左右するテーマになりつつあります。

DYMは創業当初からSEO対策に取り組み、20年以上・累計5,500案件以上(2026年5月時点)のSEO支援実績をもとに、AI検索時代の集客を支援しています。AI検索で自社がどう扱われているか、何から対策すべきかを知りたい方は、お気軽にご相談ください。

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「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンのもと、WEB事業、人材事業、医療事業を中心に多角的に事業を展開し、世界で一番社会貢献のできる会社を目指しています。時代の変化に合わせた新規事業を生み出しながら世界中を変革できる「世界を代表するメガベンチャー」を目指し、日々奮闘しています。

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